こんにちは(*^^*)
『天神歯科・矯正歯科』でございます(^o^)/
「出っ歯の治療をしたいけど、矯正治療は保険が効くの?」
「矯正治療をしたいけど費用が高そうで治療を迷っている…」
口元のお悩みはストレスにつながり、心身に悪影響を及ぼしがちです。
特に、出っ歯のような隠せないお悩みなら尚更でしょう(;´・ω・)
しかし出っ歯の治療をしたいと考えても、次に悩まされるのは費用面ではないでしょうか。
おそらく、みなさんのなかで「矯正治療は自由診療だから高い」という認識があると思います。
ところが出っ歯の治療には保険が適用されるケースがあるのです!
今回は、出っ歯の治療が保険適用される理由について詳しく紹介するほかに、治療費を安く抑える方法についても伝授します。
ぜひ、最後までお読みください(`・ω・´)
目次
歯科治療における健康保険のメリットとデメリットとは
みなさんは歯科治療における健康保険について、どれくらい概要をご存じでしょうか(。´・ω・)?
まずは健康保険のメリットとデメリットについて、おさらいしておきましょう。
歯科保険治療のメリット
日本国に認められた健康保険は「一定水準の治療を受ける」ことを目的とした制度です。
保険治療を受けた場合、患者さまの負担額は治療費の3割以内とされ、全額負担をしなくて済みます。
保険治療は全国一律であることから、どの歯科医院で治療を受けたとしても費用額は変わりません(´・∀・`)ヘー
歯科保健治療のデメリット
保険治療にもデメリットはあります。
その理由は、メリットでも述べた「一定水準の治療」という内容がかかわってきます。
詳しく説明すると、保険治療はあくまでも「痛みをなくす」「噛めるようにする」ための治療、つまり必要最低限の治療のみに適用されるというわけです。
そのため、見た目をキレイにするためのホワイトニングやインプラント治療は必要最低限の治療とみなされず、自由診療扱いとなります(-_-;)
では、矯正治療はどうなのでしょうか?
実は、矯正治療も必要最低限ではない治療と判断されれば、自由診療に分類されることがあります。
出っ歯の治療は保険適用されるのか?
保険治療のメリットとデメリットを整理すると、果たして出っ歯治療は保険に適用されるのか気になるところだと思います。
結論からいうと、出っ歯治療は基本的に保険が適用されません。
自由診療扱いになるケースが多いでしょう。
さきほども述べたように、「キレイな見た目にしたくて出っ歯治療を受けたとき」は必要最低限の治療とは異なる目的と判断され、保険適用されない理由に該当します。
これは出っ歯だけに限らず、受け口なども同様です。
しかし、出っ歯の治療のなかにも保険適用されるケースがあります。
保険適用可能な出っ歯の治療とは
保険が適用される出っ歯治療は、骨格に問題が生じているケースです。
たとえば、あごの成長バランスが悪いケースや骨の変形がみられるケース、さらに噛む機能に異常があるケースには保険が適用されます。
いずれも先天性異常がある症例の場合は、保険内で治療が受けられるというわけです。
この場合、見た目の改善目的ではなく疾病治療が目的となるため、矯正治療という部類ではなく外科手術に該当します。
もし、出っ歯が歯並びの乱れから起きているのではなく、あごの骨に問題がある場合は保険治療を受けられる可能性が高いでしょう。
保険適用の出っ歯治療はどこでも受けられるわけではない
実は、保険適用される症状のほかにも決まりごとがあります。
それは、保険適用される矯正治療はどの歯科医院でも受けられるわけではないということです。
矯正の保険治療が可能な歯科医院は、厚生労働省が認定した指定自立支援医療機関の基準をクリアしなければなりません。
つまり、指定自立支援医療機関の認定を受けていない歯科医院では保険治療ができないというわけです。
そのため「近所に矯正歯科があるから保険治療してもらえる」というわけではありませんので、あらかじめ注意する必要があります(+o+)
出っ歯のほかに保険適用される症例とは
出っ歯のほかにも保険が適用されるケースが存在します。
それぞれみていきましょう。
保険適用症例①「口唇裂・口蓋裂などの先天性異常」
先天性異常の症例のなかで多いケースが、口唇裂と口蓋裂です。
上唇や口蓋と呼ばれる組織が生まれつき裂けた状態でいると、あらゆる弊害が生じます。
歯列や歯の成長にも影響が出やすいことから、保険適用される症例です。
保険適用症例②「顎変形症」
顎変形症とは、上下のあごのバランスが著しく崩れてしまい、噛む機能が低下してしまう症状をいいます。
この場合、骨格の異常が問題になることから矯正治療だけでは治せず、外科手術が必要です。
よく聞く疾患に顎関節症がありますが、顎関節症は顎関節の音や痛みを伴う疾患であり、顎変形症とは異なります。
保険適用されない出っ歯治療の費用を抑える方法
骨格に異常がなく、歯並びの乱れからくる出っ歯の場合は矯正治療が主になります。
そうなると保険治療ではなく自由診療で治療していくことになることから治療費は高くなることが考えられるでしょう。
ここでは、保険適用されない出っ歯治療の費用をなるべく抑えるためには、どのような対策をしておけばいいか詳しく解説します!
