歯並びは便秘の原因になるの？ - 天神キュア矯正歯科

こんにちは！
天神キュア矯正歯科です(^o^)／
「硬い便が出る」「排便した後もスッキリしない」などの便秘の症状に悩む方は少なくありません。
実は、歯並びが便秘と関係している可能性があるのをご存じでしょうか(。´･ω･)?
今回は、歯並びが便秘にどのように影響するのかを詳しく解説します！

便秘の主な症状

便秘が長引くと腸内環境の悪化や体調不良につながるため、以下のような症状がある場合、早めの対策が大切です(`･ω･´)

排便回数が少ない（3日以上排便がない）
便が硬く、排出しにくい
強くいきまないと便が出ない
排便後の残便感がある
お腹の張りや不快感を感じる
ガスがたまりやすく、おならが増える
腹痛やお腹の重さを感じる
肌荒れや吹き出物ができやすい
食欲不振や胃もたれを感じる
気分が落ち込みやすく、集中力が低下する

「噛み合わせ」と「便秘」の関係

食生活の乱れや運動不足が便秘の原因としてよく知られていますが、「噛み合わせ」も関係している可能性があります。
噛み合わせが乱れていると、気づかぬうちに便秘を招いてしまうことがあります(-_-;)
以下に、噛み合わせと便秘の関係について詳しく解説します！

消化機能の低下

上下の歯がうまく噛み合わないと、食べ物を十分に細かくできないため、胃や腸に負担がかかります(;´･ω･)
また、噛む力が均等にかからないことで唾液の分泌が減少することもあります。
唾液は消化の重要な役割を担っており、分泌量が不足すると食物の処理が遅れてしまいます。
さらに、食べ物がしっかりと噛めないまま腸に届くと、消化不良の状態になりやすく、腸内環境の悪化を招くことがあります。
特に、出っ歯や受け口などでは、骨格や歯並びのずれが噛み合わせに影響を及ぼしていることがあります。
噛み合わせが正常な位置に整うことで、噛んでいなかった部分や、過剰に噛んでいた部分が改善されます。
左右均等に噛むことができるようになると、咀嚼機能が向上し、消化がスムーズになります。

自律神経の乱れ

噛むことは消化を助けるだけでなく、自律神経のバランスを整える役割もあります。
噛み合わせが乱れると、特定の筋肉に負担がかかり、ストレスや自律神経の乱れを招くことがあります。
その結果、腸の働きが低下し、便秘を引き起こす可能性があります。
噛み合わせを改善することで、顎や顔周りの筋肉の緊張が和らぐことや、無意識のうちにている歯ぎしりや食いしばりの軽減が期待できます(‘ω’)ノ
その結果、自律神経が整いやすくなり、腸の働きが改善することが期待できます！

腸の働きを悪化させる習慣とは？

便秘は、生活習慣の乱れや体の機能が低下することで引き起こされます。
以下のような要因が当てはまる場合、便秘のリスクが高くなるため、改善に向けて意識的に取り組むことが重要です！

①不規則な生活習慣・ストレス

夜更かしや不規則な食生活が続くと、腸のリズムが乱れ、排便のタイミングが安定しにくくなることがあります。
また、ストレスを感じると交感神経が活発になり、腸の動きが抑制されやすくなります。
毎日同じ時間に起床・就寝し、リラックスできる習慣を作ることが大切です(^^)

②食習慣の影響

毎日の食事が便秘に関連することがあります。
食物繊維が不足すると、便の量が減り、便通が悪くなります(-_-;)
また、水分が足りていないと便が硬くなってしまいます。
さらに、消化に時間がかかる食べ物を多く食べすぎると、胃腸に負担をかけ、腸内環境を悪化させてしまうことがあります。
適度な水分補給や、栄養バランスに配慮した食生活を心がけましょう(>_<)

③加齢による機能低下

年齢を重ねると、体の衰えに伴って腸の活動や排便に必要な筋力が徐々に低下することがあります。
また、特定の病気や服用している薬の副作用によっても影響を受けることがあります。

