こんにちは!天神キュア矯正歯科です(^o^)/
出っ歯(上顎前突)は、上の前歯が下の前歯よりも前に出ている状態です。
口元がふくらんで見えるため、見た目にマイナスなイメージを与えることもあります(-_-;)
今回は、出っ歯を治療するワイヤー矯正の特徴やメリット・デメリットを詳しく紹介します!
出っ歯(上顎前突・オーバージェット)とは?
出っ歯は、下の前歯に対して上の前歯が相対的に前に出てしまうことが原因で生じます。
この症状は、前歯や上顎が通常より前方に位置していることが特徴です。
「オーバージェット」や「上顎前突(じょうがくぜんとつ)」と呼ばれます。
見た目の不調和だけでなく、しっかり噛めないことや、顎や歯に負担をかけてしまうこともあります。
また、言葉の発音がはっきりしないなど、日常生活に支障をきたすことがあります。
出っ歯になる原因とは?
遺伝

- 親から受け継いだ歯並び
出っ歯は遺伝的な要因が大きいとされています。親や祖父母が出っ歯の場合、その特徴を引き継ぐ可能性が高いです。 - 骨格の問題
遺伝的要素が顎の成長や発達に影響を与えることがあります。顎の大きさや形状によって歯並びが決まるため、出っ歯になりやすい場合があります。
癖や習慣

- 指しゃぶり・口呼吸
幼少期に指しゃぶりをしていたり、口呼吸をしていると、前歯が押し出されて出っ歯になることがあります。 - 舌癖
舌が歯に押し付けられるような癖があると、歯の位置が前に傾いてしまうことがあります。 - 食生活
柔らかいものばかり食べていたり、前歯で噛む癖などがあると顎の成長が妨げられ、骨格のバランスが崩れてしまうことがあります。
ワイヤー矯正の種類と選び方のポイント
表側矯正
歯の表面にブラケットと呼ばれる小さな装置を装着し、そこにワイヤーを通し、引っ張る力で歯並びを調整します。
最も一般的に行われている矯正方法で、さまざまな症例に対応可能ですが、目立つことが難点です。
気になる際には、ワイヤーとブラケットを白いものに変更もできます。
ただし、装置の種類を変えるとコストがかかる場合があります。
裏側矯正(舌側矯正)
歯の裏側にブラケットを取り付けるため、口元の印象を変えずに治療を進めることができます。
装置が取り付けられた方向へ動かしやすいため、特に出っ歯の治療に適しています。
装置を取り付けたばかりのときは違和感を覚えることがありますが、数日で慣れることがほとんどです。
見た目を変えずに治療できるため、人気の高い治療法です。
ハーフリンガル矯正
目立ちやすい上の歯の裏側にブラケットを装着し、下の歯には表側にブラケットを装着する方法です。
裏側矯正よりも費用を抑えられ、目立ちやすさも軽減します。
ワイヤー矯正による出っ歯の改善効果
ワイヤー矯正は、歯を適切な位置に動かす力をコントロールしやすいため、前歯を引き込む治療にも効果的です。
特に、抜歯が必要なケースでは、抜歯後のスペースを活用して歯をしっかり後退させられるため、口元のバランスを整えやすくなります。
ただし、顎の骨格がずれている場合は、歯だけの移動では十分な改善が難しいことがあります。
そのようなケースでは、外科的処置を併用することが検討されます。
自分に最適な方法を選ぶためには、事前に精密検査を受けて歯科医師の診断を受けることが大切です!
ワイヤー矯正の利点
①重度の歯並びでも対応可能
大きな歯の移動が必要な治療にも対応できます。
出っ歯のケースでは、前方に突出した前歯を後方へ下げることで、口元の突出感を改善する効果があります。
治療期間はかかりますが、治療後の安定性が高いとされています。
②機能性の改善ができる
噛み合わせの改善にも効果があるため、食事や会話がより快適に行えるようになります。
正しい噛み合わせが整うことで、歯や顎にかかる負担が減少し、歯周病や虫歯の予防にもつながります。
③精密な調整
1本1本の歯にブラケットを取り付けて歯を動かすため、精密な調整が可能です。歯並びや噛み合わせを理想的な形に整えることができます。
ワイヤー矯正の欠点
①装置が目立つ
従来のワイヤー矯正は、ブラケットやワイヤーが歯の表面に取り付けられているため、口を開けたときに目立ちやすいことが欠点です( ;∀;)
特に人前で話す際に気になる方も多いでしょう。
装置を見えないようにしたい方は、裏側矯正(舌側矯正)を検討すると良いでしょう(^^)/
②一時的に違和感がある
ワイヤー矯正を開始すると、歯に力がかかることで、数日間は違和感や痛みを覚えることがあります。
これは、歯が動き始める際のサインでもあり、一時的なものです。
長くても1週間程度で慣れることがほとんどです(´・∀・`)
③歯磨きが難しい
ブラケットとワイヤーが歯に取り付けられているため、装置の周りに食べカスや歯垢が残りやすくなります。
歯磨きを通常よりも念入りにする必要があります。
小さい歯ブラシやマウスウォッシュなどを取り入れ、矯正中の口腔衛生を保つことが重要です。
これにより、治療後に健康な歯と歯茎を維持することができます。
ワイヤー矯正と他の矯正方法の違いを比較
マウスピース型矯正(インビザライン)との比較

