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歯茎痩せは歯科矯正で治せる?


歯周病 福岡 天神

皆さん、こんにちは!天神キュア矯正歯科です(^o^)/

歯茎が下がる状態は、「歯茎が痩せる」と表現されることがあります(´・∀・`)
この状態になると、歯茎と歯の間のスペースが広がり、歯が伸びたように感じることがあります。
冷たいものがしみるといった不快な症状が生じることもあり、気になる方も多いでしょう。
今回は、歯茎が下がったら歯列矯正できるのかを詳しくご説明いたします!

歯茎の後退(歯肉退縮)とは?その特徴とサイン

歯茎 痩せる
歯茎が下がり、痩せたように見える場合、それは歯肉退縮が進行しているサインかもしれません(;´・ω・)
歯肉退縮とは、歯茎が本来の位置よりも下がり、歯の根元が露出する状態を指します。
この状態になると、通常よりも歯の長さが目立ち、歯と歯の間に隙間ができたりして、見た目にも影響を及ぼします。
特に、歯肉の後退によって生じる三角の隙間を「ブラックトライアングル」と呼びます。
これは前歯で起こると目立ちやすく、審美面を気にする方にとって大きな悩みとなることがあります。
さらに、この隙間には食べかすがたまりやすく、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
また、知覚過敏を引き起こし、冷たいものや熱いものがしみることもあります。
症状に心当たりがある方は、早めに歯科医院で相談することが大切です(`・ω・´)

歯茎の高さは歯を支える骨によって変わる

歯茎は、歯を支える骨(歯槽骨)の上にあります。
この骨が減ると元のラインよりも下がり、それに伴い歯茎の位置も下がってしまいます。
特に、進行した歯周病では、歯槽骨が失われる「骨吸収」という症状が見られることがあります。
また、不正咬合や歯ぎしり、食いしばりなどによって特定の歯に過剰な力が加わると、骨吸収が起こるリスクが高まります。

歯茎が下がる・痩せる原因と予防法

①歯周病

歯周病 福岡 天神
細菌が歯茎の中に侵入すると、体の防御反応で歯茎に炎症が起きます。
この炎症反応によって自己の組織を壊してしまう疾患が歯周病です。
初期段階では歯茎の腫れや出血が見られますが、進行すると歯を支える骨が溶けてしまいます。
さらに進行すると、歯がぐらついたり、最終的に歯を失うことがあります。
歯周病は初期には自覚症状が少なく、気づかないうちに悪化しやすいです(>_<)
予防には、毎日の適切なケアと歯科医院での定期的な検診や歯石除去が効果的です。

②強いブラッシング・硬すぎる歯ブラシ

 

歯ブラシ 矯正 天神
毎日の歯磨きは口腔ケアの基本ですが、強く磨きすぎると歯茎にダメージを与えてすり減ってしまいます。
また、「汚れをしっかり落としたい」と思い、硬すぎる歯ブラシやサイズが合っていない歯間ブラシを過剰に使用すると、逆に歯茎を傷つけてしまうこともあります;つД`)
新しい歯ブラシを使い始めてすぐに毛先が開いてしまう場合は、歯磨きの力加減が強すぎる可能性があります。
歯磨きの際に優しく磨くことや、自分に合ったケア用品を選ぶことが大切です!

③不十分なセルフケア

自分では磨けていると思っていても、歯垢が十分に取り除けていなかったり、歯石が付いたままだったりすると、歯周病になりやすい口腔環境になってしまいます。
定期的な歯科健診が大切ですので、歯科医院で相談しながら適切なケア方法を取り入れましょう(/・ω・)/

④噛み合わせの影響

天神 矯正 噛み合わせ
正常な噛み合わせでは、左右均等に噛むことで力が分散されます。
しかし、骨格や歯並びのずれによって噛み合わせが偏ると、一部の歯に過剰な負担がかかります。
この負荷によって歯を支える歯槽骨が減少するリスクが大きくなります。
偏った噛み合わせは、矯正治療によって改善が可能です!

