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歯列矯正でのポジショナーの目的と効果を詳しく解説


マウスピース 保定

こんにちは(*^^*)
『天神歯科・矯正歯科』でございます(*’ω’*)

矯正後に使用する「ポジショナー」という装置を聞いたことがありますか?(。´・ω・)?
歯は歯列矯正で綺麗に並んだ後、何もしないと元に戻ろうとする力が働きます。
この元に戻ろうとすることを「後戻り」といい、後戻りを防ぐためにポジショナーなどの保定装置を使用します!

保定装置(リテーナー)を装着する期間を「保定期間」といい、矯正後の歯並び維持にはかかせない期間となります。
今回は保定装置の1つであるポジショナーの目的と効果について詳しく解説していきます!
矯正治療後の後戻りが心配な方はぜひ参考にしてくださいね(*´ω`*)

ポジショナーとは

マウスピース 保定
ポジショナーとは上下一体となったシリコン状のマウスピースのような取り外しのできる保定装置(リテーナー)のことです(`・ω・´)
シリコンの弾力を利用して、ワイヤー矯正や裏側矯正(舌側矯正)で最終的な噛み合わせや細かな歯並びを調整するなど軽度な歯並びに使用します。
就寝中の使用がメインですが、シリコン状で少し厚みがあるため、
テレビを見ている時や読書する時など人と話さない時はなるべく装着するように心がけ日中も装着するとよりいいでしょう。

ポジショナーの使用方法

ポジショナーは取り外しができますがマウスピース型矯正と同じく長時間歯に装着することで効果があります!
したがって1日12時間以上は装着するようにしましょう(/・ω・)/

上下一体となっているため上あごから装着し下の歯をポジショナーに合わせます。
ポジショナーを使用し始めた3日目から1週間の間は痛みや鈍痛が起こりますが必ず消失するので毎日装着するよう心がけてください。

ポジショナーの効果

ポジショナーは保定装置ですが、装着することで歯や噛み合わせの最終的な仕上げをするのに効果があります。
1日の装着時間は必ず確保するようにしましょう。
ポジショナーはときどき噛み締めることで効果が高まります(1日2~3回15分程度)
さらに口呼吸が難しくなるため鼻呼吸への誘導にも繋がります。
昼間は装着しづらかったり風邪などで鼻が通らない時は装着が難しかったりする保定装置ですが、
保定効果はかなり高い装置といえるでしょう。

保定装置(リテーナー)の役割

福岡 矯正 天神
ポジショナーを含めた保定装置(リテーナー)にはどのような役割があるのでしょうか(。´・ω・)?
冒頭でもお伝えしたように歯は矯正後何もしないと元の位置に戻ろうとする「後戻り」が起こってしまいます。
保定装置(リテーナー)はこの後戻りを防ぐために必要であり、保定装置を装着する時間を「保定期間」といい、
矯正治療にかかった期間と同程度または少し長い期間を目安とします。
保定期間は後戻りを防ぐために歯列矯正ではかかせない期間のため、保定装置(リテーナー)費用は矯正費用の中に含まれています。
歯並びが綺麗になってやっと治療が終わったと思いたい所ですが、
歯並びが元に戻らないためにも保定期間中は歯科医師の指示通り装置を装着するようにしましょう!

保定装置(リテーナー)の種類

保定装置(リテーナー)にもさまざまな種類があります。
ポジショナーの様に取り外しが可能な装置と取り外しができない固定式の装置があります。

  • 取り外しが可能な装置:クリアリテーナー、ベッグタイプ、ホーレータイプ、トゥースポジショナー
  • 固定式装置:フィックスタイプ

それぞれ特徴があるので詳しくみていきましょう(/・ω・)/

クリアリテーナー

保定装置 リテーナー クリアリテーナー
歯列全体を覆うマウスピース型のリテーナーです。
当院での保定装置はこのクリアリテーナーを採用しています。
マウスピースは透明のプラスチックのため日中に装着していても目立つことはありません(*’ω’*)
ただし材質がプラスチックのため変形や破損には十分気を付けなければならないでしょう。

