こんにちは(^^)/
天神キュア矯正歯科でございます!!
「歯並びを治したいけど、矯正すると虫歯になりやすいって聞いたことがあるから治療することに不安を感じる」
「せっかくキレイな歯並びを目指しているのに虫歯になったら本末転倒な気がする…」
こんなお悩みを抱えている方はいませんか?(。´・ω・)?
天神キュア矯正歯科でもこのような不安を抱かれる患者様が多くいらっしゃいます。
矯正治療をしたいけど虫歯になりやすい体質の方にとって、矯正を始めることは大きな決断と勇気が必要ですよね(‘ω’)
そこで今回は、矯正治療と虫歯の関係について科学的根拠に基づいて解説をするとともに、虫歯のリスクを最小限に抑える方法について紹介していきます!
本記事を通して、あなたの悩みが解消するキッカケにつながればうれしいです!
目次
矯正治療を始めると虫歯になると言われている理由
矯正治療中に虫歯になるリスクがあるという話は、単なる噂ではなく根拠のある事実に基づいています。
その理由として、矯正を始めると装置を使用することから通常の歯磨きよりも口腔ケアが難しくなるという背景があるからです。
特に装置の周りには食べ物のカスが溜まりやすく、それが虫歯の原因となる細菌の温床になる可能性があります。
歯科医学の研究によれば、矯正治療を受けている患者の約30%は治療期間中に新たな虫歯をつくるというデータがあり、証明されています。
ただし、この結果は適切な口腔ケアをしていないことが前提の場合の統計であることから、
しっかりとした予防策を講じることで、虫歯のリスクを大幅に低減させることは十分可能です!
矯正治療中に虫歯になるメカニズムとは?
そもそもの話ですが、なぜ「装置があるから歯磨きしづらい→虫歯になる」のでしょうか?(。´・ω・)?
ここでは、より詳しく矯正治療中に虫歯になるメカニズムについて解説していきます。
矯正治療中は歯磨きがしづらいといわれる理由
矯正装置、特にブラケットやワイヤーがある場合、取り外しができないため装置がある状態で歯磨きすることになります。
異物が口腔内にあることで、歯ブラシの毛先が適切な部分に当たらず、結果的に汚れを取り切れないまま細菌が蓄積→酸を産出→虫歯をつくる工程へと変化していくのです(-_-;)
また、矯正装置により口内の刺激が増えると唾液の分泌量に変化が生じることがあります。
唾液には口内を中性に保ち、初期虫歯を修復する働きを担いますが、その分泌バランスが崩れることで虫歯のリスクが高まることが考えられるでしょう。
装置周辺の食べカスが招くリスク
矯正装置の周囲には食べカスが残りやすく、特に糖分を含む食品の残りは危険です。
ブラケットやワイヤーの隙間に食べ物が挟まると、通常よりも長時間そのまま残りやすくなり、結果的に細菌が糖分をエサにして酸を産出するようになります。
酸は歯の表面であるエナメル質を溶かす働きをもつため、このサイクルが続けば虫歯ができやすい体質になってしまうのです。
【矯正治療別】虫歯になるリスク度
矯正装置があることで、いつもより虫歯になるリスクが発生することがおわかりになったと思います。
しかし、矯正方法によって虫歯になるリスク度は異なります。
それぞれの特徴と注意点を抑えておきましょう!
マウスピース型矯正のリスクと対策
マウスピース型矯正は、取り外し可能な透明のマウスピースを使用した矯正治療です。
食事や歯磨きの際に取り外せるため、通常のオーラルケアができます。
リスク度:★★☆☆☆(低~中)
◆対策
- マウスピース装着前の歯磨きを徹底する
- マウスピース自体の清潔な管理と定期的な洗浄
- 飲食後すぐにマウスピースを装着しないように注意する
- マウスピース内に唾液が溜まることによる酸性環境を防ぐため、定期的に水分を摂取する
ワイヤー矯正(表側矯正)のリスクと対策
ワイヤー矯正は、最も認知度が高く一般的な矯正治療で知られている方法です。
歯の表側にブラケットやワイヤーを装着していくため、見える場所に食べ物が挟まりやすく清掃が難しいという特徴があります。
リスク度:★★★☆☆(中~高)
◆対策
- 矯正用の歯ブラシや歯間ブラシを使って丁寧に清掃する
- ウォーターピックなどの水圧を利用した洗浄器具を活用する
- フッ素配合の歯磨き粉の使用
- 食後すぐのうがいや歯磨きの習慣化
裏側矯正(舌側矯正)のリスクと対策
裏側矯正(舌側矯正)は、歯の内側(舌側)に装置を装着する矯正治療です。
見た目には目立ちませんが、内側は唾液が溜まりやすい場所であり、同時に清掃が最も困難な部位でもあります。
リスク度:★★★★☆(高)
◆対策
- 専用の角度がついた歯ブラシを使用する
- 歯間ブラシやタフトブラシを併用する
- 定期的に専門的クリーニングを受ける回数を増やす
- 歯科医師、歯科衛生士から専門的な歯磨き指導を受ける
矯正中に虫歯が発生したときの対処法
もし、矯正治療中に虫歯を見つけてしまったら、どのようなステップを踏めばいいのか気になりますよね(>_<)
ここでは虫歯を発見した場合の流れを紹介します!
虫歯を早期発見するポイント
矯正中は、特に虫歯の早期発見が重要です。
以下のサインに注意しましょう!
- 特定の歯にズキッとした痛みを感じる
- 冷たいものや甘いものがしみる
- 歯の表面に白っぽい斑点や黒っぽい部分がある
- 以前よりも口臭が強くなった
これらの症状が1つでも当てはまると感じたら、すぐに担当医に相談しましょう!
定期的な検診で指摘される場合もあるため、予約をスキップしないことも大切です。
治療の選択肢と流れ
矯正中に虫歯が見つかった場合、初期虫歯であれば矯正中に治療することが一般的です。
ただし、中~重度の虫歯の場合は、一旦矯正治療を中断して虫歯治療をする場合が多いことから、そのぶん矯正期間も長引いてしまう懸念点があります。
- 状況把握、評価:虫歯の進行度合や場所を確認
- 装置の一時的な調整:必要に応じてブラケットやワイヤーを一部取り外す
- 虫歯治療:通常の虫歯治療の実施
- 矯正装置の再装着
治療の流れを見てもおわかりのように、何事も早期発見が大切です。
虫歯予防も必要ですが、違和感や異変を察知したら早めに担当医に相談しましょう!
矯正治療中に虫歯をつくらない予防策
もちろん、矯正中だからといって必ずしも虫歯になるわけではありません。
適切な予防策をすることで、矯正中でも虫歯をつくらずにすることは可能です。
虫歯を予防するために効果的な方法を紹介します。
日常的にできるセルフケア法
専用ブラシの活用

