裏側矯正中もできる
ホワイトニング

近年、ホワイトニングはエステサロンや自宅で気軽にできるケアとしてますます一般的になりつつあります。けれども、ホワイトニングは本来、歯科医師か歯科衛生士に認められた医療行為です。 天神歯科・矯正歯科ではドクターや歯科衛生士が自分でも使いたいと思える薬剤・機器を用い、専門知識に基づいたホワイトニングを行っています。
※ホワイトニングは自由診療(保険外診療)のため公的医療保険の適用外となります。
裏側矯正なら矯正期間中も
ホワイトニングOK
矯正治療中でも、矯正方法によってはホワイトニングは可能です。裏側矯正は歯の裏側に装置が着くので、ホワイトニングOK。マウスピース型矯正でも、アタッチメント(歯の表面につける白い突起)を付ける前、外した後でしたらホワイトニングは可能です。
天神歯科・矯正歯科の
ホワイト二ング
光照射不要のホワイト二ング薬剤使用
当院では過酸化水素40%のホワイトニング薬剤を使用。過酸化水素には歯の漂白効果がありますが、高濃度のものは、歯科医師や歯科衛生士の有資格者でないと扱えません。
当院では、歯科だからこそ扱える40%濃度のホワイト二ング薬剤を使用し、スタッフが患者さまの歯に丁寧に薬剤を塗布する「オフィスホワイトニング」を行っています。
ホワイトニング費用については料金ページをご覧ください。
オフィスホワイトニングの流れ
ホワイトニングの施術は初回はカウンセリングも含め90分程度となります(2回目以降は60分程度)。
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1ご説明・カウンセリング
治療内容や注意事項等の説明を行うと共に、患者さまのご希望等を伺います。また同意書への記入をお願いしております。
※施術に際し、虫歯や象牙質の露出等、薬剤の塗布が推奨されない部位についてはホワイトニング対象としない場合があります。 -
2写真撮影
ホワイトニング後、どのくらい歯が白くなったのかを確認するため、ホワイトニング前の歯の色を記録します。同時に患者さまがどのくらい歯を白くしたいのかを伺います。
※お口(歯)の撮影がございます。 -
3歯肉(歯茎)の保護
ホワトニング剤が歯肉に付かないよう、ジェル状の薬剤で歯肉の保護を行います。
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4ホワイトニングジェルの塗布
歯を白くするためのホワイトニング薬剤をまんべんなく塗ります。
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5ホワイトニングジェルの除去
一定時間後、ホワイトニングの薬剤を丁寧に取り除いていきます。
ご希望の歯の白さによって、薬剤の塗布と除去を数回繰り返します。
ホワイトニングの注意点
ホワイト二ングの注意点
ホワイトニングを受ける際に特に注意いただきたいのは以下の点です。ご不安・不明点がございましたら、スタッフにお尋ねください。
- ホワイトスポット(歯の白濁)は浮いて見えやすい点
- CR(コンポジットレジン)や補綴物はホワイトニングの効果が得られない点
- 処置後2〜3日は色素沈着しやすい飲食物は控える必要がある点
- 知覚過敏が生じる可能性がある点
- 処置後24時間は禁煙の必要がある点
ホワイトニングの痛みについて
知覚過敏傾向のある患者様に対してはホワイトニングによって症状が悪化する可能性があり、その場合は処置を中止することがあります。
やむを得ず処置中に症状が悪化した場合(患者様が痛みがあると言われた場合)は症状がある歯牙の薬剤を取り除いてから様子を見ます。
それでも症状が治まらなかった場合はホワイトニングの処置を中止させていただいております。
歯の黄ばむ原因は?

そもそも歯はなぜ黄ばむのでしょうか?
色素沈着や加齢が原因
歯は象牙質にエナメル質がコーティングされてできています。エナメル質自体は半透明なので、「歯の色」とはエナメル質を透過して見える「象牙質の色」です。
この象牙質の色は人によって差があり、また加齢と共に黄ばんでいきます。
エナメル質も食べ物・飲み物などの色素が沈着することでくすんでくるため、 ケアなしでは「歯の白さ」は徐々に失われていきます。
ホワイトニングの仕組み
ホワイトニング剤を用いると歯が白くなります。歯が白くなる理由のひとつは、歯へ沈着した色素が漂白されるためです。ただ、それだけではありません。ホワイトニング剤は歯のエナメル質の表面構造を変化させることによって象牙質の「黄ばみ」を隠すので、使用後には歯が「白く」なったように見えます。
ホワイトニングの効果とは?
- 歯へ沈着した色素を分解・漂白する効果
- エナメル質の表面構造を変化させ、白くマスキングをする効果

エナメル質に沈着した色素の分解・漂白
ホワイトニング剤の主成分である過酸化水素などが歯に沈着した色素を無色透明に分解してくれます。クリニックで行うオフィスホワイトニングでは歯の表面の汚れだけでなく、エナメル質自体に沈着した汚れ・色素も分解していきます。
ホームクリーニングで使用する薬剤では、この働きがメインです。
エナメル質の表面構造の変化
エナメル質が綺麗になっても、象牙質の黄ばみは変えられません。主にクリニックで使用するホワイトニング剤は活性酸素を発生させ、エナメル質の表層の構造を変ます。エナメル質表面の構造が変わることで、光を乱反射させ、歯の表面に透けて見えていた象牙質の黄ばみを隠し、「白く」見せてくれます。

実際どれくらい白くなる?
着色の度合いや歯の部位や元の色にも左右されるため、仕上がりには個人差があります。シェードガイドを基準として、ワントーン程度白くなる方が多いです。