⑤抜けた歯をそのままにしていた

歯を失った状態を放置すると、隣接する歯に負担がかかり、歯並びが悪化することや、噛み合わせが崩れることがあります。
その結果、骨吸収や口腔環境の悪化を招きやすくなります。
そのため、欠損歯を放置せず、問題が深刻化する前に、早い段階で歯科医院での治療が必要です。

⑥歯ぎしりや食いしばりの影響

歯ぎしり 種類
無意識のうちに強い力がかかる歯ぎしりや食いしばりは、歯茎の負担を増やし、徐々に歯茎が下がる原因となります。
これを防ぐためには、ナイトガード(就寝時用のマウスピース)の使用が有効です!
市販品もありますが、歯科医院で作成するナイトガードは、個々の歯型に合わせて精密に作られるため、フィット感が良く、より効果的に歯を保護できます(`・ω・´)
そのため、歯科医院で提供されるナイトガードが推奨されます。

⑦老化・加齢

年齢 加齢 老化
年齢を重ねると、歯肉のコラーゲンや血流が減少することで、弾力や厚みが失われます。
さらに、免疫力が低下し、歯周病の悪化が進みやすくなります。
加齢による影響を完全に防ぐことは難しいですが、歯科での定期的なクリーニングや毎日のセルフケアが進行を抑える鍵となります。

下がった歯茎は歯科矯正で治る?

大丈夫 疑問 問題
矯正治療では歯並びを整えることで隙間を改善することや、歯磨きがしやすい歯並びにすること、特定の歯にかかる負担を均等に分散することなどが目的になります。
基本的に歯茎がグラグラ揺れるほど下がってる場合、歯周病などが関連しており、元の状態まで自然に回復することはありません。
歯列矯正で治すことは難しいでしょう(-_-;)
場合によっては、歯肉移植術といった外科的な処置が検討されることがあります。
この手術では、口の中の別の部分(上顎の口蓋など)から健康な歯肉を採取し、歯茎が下がった部分に移植する方法が一般的です。
しかし、外科処置には術後の腫れや痛み、治癒期間が必要であり、後戻りのリスクも考えられるため、歯科医師と十分に相談した上で、治療を検討することが大切です!

矯正治療による改善効果

①歯の移動によるブラックトライアングルの改善

矯正 リスク 歯並び
歯茎が後退することで生じる三角形の隙間を「ブラックトライアングル」と呼びます。
この三角の空間が黒っぽく見えるため、不自然な見た目になることがあります。
また、歯磨きがしづらくなることで、口腔内の衛生状態にも影響を及ぼす可能性があります。
矯正治療を行うことで、歯の位置を調整し、隙間を目立ちにくくできます。
ただし、症状によっては追加の処置が求められることがあります。
適切な治療を受けるためにも、専門医による診断を受けることが大切です。

②歯茎への負担を軽減

噛み合わせが崩れていると、一部の歯に過度な負荷がかかり、歯茎や歯を支えている骨への負担が大きくなります。
矯正治療によって歯を正しい位置に移動させることで、力が均等に分散され、歯茎や歯を支えている骨への集中した負荷を軽減できます(`・ω・´)
結果として、骨の吸収を抑える効果が期待できます!

③歯磨きのしやすさの向上

矯正 歯並び 歯磨き
歯並びが乱れていると、歯と歯の間に歯ブラシの毛先が届きにくくなり、プラーク(歯垢)がたまりやすくなります。
その影響で、歯周病のリスクが大きくなることがあります。
しかし、矯正治療によって歯が整列すると、歯と歯の間の隙間が適切になり、ブラッシングがしやすくなります。
特に、歯茎が痩せると歯と歯の間にスペースができるため、食べかすが詰まりやすく、磨き残しが多くなることから、
矯正による歯並びの改善は、お口の衛生管理をしやすくする点でも有効です(^^)/

まとめ

歯を支える骨の影響や、歯茎に傷がつくなどのさまざまな要因で、歯茎の後退が起こります(-_-;)
歯周病や噛み合わせの影響、誤ったセルフケアなど、日常生活の中で気づきにくいことが原因となることもあるため、歯科医院での定期検診を受けることをおすすめします。
歯茎の後退は、見た目に影響を与えるだけでなく、口腔の健康にも悪影響を及ぼすため、早めの対策が重要です。
歯列矯正を行うことで、噛む力の偏りが改善され、骨の減少を抑える効果が期待できます。
また、歯並びが整うことで歯磨きがしやすくなり、歯周病のリスクを軽減できます。
さらに、歯茎の後退によって生じたブラックトライアングルの目立ちにくさにもつながります。
原因や進行具合は人によって異なるため、適切なケアを行うためにも、専門医に相談し、早めに対処することが大切です。
歯並びや噛み合わせに関するお悩みがある方は、お気軽に当院のカウンセリングへご相談ください(^o^)/

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