こんにちは(*^^*)
福岡県の福岡市中央区にある『天神歯科・矯正歯科』です(^o^)/
「寝ている間の歯ぎしりが気になる…」
「歯ぎしりで歯が削れてしまうってホント?」
「歯ぎしりの原因を知って改善したい」
睡眠中の歯ぎしりは、自分では気づきにくいものです。
しかし、歯や顎に大きな負担をかけるだけでなく、頭痛や肩こりなどを引き起こす可能性も(>_<)
原因はストレス、睡眠の質、歯並びやかみ合わせなど、さまざまです。
今回は歯並び・噛み合わせを中心に歯ぎしりについて解説します!
歯ぎしりが気になる方は、ぜひ参考にしてください(*^^)v
目次
歯ぎしりとは
歯ぎしりとは、睡眠中に無意識に歯を擦り合わせたり、食いしばったりする行為のこと。
ギリギリと大きな音が鳴ることもあれば、音もなく歯を擦り合わせる場合もあります(´・∀・`)
眠りが浅い時、無意識に頬の筋肉に力が入ってしまうことで発生します。反対に熟睡していると筋肉の動きが制御される為歯ぎしりは発生しません。
睡眠時の歯ぎしりの原因
睡眠時の歯ぎしり、実は原因ははっきりとは解明されていません。
しかし、以下のような要因が考えられています。
精神的なストレスがある
現代社会では、仕事や人間関係、将来への不安など、さまざまなストレスにさらされています。
ストレスを感じると自律神経のバランスが崩れ、睡眠中に歯を食いしばったりギリギリと音を立ててしまうことがあります。
特に、日中に強いストレスを感じている人や緊張しやすい人は、歯ぎしりをしやすいです。
睡眠の質が低い
眠りが浅いと脳が完全に休息モードに入らず、歯ぎしりが起こりやすくなることがあります(;´・ω・)
睡眠時無呼吸症候群など、睡眠障害がある人は、歯ぎしりの頻度が高くなりがちです。
また、寝る前にカフェインを摂取したり、アルコールを飲んだり、
寝る直前までスマホを触ったりするのも睡眠の質を低下させるため注意しましょう。
歯並びや噛み合わせが悪い
歯並びが悪い、噛み合わせが合わないなど、お口の中の状態も歯ぎしりに影響することがあります。
歯並びや噛み合わせがわるい状態は、一部の歯に負担がかかりやすくなります。
それを解消しようとして、無意識に歯を擦り合わせてしまうことがあるのです。
歯ぎしりの種類
「歯ぎしり」と聞いて、どんな音を思い浮かべますか?(。´・ω・)?
多くの人は、ギリギリと歯を擦り合わせる音を想像するのではないでしょうか。
実は、歯ぎしりは大きく分けて3つの種類があるのですΣ(・ω・ノ)ノ!
ここでは、歯ぎしりの種類を紹介します。
1.グラインディング(ギリギリ型)
皆さんが想像されている歯ぎしりです。
上下左右に歯を擦り合わせ、ギリギリと音を立てるのが特徴です。
歯がすり減ったり、欠けたりしやすくなるだけでなく、周りの人に気づかれやすく、睡眠を妨げてしまう可能性もあります。
2.クレンチング(食いしばり型)
音を出さずに、ぐっと歯を噛みしめるタイプの歯ぎしりです。
ギリギリ型と比べて周囲に気づかれにくいのが特徴ですが、歯に強い力がかかるため、歯が割れたり、顎関節症を引き起こしたりするリスクがありますΣ( ̄ロ ̄lll)
自分では気づきにくいので注意が必要です。
3.タッピング(カチカチ型)
上下の歯をカチカチと叩きつけるようにする歯ぎしりです。
比較的まれなタイプでギリギリ型や食いしばり型に比べてあまり多く見られません。
しかし、歯や顎関節への負担が大きいため注意が必要です(-_-;)
歯ぎしりによる影響
歯ぎしりを放置すると、さまざまな悪影響を招く可能性があります。
まず、歯ぎしりによって歯がすり減ったり、欠けたりすることがあります。
重症化すると歯の神経が露出してしまい、激しい痛みを感じることも( ;∀;)
