こんにちは!天神歯科・矯正歯科でございます(*^-^*)
今日は歯並びのお話しです!
代表的な歯並びをご紹介していくので、ご自身がどの歯並びに該当するのか見てみてください(^O^)/
まずは『理想的な歯並び』からご紹介します。
目次
理想的な歯並び
理想的な歯並びにはいくつかのポイントがあります。
〇歯並びが凸凹していない
〇正中があっている
〇上下の歯が正しく噛み合っている
詳しく説明していきますね(*^-^*)
歯並びが凸凹していない
永久歯は28本(親知らずを含めると32本)あります。
お口全体を見た時に親知らずを省いた上下14本ずつの永久歯が凸凹なく綺麗なアーチ状に並んでいる状態が正しい歯並びと言われています。
歯が並んでいるアーチのことを『歯列弓(しれつきゅう)』と言います。
この歯列弓がきれいなU字型をしている状態が正しい歯並びです。
正中があっている
前歯の間のことを正中といいます。
この正中線(図:青線)が上下でぴったりあっている状態が理想とされています。
上下の歯が正しくかみ合っている
正しい奥歯の噛み合わせは上の歯と下の歯でギザギザなるようにかみ合います(図:青線)。
1歯:1歯(ひとつの歯に対してひとつ)でかみあっていたり、後ろや前、左右にずれている場合は不正咬合にあたります。
不正咬合
では、よくない歯並びはどういう状態でしょうか。
叢生(そうせい)
歯が凸凹に並んでいる状態。
歯は顎の骨に並んでいますが、顎が小さく並ぶスペースがない場合、限られたスペースに並ぶしかないため歯が重なり合ったり凸凹に並んでしまいます。
上顎前突(じょうがくぜんとつ)
いわゆる出っ歯と言われる歯並びです。
上の歯が前に突き出しており、お顔を横から見た時に口元が出て見えてしまいます。
下顎前突(かがくぜんとつ)
下の歯が上の歯より奥にある状態の歯並び。
受け口や反対咬合と呼ばれることもあります!
過蓋咬合(かがいこうごう)
前歯の噛み合わせが深く、下の歯を上の歯が覆っているような状態です。
通常、下の歯を上の歯が2~3mm程覆っている状態が正しいかみ合わせに対し、過蓋咬合の場合5mm以上覆っている状態を指します。
かみ合わせが深い方は下の歯が見えないほど上の歯が下方に並んでいる場合も。
切端咬合(せったんこうごう)
歯の先端同士がかみ合っている状態の歯並びです。
過蓋咬合と反対に、かみ合わせが浅い状態の歯並びを指します。
空隙歯列(くうげきしれつ)
歯と歯の間に隙間がある状態の歯並びです。
すっき歯と言われる歯並び。
オープンバイト
奥歯はかみ合っているが、前歯に上下間の隙間がある歯並びです。
開咬(かいこう)とも呼ばれます。
なぜ歯並びは悪くなるの?
骨格的な要因や遺伝、悪癖など様々な要因があります。
上顎前突や下顎前突などの不正咬合は、歯だけが原因ではなく骨格的な要因があることもあるので、骨格的に歯並びに影響がある場合は矯正に+αでOPEをすることもあります。
歯並びが悪いとどうなるの?
歯並びが悪いと様々な問題があります。
虫歯や歯周病のリスク
叢生といった凸凹がある歯並びは食べ物が詰まりやすかったり、どれだけ丁寧にブラッシングをしても歯ブラシが当たらないことがあります。
その場合、磨き残しによって虫歯や歯周病のリスクが高まってしまいます。
アゴの痛みや頭痛、肩こりなどの症状がでることがある
正しい位置で噛みあっていない場合、顔周りや首、肩の筋肉が常に緊張している状態です。
そのため、アゴの痛みや頭痛、肩こりといった症状が現れることがあります。
歯列矯正と聞くと、見た目の改善とイメージされる方が多いと思います。
カウンセリングに来られた方も『噛み合わせは気にしていないから見た目だけ改善できればそれでいい』とおっしゃる方がいます。
しかし、矯正の1番の目的は噛み合わせの改善になります。
正しくないかみ合わせは将来的に痛みやアゴの疲れ、対合歯を悪くすることも・・・。
見た目だけではなく、噛み合わせも考慮した矯正治療をしてくれる歯科医院で歯列矯正を行いましょう。
今日ご紹介した歯並びの中に当てはまるものはありましたか?
矯正に少しでもご興味がある方は当院の無料カウンセリングに是非お越しください(*^-^*)