こんにちは(^o^)/
『天神キュア矯正歯科』です!
今回は矯正中に行うゴムかけについてお話させていただきます。
歯列矯正で検索してみるとゴムかけという言葉もよく目にするかと思います。
ゴムかけは必ず行うものではありませんが、矯正の中盤~終盤にかけて使用することが多いものになりますので、
事前に知っておいた方が安心かもしれません(*^^*)
使用しない可能性もありますが、心構えしておくことも大事になります!
目次
ゴムかけをする目的
ゴムかけとは、矯正治療をサポートするための医療用の輪ゴムを使った治療になります。
使用するゴムは「顎間(がっかん)ゴム」または「エラスティックゴム」と呼ばれ、小さい輪ゴムのような医療用のゴムです。
ゴムの種類によって太さや強さが何段階にも分かれていて、
動かしたい歯や目的に応じて段階的にゴムの種類や掛け方を変更しながら、目標の歯並びや噛み合わせになるように装着・対応していきます。
ゴムの伸縮を利用することによって、歯を正しい位置へ移動させるものになります。
マルチブラケット矯正、マウスピース型矯正(インビザライン)でも使用する場合があり、メインとなる矯正装置ではできない細かな咬み合わせを調整をする目的があります。
基本的にゴムかけのゴムは、ご自身で毎日取り替えてもらいます。
お食事以外の時間はずっと使用してもらい、1日20時間を目標に使用を継続していただくので、
面倒になってゴムかけが疎かになってしまう方が多いのですが、そうすると効果が弱まって矯正期間も伸びてしまいます。
患者様の協力も必要になる重要な治療になります。
しかし必ず20時間以上というわけではなく、夜だけ使用する場合もあったり、患者様によって使用状態は異なってきます。
きちんと計画通りに歯並びを改善する為にも、ゴムかけは必ず毎日しましょう。
ゴムかけの必要性
①歯の移動を促進する
矯正装置だけではなく、矯正用のゴムを使用することで、
目標とする位置まで歯を移動させることができる力が加わります!
正しい位置へのゴムがけと毎日の取り換えにご協力が必要にはなりますが、
理想の歯並び・噛み合わせのために頑張っていきましょう!
②抜歯箇所の隙間を埋める
抜歯した箇所のスペースは埋まるのに時間がかかります(;´・ω・)
そこで、矯正用のゴムを使用し、隙間を埋めるサポートをして頂くこともあります。
矯正装置とゴムかけの両方の力が加わることで、
歯が並びやすくなり、矯正期間の短縮にもつながります!
③噛み合わせ改善
歯の移動だけではなく、噛み合わせでは細かい微調整が必要とされます。
ワイヤー矯正だけでは細かな調整が難しい場合もあるため、
微調整のためにゴムかけを使用することもあります。
微調整には欠かせないアイテムです!!
ゴムかけにはとても大切な役割があります!
ゴムを使用する症例と使用しない症例があり、人それぞれにはなります。
しかし、ゴムが必要な場合は取り換え・交換にご協力いただかなくてはなりません(-_-;)
矯正期間中のゴムがけが必要な期間も様々なため、
少しの期間で終わる方や数か月ご協力いただく方もいらっしゃいます。
面倒に思われる方もいらっしゃるかとは思いますが、
キレイになるためにしっかりと頑張っていきましょう!!
ゴムかけで大変なこと

違和感
矯正装置もつけたばかりの時は痛みや違和感があったかと思います。
ゴムかけも同様に慣れるまでは違和感が発生する可能性があります。
また、歯を動かしていくために使用するので、歯が動く痛みはゴムかけでも発生してくるため
慣れるまでに少々お時間がかかるかもしれません(-_-;)
口が開きにくい
ゴムが引っ張り合う力を利用して、歯を動かしていくため、
喋る時や口を開ける時に引っ張り合う力の影響で口が開きにくくなってしまうようです(-_-;)
食事の際は取り外して頂きますし、ゴムを付けたまま喋ることもできます。
しかし、口が開きにくいことにストレスを感じてしまうこともあるようです。
さらに、食事の後は必ず歯磨きを行い、新しいゴムを付けて頂く必要がありますが、
慣れるまでは忘れがちになってしまうようなので注意が必要です。
付け忘れ
一番大変なのは、ゴムかけに慣れるまでは付け忘れが発生してしまう事です。
食事の後はのんびりしたいかとは思いますが、
必ずゴムを付けてからお休みになられてください。
外出時も何が起こるか分からないため、予備のゴムを持ち運びましょう!!
旅行に行く際も必ず持って行ってくださいね(^_-)-☆
時間を守る
ゴムかけは基本的に1日20時間装着が必要になります。
食事や歯磨きの時間以外は付けておく必要があるため、
習慣づくまで時間がかかるかもしれません( ;∀;)
しかし、ゴムかけの時間をきちんと確保しないと、
思い通りに歯が動いて行かない可能性が出てくるため治療に影響が出てきてしまいます。
習慣づくまでは大変かと思いますが、ゴムがけにご協力お願いいたします!
ゴムかけをサボってしまった場合
治療期間や最終的な歯並びに影響を与えます
ゴムかけをしてもらうことによって最終のかみ合わせを調整していくので、
もし疎かになってしまった場合、ゴールにたどり着くまでの治療期間が長引いてしまったり、
最終的な歯並びの仕上がりにも大きく影響してきます。
ゴムかけは重要な工程
ゴムかけをサボってしまう理由として「痛みがあるため」という意見があります。
ゴムかけは噛み合わせの調整だったりを行っているのでもちろん痛みは出てきます。
そして歯を動かす痛みが出ているということは歯列矯正が順調に進んでいるという証拠です。
また、見た目だったり、口が開けづらいという方もいらっしゃいますが、ゴムで上下の歯を動かして引っ張りあっているため、どうしても不便さを感じてしまいます。
ですが、基本的には食事や歯磨きの時以外は装着した状態で生活していただく必要があります。
ゴムかけは矯正治療を成功させるためにも必要な治療になりますので、頑張りましょう。
ゴムかけの装着期間について
ゴムかけの期間には個人差があり、元々の歯並びや咬み合わせによって大きく異なってきます。
歯列矯正の最終段階の仕上げとして、短い期間だけで行う場合もあれば、治療開始から終了まで継続して使用していただくこともあります。
ゴムかけの期間が長ければ長いほど、不便に感じるかもしれませんが、この地道な努力が良い結果に繋がるということを念頭に置いていただけると幸いです。
ゴムかけに慣れるまでは平均して1~2週間ほどかかります。長くとも1カ月程です。
矯正装置を付けた頃を思い出していただければ、おおよそ1~2週間程度で装置に慣れ、しばらくすると違和感も少なくなっていたかと思います。
それと同様に地道にゴムかけを続ければ続けるほどお口がゴムに慣れてきます。
まとめ
顎間ゴムによるゴムかけは、一見地味でとても面倒な作業に思えるかもしれません。
ですが、矯正治療を計画通りに進めるためのとても重要な工程だということを忘れず、指示通りに正しく使用していきましょう!
ゴムかけを始めた時は食事がしにくかったり、痛みが出たり、歯が引っ張られることにストレスを感じる方が多いですが、1〜2週間程度で慣れてくるかと思いますのでご安心ください。
計画通りの治療期間・仕上がりにするためには、歯科医師の技術だけでなく、患者様の協力と根気も必要であることをご理解いただければ幸いです!
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