また、歯の表面のエナメル質が削れてしまうと知覚過敏になり、冷たいものや熱いものがしみやすくなることも考えられます。
さらに、歯ぎしりは顎関節にも大きな負担をかけます。
顎関節症になると口を開け閉めする際に痛みを感じたり顎から音が鳴ったり、口が開きにくくなるといった症状が現れます。
歯や顎への影響だけでなく、歯ぎしりは全身にも悪影響を及ぼす可能性があります。
歯ぎしりで頭や顔の筋肉が緊張することで、頭痛や肩こり、首こりを引き起こすことがあります。
また、また、全身の痛みにより身体を癒すことができず、ストレスが溜まっていき、
眠りが浅くなるといった悪循環になってしまいます。
歯ぎしりはさまざまな体の不調を引き起こす可能性があるのです。
「もしかして、自分も歯ぎしりしているかも…?」と感じたら、早めに歯科医院を受診しましょう( ´∀`)b
歯並びと歯ぎしりの関係
歯並びや噛み合わせが良い状態であれば、上下の歯がしっかりと噛み合い、顎や周りの筋肉への負担も少ない状態です。
しかし、歯並びが悪い、あるいは噛み合わせがずれていると顎や顔の筋肉に余計な負担がかかり、
その緊張を解消しようと無意識に歯を擦り合わせてしまうことがあります。
これが歯ぎしりの原因となるのです。
たとえば、出っ歯や受け口、叢生などは、噛み合わせのバランスを崩し、歯ぎしりのリスクを高める可能性があります。
さらに、歯ぎしりは歯並びを悪化させる可能性も。歯ぎしりによって歯に強い力が加わることで、歯が傾いて噛み合わせがさらにずれてしまうことがあります。
その結果、歯並びがガタガタになったり、顎関節症のリスクが高まったりすることも考えられます。
歯列矯正で歯ぎしりは改善できる?
歯ぎしりの原因は明確にはなっていませんが、ストレスが一番の原因だとされています。
そのため、歯ぎしりを改善するには、ストレスの根本原因に対処することが重要です。
ストレスの原因はさまざまですが、実は歯並びや噛み合わせもその一つ。
歯並びや噛み合わせが悪いと、顎や顔の筋肉に負担がかかり、頭痛、肩こり、腰痛などを引き起こすことがあります(;゚Д゚)
その結果、眠りが浅くなり身体を癒すことができず、ストレスが溜まっていく一方です。
つまり、歯並びや噛み合わせの悪さが、ストレスを増幅させ、歯ぎしりを悪化させている可能性もあるのです。
改善することでストレスが溜まることなく生活ができれば、ストレス性の歯ぎしりは減る可能性はあります。
歯ぎしりの原因であるストレスの素を一つ一つたどっていき、「歯並びや噛み合わせが原因かな?」と思われた際は歯列矯正を行うことで改善されるかもしれません。
歯列矯正には、ワイヤー矯正やマウスピース型矯正など、様々な方法があります。
あなたの歯並びやライフスタイルに合った方法を歯科医師と一緒に探してみましょう!
また、どのような原因で歯ぎしりが引き起こされているのかは、歯科医院での検査が必要になります。
矯正歯科を提供している歯科医院では、カウンセリングや相談できる機会を設けていることも多いため、気軽に問い合わせてみましょう(^o^)/
まとめ
現代社会では、さまざまな体の不調の原因をストレスのせいにすることが多いかもしれません。確かに多くの人がストレスを抱えて生活しているのは事実です。
ストレスを完全に無くすことは難しいかもしれませんが、原因が分かっているストレスであれば、積極的に改善していくべきです。
また、歯並びが悪いと顎や顔の筋肉に負担がかかり、その緊張を解消しようと無意識に歯を擦り合わせてしまうこともあります。
歯並び・噛み合わせを改善することで、ストレスや歯ぎしりも改善されるのであれば、一石二鳥ですよね(^_^)v
もし、歯並びが悪く歯ぎしりに悩んでいる方は、ぜひ一度、当院にご相談ください☆彡
専門的な視点から、あなたのお悩みに寄り添った治療プランをご提案いたします!