こんにちは☺
福岡県の福岡市中央区にある天神歯科・矯正歯科です🦷✨

本日は「歯列矯正で使うブラケットって何？」についてお話させて頂きます。
歯列矯正の治療を始めると、歯に装置を装着します。
歯列矯正は大きく分けてマウスピース矯正とワイヤー矯正の2種類あり、
”ブラケット”はワイヤー矯正には欠かせない装置になります。

ブラケットとは

ブラケットとはワイヤー矯正で歯の表面に付けるボタンのような装置です。
そのブラケットにワイヤーを通し、歯に力を加えることで歯は動いていきます！

よくブラケットという装置は歯の中央に付けると思われている方も多いですが、そうではありません。
装置を付けるひとつひとつの歯の軸や隣の歯との向きに合わせた微調整が必要になってきます。

ブラケットを使用する矯正方法

ブラケットはワイヤー矯正で使用するとお話させて頂きましたが、
ワイヤー矯正はこのブラケットが付く場所によって矯正方法が異なります。

表側矯正

まず、一番認知度が高いのが表側矯正かと思います。
歯の表面にブラケットを装着し、歯を動かしていく矯正方法です。
歯の表側に装置が付くので人目につきやすいです💦
目立つことを気にされない方であれば問題ありませんが、
目立ちたくない方は避けられた方がいいかもしれません😓

しかし、装置が表側についているため、食べ物が引っかかったり、詰まったりしても鏡を見ながらであれば、しっかりと落とすことができるというメリットもあります。
歯列矯正は虫歯にならないことも大切ですので、歯磨きなどのお手入れも頑張って頂きたいと思います！

ハーフリンガル

次にハーフリンガルという矯正方法です。
こちらはあまり聞いたことのない矯正方法かと思います。
上顎は歯の裏側に、下顎は歯の表側にブラケットを装着します。
基本的に笑った時など、人は上の歯の方が見える部分が多いので、
見える上の歯に裏側に装置を付けることで、表側矯正よりも目立たなくすることができます😋

裏側矯正

最後に裏側矯正です。
こちらは上下の歯どちらとも裏側に装置を付ける方法です。
表側矯正やハーフリンガルとは違い、見えない裏側に装置が付いているため、目立つ心配がありません。
目立ちたくない方にオススメです！

ワイヤー矯正のメリット

歯列矯正は大きく分けて2種類あり、本日紹介させて頂いたワイヤー矯正とマウスピース矯正があります。
マウスピース矯正と比較して、ワイヤー矯正のメリットをご紹介させて頂きます！

①治療期間が短い

ワイヤー矯正は歯を大きく動かすことを得意としており、個人差もありますが、
おおよそ1年半～2年ほどで治療が終了します😲

②症例範囲が広い

歯を大きく動かすことができるため、マウスピース矯正とは違い、
ほとんどの歯並びが矯正治療の適応となります！

③自己管理が不要

ワイヤー矯正は約月に1度の来院をお願いしておりますが、
ワイヤーの調整や交換はこちらで行う為、マウスピースの様にご自身で装置を入れ替えてもらうことはありません。
症例によってはゴムかけの協力をお願いすることはありますが、
マウスピース矯正ほどの自己管理能力は必要ありませんのでご安心ください😋

ワイヤー矯正のデメリット

次にワイヤー矯正のデメリットも紹介させて頂きます。
どんなものにもメリット、デメリットはありますので、理解したうえでお選び頂くことをオススメ致します！

①痛みが強い

マウスピース矯正とは違い歯を大きく動かしていくため、その分痛みというものがマウスピース矯正よりもあります😓
しかし、どの矯正方法でも歯を動かしていくので、歯が動く痛みは必ずあります🙁
痛みが強い分大きく歯が動いているので、その分マウスピース矯正よりも早く終わることが可能なのです！

②歯磨きがしづらい

歯に装置が直接ついており、取り外すことができない為、慣れるまでは歯磨きがしづらいかもしれません。
磨きづらいですが、磨き残しがあると虫歯になってしまうリスクが高くなってしまいますので、お気をつけください😖

③装置によっては目立つ

表側矯正やハーフリンガルは装置が表側についているので、
透明なマウスピースより目立ってしまいます。

まとめ

ワイヤー矯正で使用するブラケットについてお話させて頂きましたが、いかがでしたが？🧐
基本的な装置は一緒ですが、付ける箇所によって方法が変わってきますので、
どんな装置がいいのか、希望があればカウンセリング時に是非お話下さい😋