マウスピース型矯正(インビザライン)
マウスピースを装着することで歯を動かすため、決められた時間以上装着しなければ十分な効果が得られません。
装置の管理も必要で、食事や歯磨きのたびに取り外して洗浄しなければなりません(>_<)
また、適応できる症例は軽度から中等度の歯列不正に限られ、重度の症例には対応が難しいことがあります。
ワイヤー矯正
基本的にブラケットが直接歯に接着されて、完了まで固定されているため、装着時間を意識する必要がなく、治療が継続的に進められます。
対応できる症例も幅広く、軽度の歯並びの乱れから抜歯が必要な症例まで適応可能です。
装置の管理面では、取り外しの手間はありませんが、装置の周りを丁寧に歯磨きする必要があります。
セラミック矯正との比較
セラミック矯正
セラミック矯正は、歯を削ってセラミックの被せ物を装着し、見た目を整える治療法です。
主に審美性の向上を目的としており、噛み合わせの調整には適していません。
また、健康な歯を大きく削る必要があるため、場合によっては神経を除去するケースもあります。
さらに、被せ物の下で虫歯が進行すると追加の治療が必要になり、最悪の場合は抜歯に至るリスクもあるため、長期的な影響を考慮した方がよいでしょう。
ワイヤー矯正
ワイヤー矯正は、歯そのものを少しずつ動かして正しい位置へ導く治療法です。
天然歯を削ることなく歯並びを整えられるため、歯への負担を最小限に抑えながら治療を進められます。
また、歯並びとともに噛み合わせも調整できるため、咀嚼や発音機能の向上が期待できます。
さらに、歯が正しい位置に並ぶことで歯磨きがしやすくなり、虫歯や歯周病の予防にもつながります。
まとめ
出っ歯は、前歯だけが前方に傾斜していたり、歯列全体が前にずれて前歯が突出していたりするケースもあります。
ワイヤー矯正は、難しい出っ歯の症例でも、効果的な治療方法となることが多いです!
治療には一定の期間と調整が必要ですが、その分仕上がりが美しく、安定しやすいため、大きな成果が期待できます(^^)/
出っ歯が気になる方は、できるだけ早めに矯正治療を始めることで、より良い噛み合わせと健康的な口腔環境を整えやすくなります。
また、裏側矯正(舌側矯正)なら装置が隠れるため、見た目を気にすることなく治療を進められます。
矯正を検討されている方は、まずは当院のカウンセリングへお気軽にご相談ください(^o^)/
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