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滅菌ってなに?消毒・除菌・殺菌との違い


滅菌 細菌 ばい菌

こんにちは!
天神歯科・矯正歯科です(^^♪

滅菌や消毒、除菌、殺菌の違いをご存じですか?(。´・ω・)?
効果が異なりますが、それを正しく理解している方は決して多くはありません。
歯科治療だけでなく普段の生活を安心しておくるためにも、特徴や違いをしっかりと把握しておくことをおすすめします!
こちらのページでは、滅菌や消毒、除菌、殺菌の違い、歯科医院での滅菌処理の流れ、
矯正治療での滅菌の必要性、感染リスクが低い歯科医院の選び方などを分かりやすくまとめました。
現在歯科医院に通院中の方はもちろん、矯正治療をご検討中の方もぜひご参考ください(*´ω`*)

歯科医院で行う「滅菌処理」について

滅菌 細菌 ばい菌
すべての微生物を死滅、除去することを「滅菌」といいます。
歯科医院で患者様に使用する器具は、すべてオートクレーブとよばれる圧蒸気滅菌器を使って滅菌処理をしているため、いつでも安心して治療を受けることが可能です!
滅菌済みかどうかを一目で判断できる専用のパックに入れて滅菌をかけるので、未滅菌のものを間違って使用するといったミスがおこりません(`・ω・´)
免疫力が弱いお子様やご高齢の方、持病などをお持ちの方にも安全な歯科医療をご提供しています。

滅菌処理の具体的な流れ

滅菌処理は基本的にスタッフのみが入れる場所で行っているため、患者様が直接見ることはできません(;´・ω・)
本当に安全かどうか心配になる方も多いと思いますが、感染リスクが高い環境は働くスタッフにとっても大きな危険を伴います。
ほとんどの歯科医院が感染対策にはしっかり力を入れているのでぜひ安心してご来院ください(*^^*)
滅菌処理の具体的な流れは以下のとおりです。
手洗い 洗浄 掃除

①手洗い洗浄

器具に付着した歯垢や血液といった目に見える汚れを手洗いで落とします。
出っ張りや溝などに注意して丁寧に洗うのがポイントです。

②超音波洗浄

超音波洗浄機 天神 矯正歯科

歯を削るときに使用する小さな器具や部品などは、薬液を入れた超音波洗浄機にかけて汚れを落とします。
使用する薬液には血液や汚れを分解する効果があり、狭いすき間に入り込んだ汚れもしっかり落とすことが可能です。

③ジェットウォッシャー洗浄

感染予防 歯科 矯正歯科酵素洗剤を使用したジェットウォッシャーで中性洗剤では落とせない汚れを除去します。
高温で洗浄を行うことで、B型肝炎ウイルスなどの熱に強い菌を不活性化させることが可能です。

④滅菌パックに入れる

滅菌 殺菌 洗浄 
オートクレーブを使用する前に専用の滅菌パックに器具を入れて封をします。
滅菌済みかどうかが一目で分かるものを使用しているため、感染リスクを大幅に抑えられるのがポイントです。

⑤オートクレーブにかける

感染予防 滅菌 オートクレーブ
滅菌パックに入れた器具をオートクレーブに入れて滅菌を行います。
高レベルの機械を導入しているため、滅菌後は安心して使用可能です。

滅菌と「消毒」「除菌」「殺菌」の違いを理解しよう

部分矯正 全体矯正 メリット デメリット
すべての菌やウイルスに対して効果のある滅菌に対して「消毒」「除菌」「殺菌」は対象が限られていたり、活動性を弱めたりなど目的が大きく異なります。
違いを理解しておくと私生活でも役立ちますのでチェックしておきましょう。

菌を無毒化するための「消毒」

消毒は、菌やウイルスを無毒化または活動を弱める効果があります。完全に殺したり取り除いたりはできません(>_<)

菌の数を減らすための「除菌」

除菌は、菌やウイルスを取り除いて数を減らす効果があります。
対象や程度に決まりはなく、一部の菌に効果がみられれば除菌したと判断されるので滅菌よりも安全性は低めです。

菌を殺すための「殺菌」

殺菌は、菌やウイルスを殺す効果があります。
除菌と同じく対象や程度に決まりはなく、一部の菌を殺した場合でも殺菌効果があると判断されます。
すべての菌やウイルスを対象としている滅菌より安全性は低めです。

矯正治療でも滅菌処理は必要?