- 矯正用歯ブラシ:ブラケット周りを効果的に清掃する
- 歯間ブラシ:ワイヤー下や歯間の清掃に最適
- タフトブラシ:届きにくい部位の細かな清掃に◎
フッ素を積極的に利用

- フッ素配合歯磨き粉の使用
- 歯科医院でのフッ素塗布
- フッ素洗口剤の使用
食生活の見直し

- 糖分の多い食品や飲料の摂取を制限
- だらだら食いを避ける
- 硬い食べ物や粘着性の高い食品は避ける
装置のメンテナンス
- マウスピース型矯正の場合は、装置の定期的な洗浄が必要
- 変形したり破損したりした装置は、すぐに修理を依頼する
定期健診の重要性を強く認識する
矯正治療中は通常よりも高頻度の定期健診を推奨しています。
専門的なクリーニングや虫歯チェックをすることで、早めに対処することが可能です。
- 矯正装置の調整:4~6週間ごと
- 定期健診:2~3ヶ月ごと
期間については個人差もあるため、担当医と相談して決めていきましょう!
矯正治療をしたいけど悩んでいる方はお気軽に当院までご相談ください
矯正治療中に虫歯になりやすいのは事実ですが、正しい知識と予防策を講じていれば、そこまで心配する必要はありません!
矯正治療は歯並びを美しくするだけではなく、将来的な歯の健康にも大きく貢献します。
そのため、一時的な不便や不安から諦めてしまうことは非常にもったいないことです。
天神キュア矯正歯科では、矯正治療や虫歯に悩まれる方のために最初にカウンセリングの場を設けています。
どんな些細な悩みや疑問にもお答えしますので、まずは安心してご相談にいらしてくださいね。
みなさまからのご予約を心よりお待ちしております(^o^)/
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