治療費を抑える方法①「医療費控除」
治療費を抑える方法として医療費控除があります。
医療費控除は、1年間に支払う治療費が規定よりも多い場合、税務署に確定申告すれば超過支払い分が還付金として一部戻ってくるという制度です。
発育段階の子どもの成長に伴う影響など、機能的な側面から治療すべきと判断された出っ歯に関しては医療費控除が認められます。
しかし、見た目をキレイにする審美目的の矯正治療は医療費控除の対象外となるため注意が必要です(*´Д`)
治療費を抑える方法②「分割払いやデンタルローン」
矯正治療では、医院によって院内分割という支払い方法があります。
院内分割は利息や手数料がかからないという特徴に加え、クレジットカードの審査が通らない人でも活用できるという点がメリットです。
また、歯科治療の専用ローンであるデンタルローンという支払い方法もあります。
一般的な個人向けのローンとは異なり、利息の安さが特徴です。
事前に支払いのシミュレーションもできるため、安心してお使いいただけます(*^^*)
「月々の出費を安く抑えたい」とお考えの方は、分割払いやデンタルローンの活用を一度検討してみてはいかがでしょうか(‘ω’)
治療費を安く抑える方法③「トータルフィー制度」
トータルフィー制度は治療費や通院費、装置費など、矯正治療にかかるすべての費用をまとめた金額を支払う方法です(´・∀・`)ヘー
あらかじめ治療全体でかかる費用が明確なことに加え、提示された金額以外の費用は請求されないという特徴があります。
通常は通院するたびに調整費がかかりますが、トータルフィー制度では費用が発生しません。
また、治療が延びてしまった場合にも追加費用が発生しないことから、費用面の心配をする必要がなくなるでしょう。
さらにうれしいのが、矯正治療が終了したあとにおこなう保定期間です。
矯正治療が終了すると、後戻りを防ぐためにリテーナーという保定装置を使用します。
トータルフィー制度には、この保定装置にかかる費用も総額の金額に含まれているため安心して治療を受けることが可能です。
治療費を安く抑える方法④「治療が長引かないように決められたことを守る」
矯正治療は、どれだけ歯科医師の腕が良くても患者さま自身が治療に消極的な場合、途中で治療計画を変更することがあります。
治療が長引けば、それだけ通院回数が増えるだけではなく装置の作り替えなども出てくるでしょう。
そうなれば追加費用が発生するため、余計な費用がかかることになります。
治療費を抑えたいのであれば、担当医の指示に従い、決められたことを守るようにしましょう( ´∀`)bグッ!
「自分は保険適用の出っ歯なのか?」気になる方は当院までご相談ください
出っ歯治療には、保険適用と保険が効かない自由診療のケースがあります。
自分がどちらに当てはまるかについては自己判断が難しいでしょう。
当院では詳しく患者さまの症状をお調べしますので、ご安心ください!
また、費用面のお悩みや疑問についても詳しくご説明いたします。
もし、矯正治療を少しでもお考えの方はカウンセリングをおこなっておりますので、ぜひお気軽にご相談いただけますと幸いです(*^^*)