歯を削る 抜歯なし
矯正治療では、基本的に出血を伴う処置は行われません。
そのため、一般歯科よりも感染リスクは低いと思われがちですが、磨き残しが原因で歯ぐきが腫れていると軽い刺激でも出血はおこります(◎_◎;)
また、お口のなかはどんなに清潔な方であっても菌は存在するため、診療科目に限らず使用する器具や道具の滅菌処理は必須です。
当院では、すべての患者様に安心して治療を受けていただけるよう、衛生管理を徹底しています。
たとえ使用しなかった器具や道具であっても、一度滅菌パックから取り出したものは再度滅菌をかけていますのでご安心ください(‘ω’)ノ

マウスピース型矯正に使用する装置は滅菌しなくても大丈夫?

歯科 矯正歯科 マウスピース
マウスピース型矯正は、型が異なる装置を1週間~10日ごとに交換することで歯が動く仕組みです。
使用するのは治療を行っている患者様のみであることと装置が熱に弱いという理由から滅菌処理は必要ないとされています。
しかし、装置にも菌やウイルスは付着するため、期間内に1度は殺菌効果のある洗浄液を使用して管理するのがおすすめです。
衛生的に使えるだけでなく、装置の着色も防げるので審美性が保ちやすい傾向にあります。

感染リスクの低い歯科医院で歯並びを治したい方へ

いくら丁寧に対応してくれるところであっても、感染リスクが高い歯科医院では安全な治療は行えません。
感染リスクをゼロにすることは難しいですが、工夫次第でゼロに近い状態にすることは可能です。
安全に治療を続けたい方は、以下の点に注意して歯科医院を選ぶようにしましょう!

レベルが高い滅菌器を使用しているか

滅菌器にはレベルがあり、低いものだと感染リスクを抑えることが難しい傾向にあります。
感染対策に力を入れている歯科医院であれば、サイトに説明や写真を載せているケースが多いため、
気になる歯科医院があればその点もチェックしてみることをおすすめします(^o^)/

使い捨てが可能なものを積極的に導入しているか

歯医者 使い捨て 感染予防
感染対策に力を入れている歯科医院であれば、器具以外のうがい用のコップやエプロンなどは使い捨てが可能なものを使用しているケースがほとんどです。
使い捨てが可能な商品が少ない場合は、感染対策ではなくコストを重視していることが多いため注意しましょう。

器具に汚れや血液が付着していないか

直接歯科医院に行かないと確かめようがありませんが、器具に汚れや血液が付着しているところは当然感染対策のレベルは低めです。
いくらオートクレーブで滅菌処理をしていたとしても、そこまで気が回らない歯科医院は安心して治療を受けることが難しいためおすすめはできません。
気になる方は一度定期検診やカウンセリングを利用してチェックしてみるといいでしょう!

手が触れる部分の消毒などを頻繁に行っているか

殺菌 消毒
感染リスクを抑えるには、滅菌だけでなく消毒や除菌、殺菌など別の効果を活かすことも大切です。
とくに滅菌ができない材質のものや多くの方の手が触れる部分などは、
アルコール消毒や除菌・殺菌効果のあるもので拭き掃除をするなど、こまめな管理が欠かせません。
歯科医院へ行ったときにあまり清潔感を感じない場合は、こまめな管理ができていない可能性が高いので注意が必要です。
治療を行う前のカウンセリングの段階でチェックしておくといいでしょう。

感染対策のレベルが高い歯科医院で美しい歯並びを目指そう

感染対策のレベルは、使用する機械や道具などによって大きく異なります。
歯並びや噛み合わせを整える歯列矯正は虫歯や歯周病の治療にくらべて感染リスクが低いと思われがちですが、
お口のなかの菌はゼロにすることはできないので感染対策をしっかりしている歯科医院を選ぶようにしましょう。
当院では、高レベルの滅菌器の使用、使い捨てが可能な商品の使用、こまめな消毒など感染対策を常に意識して強化し続けています。
安心して歯並びを美しくしたい方はぜひ一度当院までご相談ください(*^^)v

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