こんにちは(*^^*)
福岡県の福岡市中央区天神にあります『天神歯科・矯正歯科』でございます!!
本日は「歯並びの治療に保険は適用できるの?」についてお話させて頂きます!
皆さんが歯列矯正を検討される際に気になってくるのは”費用面”だと思います(。´・ω・)
その中でも、歯列矯正に保険は適用されるのか?
詳しくご説明させて頂きます!
目次
基本的に「保険適応外」
歯列矯正は基本的に「保険適応外」となり、健康保険などの医療保険に関しても請求が出来ません。
そもそも保険診療となるものは、ケガや病気などを治す治療目的のものになります。
そのため、歯の見た目を整える歯列矯正は審美目的が含まれおり、
さらに、必ずしも治療が必要とされていない為、全額自己負担になります。
しかし、”基本的に”対象外ではありますが、例外があります。
厚生労働省が定めた条件の症例、
つまり病的な診断であれば健康保険が適応になる場合があるのです!
保険適応になる症例
・生まれつきお口の中にみられる先天性の異常
(指定された59の疾患)
・顎の大きさや形、位置などが異常と診断された顎変形症の治療の為の歯列矯正
(顎変形症による手術が必要な場合に限る)
・前歯の永久歯3歯以上萌出不全で起きる噛み合わせの異常の治療の為の歯列矯正
(埋伏歯開窓術を必要とするものに限る)
これらの条件に当てはまる症例であれば保険が適応されますが、厳しい条件となっております( ;∀;)
さらに、保険適応で歯列矯正を行える医療機関は限られており、
顎口腔機能診断施設【がくこうくうきのうしんだんしせつ】に指定されている医療機関でしか治療は行えない為、注意が必要です。
自費診療と保険診療の違い
歯列矯正では保険適用になる症状が限られてくるため、ほとんどが自費診療となります(;´・ω・)
そこで、歯列矯正における自費診療と保険診療の違いについてご説明します。
費用負担
自費診療
保険が効かないため全額自己負担となります。
費用については医院ごとに設定されていますが、およそ全体矯正であれば100万円~150万円となっております。
保険診療
保険が適応される範囲での治療のみにはなりますが、3割負担で治療が受けられます。
しかし、保険適応とされている範囲のみになるため、
治療を行う全てが保険適応になるわけではありませんので注意が必要です(._.)
治療内容
自費診療
専門の歯科医師と相談のうえ、最新の医療技術や装置で治療が行うことができ、
治療に関しても選択肢が広くあるため、保険内で受けられない治療も行うことが可能になります!
保険診療
保険内で行える範囲内のみに限定されるため、装置や治療内容に制限があります。
そのため、装置や素材、治療方針に納得がいかないこともあるかもしれません(-_-;)
治療期間
自費診療
患者様おひとりおひとりにあった装置を使い治療を行うことが可能です。
そのため、最適で最善な治療を提供できるため、保険で治療を行うよりも早く終えられる可能性が高いです。
保険診療
保険診療では様々な決まりがあり、その流れに沿って治療が行われるため、
標準的な治療期間でのご案内になります。
装置や治療方針に決まりがあるため、臨機応変に対応することは難しいでしょう;つД`)
このように自費診療と保険診療では様々な違いがあります。
一番大きな違いで行くとやはり費用面になります。
保険診療になると3割負担で済むため、装置や治療方針、期間などに特にこだわりが無ければ、費用面で選んでも問題ないかと思います。
しかし、歯列矯正を行うにあたって、”目立たない装置がいい”、”治療期間は短くしたい”などご希望がある方は
保険診療でご希望に添えない可能性が高いため、譲れない条件があれば自費診療で行うことをオススメいたします(‘◇’)ゞ
治療費を少しでも抑える方法
保険適応で歯列矯正を行うには厳しい条件があります。
そのため、ほとんどの歯列矯正は保険適応外です。
全額自己負担となってくると治療費は高額になり、費用面で歯列矯正を諦められる方がいらっしゃいます(-_-;)
しかし、皆さんはご存じでしょうか?
歯列矯正は医療費控除の対象になるということを!
医療費控除とは
1年間に支払った医療費の合計が”10万円※”を超えると受けられる控除です。
※総所得の合計が200万円未満の場合は総所得金額の5%を超えると受けられます。
こちらを受けるには、治療費を支払った翌年の確定申告で申請を行う必要があります。
給与所得のある方は年末調整を行いますが、医療費控除は年末調整では行えませんので、
ご自身での申請になります。
【所得税】
還付金については申請をされてから約1ヶ月で指定した口座に振り込まれます。
【住民税】
所得税とは違い口座に振り込まれることは無く、
翌年の住民税が自動的に減額される仕組みになっています。
医療費控除の申請だけで所得税だけではなく住民税も安くなりますので、
住民税の為に新たな申請をする必要はありません。
デンタルローン返済
当院では支払の負担を減らして頂くために、お支払い方法としてデンタルローンをご準備しております。
自費診療で100万円を超える治療費のため、費用面で諦めてしまわれるかたもいらっしゃいます(-_-;)
しかし、一括で費用をお支払いする必要はありません!!!
デンタルローンを組んで頂き、少しずつ月々で返済していくことが可能になっております(*^^*)
一括でお支払いが難しくても、分割であれば月々に分けてお支払いができますので
大きな負担にはならないかと思います!!
ローンになるので金利は発生してきますが月々、無理のない方法で支払っていくことが大事だと思います。
当院でご案内させて頂いているローン会社様では金利3.9%~になっております。
ローン会社様の中では比較的低めの金利となっているため、
手の届かなかった歯列矯正の費用も無理の無い範囲で返済していくことが可能になります!!
ローンの審査結果後の金利は固定金利となっておりますので、急にお支払い金額が変動することはございませんのでご安心ください(`・ω・´)
支払い金額に変動がないため、スケジュールを立てて返済していけるのも魅力です(^^♪
お支払い方法にご不安があれば、色々とご説明させて頂きますのでご相談ください!!
まとめ
確定申告をご自身で行って頂く必要がありますが、
治療費の一部が還付されますので、歯列矯正をされた際は必ず医療費控除を申請されて下さい!!
また、当院で治療されている患者様でまだ医療費控除の申請をされていない方は、
領収書と必要であれば診断書もお渡しさせて頂いてますので、
お気軽にお申しつけ下さい(^o^)
現在、領収書の提出は不要になっているようですが、
金額が分かるものが必要になりますので、領収書は無くさないように大切に保管しておいてくださいね(^_-)-☆
医療費控除の申請は過去5年間遡ることも出来ますので、
治療が終わっていても、申請出来る場合があります!
ほとんどの歯列矯正は保険適応外の為、全額自己負担になり、高額治療となります。
そのため、少しでも費用を抑えて頂くために医療費控除を活用して頂いて、
還付金を受け取りましょう!
デンタルローンでのお支払いの方でも申請出来ますので、
一度ご相談してみてはいかがでしょうか(*^^*)
お支払い方法のご相談もしっかりさせて頂きますので、
費用面で歯列矯正を諦めてしまわずに、一度当院の方へお越しください(^o^)/