ベッグタイプ

天神 矯正歯科 保定装置 ベッグタイプ
ベッグタイプは抜歯矯正後によく使用される装置です。
入れ歯のようなプラスチックに全体の歯を固定するようにワイヤーがついています。
取り外していく中で緩くなるとワイヤーを締めることもできます。
ただしワイヤーがあるため日中装着時は少し目立つかもしれません(-_-;)

ホーレータイプ

保定装置 リテーナー ホーレータイプリテーナー
ホーレータイプは主に非抜歯矯正後に使用する装置です。
ベッグタイプ同様、入れ歯のようなプラスチックがありますがワイヤーは前歯のみについています。
ワイヤーのデザインは歯科医師が決めるため様々な形状になっています。

トゥースポジショナー

マウスピース 保定
トゥースポジショナーは上下一体型のシリコンタイプのマウスピースです。
長時間装着することで歯を徐々に動かし噛み合わせを整えていくことが可能となっています。
したがって、ワイヤー矯正や裏側矯正(舌側矯正)の最終段階で使用されることもあるでしょう。
上下一体型のため日中装着すると目立ってしまうので、家に居て何もしない時間や就寝中に装着することをおすすめします!

フィックスタイプ

Fix 固定式 リテーナー
フィックスタイプはワイヤーのようなリテーナーで歯に固定します。

前歯6本の裏側をワイヤーで直接固定して歯が動かないようにします。
フィックスタイプは固定式のため、取り外し式の装置のように装着を忘れる心配はありません(^o^)/
ただし歯に固定されているため清掃がしづらいことがあり、メンテナンスに必ず通う必要があるでしょう。
舌癖などの癖があり後戻りが心配な方にはクリアリテーナーを併用するケースもあります。

保定装置(リテーナー)の管理方法

ポジショナーを含めた保定装置(リテーナー)はプラスチックやシリコンでできているため管理方法にも以下の注意が必要です( ;∀;)
煮沸消毒禁止 ダメ 危険

  • 装着する前は必ず歯磨きをする(むし歯予防および装置の汚れを防ぎます)
  • 煮沸消毒はしない(熱に弱い材質もあるため変形する恐れがあります)
  • 専用の洗浄剤を使用する(口の中に装着するので清潔に保ちましょう)
  • 使用後は流水で装置をブラッシングしましょう
  • 専用のケースで保管する(紛失を防ぐため)

特に外食時や旅行時など専用ケースを忘れて紙ナプキンに包みそのまま捨ててしまった!という話をよく聞きます。
紛失や変形による再製は費用がかかってしまうのと、
初期の保定時期であれば歯が動いてしまう可能性が高くなるため保定装置(リテーナー)の管理方法には注意が必要です。

当院でのポジショナー

天神 矯正 マウスピース
当院ではポジショナーの代わりにマウスピース型矯正に移行することもあります。
ポジショナーのように上下が一体になっていないので日中でも使用することができストレスを感じることなく矯正治療を続けてもらうためです。
ワイヤー矯正または裏側矯正(舌側矯正)が最終段階の頃に口腔内のスキャニングなど必要な資料を採りマウスピースを作製します。
患者さんによってマウスピースの枚数は異なりますがポジショナー同様、歯並びや噛み合わせの微調整をマウスピース型矯正で行っていきます!

まとめ

いかがでしたでしょうか。
ポジショナーは矯正治療の最終段階の微調整には最適な保定装置(リテーナー)です。
ただし上下の歯が一体になるシリコン性の装置のため、装着する時間の確保や違和感が少し強めの装置となってしまいます。
その点を踏まえ当院ではポジショナーの代わりに患者さんへマウスピース型矯正への移行を提案しています。
マウスピース型矯正であれば透明で薄く違和感もないため日中も容易に装着し継続することが可能でしょう。

当院では保定装置もマウスピース型矯正と同様のクリアリテーナーを使用するため、保定期間も違和感なく継続していただくことが可能です。
マウスピース型矯正や保定に関して気になることがあれば遠慮なく当院にご相談くださいね(^^♪

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