保定期間の長さは?

矯正治療が終わった後の保定期間とは具体的にどれくらいの長さですか?

保定期間中、天神歯科・矯正歯科では基本的にマウスピースタイプの保定装置を患者さまに装着していただきます。
日中も装着する必要がある期間は「矯正治療にかかった時間 + 半年程度」とお考えください。

保定期間が必要なわけ

矯正終了直後は歯周組織が安定していないため後戻りしやすい時期です

矯正治療で歯が動くということは、他の要因でも動いてしまう可能性があるということです。
特に矯正治療終了後すぐは歯の周辺組織が安定せず、動きやすい(後戻りしやすい)状態にあります。ですので、矯正終了後はお食事と歯磨きの時以外は常に保定装置を装着することが必要となります。
せっかく矯正治療が終わったのに…とお思いになるかもしれませんが、きれいに整った歯をキープするための大切な過程が保定期間です。保定装置をしっかりと付けていれば、後戻りはほとんど生じません。
逆に保定装置の装着を忘れたりさぼったりすることで、歯並びは徐々に変わってきます。

保定中について

保定期間中の通院について

天神歯科・矯正歯科では、経過観察のため、治療終了後の保定期間中に4回ほどの通院をお勧めしています。まずは治療終了から1ヶ月後。きちんと保定装置を使えているか、歯の後戻りの気配はないか等を確かめ、保定期間中のアドバイス等も行っていきます。問題が見られないようであれば、数ヶ月後、半年後、というように通院の間隔を伸ばしていき、およそ2年後の時点で問題が見られないようであれば、保定期間の終了目処をお伝えすることとなります。 その後もご希望があれば、メインテナンスやご相談を承りますのでお気軽にご連絡ください。保定期間中の通院費用に関しては「矯正完了後の保定装置の費用はいくら程度かかりますか。」をご覧ください。

保定装置を外すまで

保定装置はいきなりやめるものではなく、装着時間を少しずつ減らしていき、最終的に装着をやめるという形で保定を進めていきます。
舌の癖や口呼吸などの癖がある方はどうしても後戻りしやすい傾向にあるので、装着時間を減らしつつ、歯並びに変化がないか確かめながら、保定装置の終了を目指します。
後戻りの不安要素のある方は、保定期間終了後も夜間だけや1日の一定時間だけなど時間を決め保定装置を使用し続ける方もいらっしゃいます。
正しい歯並びや噛み合わせを保つことは審美面のみならず、健康面にも大きなメリットとなります。
保定期間中はそういった「財産」を守るため毎日の「ケア」を行っていると考え、装置の着用をしっかりと行ってください。


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