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受け口の原因となる低位舌ってなに?


こんにちは💗福岡県にあります 天神歯科・矯正歯科 でございます。

本日は「受け口の原因となる低位舌」とはどういうものなのかをお話していきます。

低位舌って何でしょうか??

①舌が正常な位置よりも低い位置にある状態。
②舌の側面に歯型がついていてビラビラとしている。
③いつもお口がポカンと開いている。
④発音や滑舌が悪い。
⑤くちゃくちゃ音を立てて食べる。
⑥口呼吸の方が楽で常に口腔乾燥症(ドライマウス)気味である。
⑦むせやすい。
⑧いびきをよくかく。
⑨喉が渇きやすく、喉から風邪を引きやすい。

詳しく説明していきます。

①舌が正常な位置よりも低い位置にある状態





②舌の側面に歯型がついていてビラビラとしている

低位舌の特徴は、舌を下の前歯の後ろに押し付けて下顎を押しています。従って、舌のフチに歯型の跡がギザギザとつきます。

③いつも口がポカンと開いている

低位舌は下の前歯の裏側に舌を押し付ける傾向があるので、歯並びがガタガタになったり、気道の上に舌が乗るため、気道が狭くなり、口を開けて気道を確保し口呼吸をします。

④発音や滑舌が悪い

低位舌は舌の筋力が弱いので、上顎の口蓋部に舌をつけることが難しいです。したがって、タ行、ナ行など口蓋に舌をつける発音が悪く、舌の動きが上手くいかないため、滑舌が悪いです。

⑤くちゃくちゃ音を立てて食べる

舌の筋力が弱いので、舌を丸めて食べ物の形を整えたり、口蓋に食べ物を押し付けて、潰して食べることが出来ないので、くちゃくちゃと音を出しています。

⑥口呼吸の方が楽で常に口腔乾燥症(ドライマウス)気味である

低位舌は口を閉じていると気道の上に舌が一部分乗ってしまう為、呼吸を楽にする為に口を開けて気道を確保しています。それにより唇も荒れ、ドライマウスとなり、虫歯、歯周病になりやすくなります。

⑦むせやすい

低位舌は舌の筋力と操作性が弱いために、舌を口蓋につけて飲み込む摂食嚥下が苦手です。従って食堂に上手く流せずにせきこみやすくなります。

⑧いびきをよくかく

低位舌は気道をふさぐので、睡眠中にいびきをかくようになります。

⑨喉が渇きやすく喉から風邪を引きやすい

低位舌は口呼吸になってしまうので、口が開いていることでドライマウスとなり細菌🦠やウイルスが直接喉に入り感染するために風邪を引きやすくなります。

😔低位舌は歯並びを悪くし、周囲の筋肉のバランスが悪くなるため、受け口にもなりやすく、無呼吸症候群を引き起こします。😔

💗低位舌の治療方法💗

1.MFT(口腔筋機能療法):舌、口唇、頬などの口腔顔面筋のトレーニングを行うことで舌を正しい位置に導きます。この治療法は咀嚼時、嚥下時の舌や唇の位置の改善、および呼吸をはじめとした口腔機能の改善効果も期待できます。また、舌が正しい位置に戻ると気道が広がり呼吸が楽になり、顎の位置が安定すると歯並びも安定し矯正後の後戻りを防ぎます。

ガムを使った具体的なトレーニング法を記載しますね↓

①ガムを左右の歯で均等に咬む。ー片噛みを治し、噛む力をつける為、どちらかがか噛みにくい場合、噛みにくい方で噛む練習をしましょう。


②ガムをボール状に丸める。ー舌の動きをよくするためにガムを舌を使って舌の上で丸めます。


③舌の中央にガムをのせて上あごの中央に3秒間押し付けて薄く広げるー舌の筋力をつけるために一回で行い円形に広げてください。



④舌でガムを上あごに押し付けたままつばを飲み込むーつばを飲み込んだ後はガムが三角形に伸びるのを確認して下さい。正しく飲み込めれば舌は芋虫のような動きをして、ガムは喉に向かって三角形に流れます。

💋①~④のトレーニングを一日3分以上すると効果が表れます💛
毎日頑張りましょうね。💋

2.舌小帯短縮症の方はMFTでは改善しませんので、レーザーで小帯を切る施術が必要となります。


福岡県福岡市で矯正のご相談は、天神歯科・矯正歯科へどうぞ💗おまちしております💗