④運動不足

運動不足は体の機能を低下させ、排便を助ける腹筋の力が弱くなります。
その結果、便秘が起こりやすくなります。
適度な運動を取り入れることで予防することが重要です。

⑤排便の我慢

仕事や学校、外出時などで便意を我慢する習慣がつくと、腸の反応が悪くなり、便秘が慢性化することがあります。
排便を我慢すると便が硬くなり、さらに出にくくなるため、できるだけ早めに排せつすることが大切です。

噛み合わせの不具合が招く体の不調

普段の生活の中で、「なんとなく体がだるい」「肩こりがひどい」「胃腸の調子が悪い」などの不調は、
ストレスや生活習慣の乱れが原因と考えられがちですが、実は「噛み合わせ」が関係していることもあります(◎_◎;)
噛み合わせの乱れは単に歯並びの問題にとどまらず、体全体の健康にも影響を及ぼすことがあります。
以下に噛み合わせの不具合に関連する体の不調について説明します！

①顎関節症

噛み合わせに問題があると、顎や筋肉に負担がかかり、顎関節症を引き起こすことがあります。
その結果、口の開閉時に痛みや違和感が生じたり、顎がスムーズに動かなくなったりすることがあります。

②肩こり・頭痛の原因

噛み合わせのずれは首や肩の筋肉に過剰な負担をかけるため、慢性的な肩こりや頭痛を引き起こすことがあります。
特に、長時間同じ姿勢を続けることが多い人は、噛み合わせの影響を受けやすくなります。

③姿勢のゆがみ

噛み合わせが乱れると姿勢のバランスが崩れ、猫背になったり、片方の肩が下がったりすることで、体全体にゆがみが生じることがあります。
その結果、腰痛や肩こりが悪化しやすくなるため、全身の不調につながる可能性があります。

④口呼吸

歯並びが悪いと口が自然と開きやすくなり、口呼吸の習慣がつきやすくなります。
口呼吸が続くと、口の中が乾燥して細菌が繁殖しやすくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
また、気道が狭くなりやすいため、いびきをかきやすくなり、睡眠の質が低下したり、風邪を引きやすくなることもあります。

便秘によるリスク

①お腹が張る・腹痛

便が腸内にたまることで腸が膨らみ、お腹の張りや痛みを引き起こすことがあります。
重症化すると腸閉塞のリスクも伴い、下腹部の不快感や腹痛に加え、吐き気や嘔吐などの症状が現れることもあります。
さらに、便秘が長引くと、食欲不振につながる恐れもあります。

②肌のトラブル

便秘が続くと、ニキビや肌荒れ、くすみの原因となり、肌の新陳代謝が低下することで乾燥やごわつきが生じることもあります。
腸内環境を整えることは、美しい肌を保つためにも重要です。

③腸内環境の悪化

便が長く腸にとどまることで、有害物質が発生し、腸内の悪玉菌が増加します。
これにより、さらに便秘が悪化する悪循環を引き起こします。

④痔や大腸疾患のリスク

便秘による排便時の強い負担が肛門にダメージを与え、痔を招くことがあります。
さらに、便秘が慢性化すると、大腸の病気が潜んでいることも考えられます。

⑤太りやすい

腸内にたまった脂肪や糖分が再吸収され、皮下脂肪が増えることがあります。
また、腸の働きが低下すると基礎代謝が落ち、エネルギー消費が減少するため、結果的に太りやすい体質になってしまいます(;´･ω･)

⑥精神的な負担を感じやすい

便秘が続くとお腹の不快感や疲労感が増し、ストレスを感じやすくなります。
これが原因で自律神経が乱れ、気分の落ち込みやイライラが生じることもあります。
慢性的になると、精神的な負担が大きくなる可能性もあります。

まとめ

歯並びと便秘は一見関係がないように思われがちですが、消化不良やストレスが影響し、便がスムーズに出ないことがあります。
実は、このような問題の一因として、歯並びが関係していることもあるのです(+o+)
そのため、便秘のお悩みがある方は、歯並びの改善を視野に入れてみるとよいかもしれません。
噛み合わせを整えることで、改善につながる可能性があります。
また、規則正しい生活や運動、偏った食習慣の見直しも大切です。
歯並びや噛み合わせに関してお悩みの方は、ぜひ当院のカウンセリングにお越しください(^o^)／