こんにちは(*^^*)
『天神歯科・矯正歯科』でございます(^o^)/
顎変形症とは、顎の骨の大きさや位置のバランスが崩れることで、顔の形が歪んでいたり、
うまく噛み合わせることができなかったりする状態ですΣ( ̄ロ ̄lll)
顎変形症の治療は、健康保険が適用される場合があります!
本記事では、健康保険が適用されるケース、費用、治療法、メリット・デメリットなど、顎変形症について解説します(^^♪
顎変形症とは?
顎変形症とは、上下の顎の骨の大きさや位置、あるいはそのバランスが崩れていることで顔の変形や噛み合わせの異常が起こる状態のことです。
簡単に言うと、あごの形や位置が原因で、顔が歪んでいたり、うまく噛み合わせることができなかったりする状態を指します。
以下のような状態が挙げられます。
下顎前突症(かがくぜんとつしょう)
下の顎が前に出ている状態。
いわゆる「しゃくれ」と呼ばれる状態です。
しゃくれには2パターンあります。
- 歯並びだけが原因で下の歯が上の歯を覆っている状態。骨格には問題ありません。
- 先天的な骨の成長異常により下の顎が過成長している、あるいは上の顎が劣成長している状態。噛み合わせが悪く、食事がしにくいなど、口腔機能に問題があります。
このうち、健康保険が適用されるのは後者の骨格に問題がある場合のみです。
これは、噛み合わせが悪くて食事ができないと健康に影響が出るためです。
見た目を気にして矯正治療を行う場合は、健康保険は適用されません。
上顎前突症(じょうがくぜんとつしょう)
上の顎が下の顎よりはるかに前に出ている状態。
いわゆる「出っ歯」の状態です。
小下顎症(しょうかがくしょう)
下の顎が上の顎よりも小さく、後退している状態です。
あごが引けているように見えることがあります。
顔面非対称
顎の骨の異常で顔が左右どちらかに曲がっている状態です。
顎の骨のズレだけでなく、筋肉や脂肪の付き方なども影響することがあります。
顎変形症の原因
顎変形症は、上下の顎の骨のバランスが崩れて顔の形や噛み合わせに異常をきたす病気ですが、
その原因はほとんどの場合、はっきりと特定できません。
しかし、いくつかの要因が考えられています。
遺伝的要因
両親や祖父母など、家族に顎変形症の方がいる場合は、遺伝的に顎変形症になりやすい可能性があります。
幼少期の癖
幼少期の口呼吸や指しゃぶり、舌で歯を押す癖などは、顎の骨の成長に影響を与え、顎変形症を引き起こす可能性があります。
先天的な異常
口唇口蓋裂などの先天的な異常が原因で、顎変形症になることがあります。
顎の骨折
事故などで顎の骨を骨折した場合、骨の癒合過程で変形が起こり、顎変形症になることがあります。
顎変形症は、幼少期には異常が見られずに、顎の骨が成長する思春期以降に発覚することが多いです(>_<)
顎変形症と診断されたら
顎変形症と診断されるには、矯正歯科での検査が必要です。レントゲン撮影、CT撮影、歯並びの検査、噛み合わせの検査などを行い、
顎の骨の大きさや位置、歯並びの状態などを詳しく調べます!
顎変形症の治療は、外科的矯正治療を行います。
口腔外科で外科手術(骨切り)を行い、その後矯正治療で歯並びと噛み合わせの改善を目指します。
健康保険が適用されるのは、噛み合わせの改善を目的とした場合で、ワイヤー矯正(表側矯正)のみです。
マウスピース矯正や舌側矯正は健康保険適用外になります。
また、治療を受けるクリニックは厚生労働省指定の医療機関である必要があります。
過去に歯科矯正治療を受けたことがある方は、クリニックによっては健康保険適用外となる場合があるので注意が必要です(;´・ω・)
顎変形症の治療は、見た目の改善だけでなく、噛み合わせを正常にすることで、食事や発音、呼吸などの機能改善も期待できます。
顎変形症が疑われる場合は、矯正歯科を受診し、専門医に相談することをおすすめします(‘ω’)ノ
顎変形症の治療費はいくら?
顎変形症の治療費は、状態や治療内容によって大きく異なるため、正確な費用については必ず治療を受ける歯科医院に直接確認することをおすすめします!
健康保険が適用される場合、目安は以下の通りです。
- 矯正治療:約25万〜30万円
- 外科手術:約30万〜50万円
合計すると、全体の治療費は約55〜80万円です。
顎変形症の治療は、健康保険が適用される場合と自由診療の場合があります。
自由診療を選択すると、健康保険適用時と比べて治療費は高額になりますが、治療の選択肢が広がる、美容的な要望に対応できる、待機期間を短縮できるなどのメリットがあります。
自由診療の場合、目安は以下の通りです。
- 矯正治療:約150万〜250万円
- 舌側矯正やマウスピース矯正など:約200万〜300万円
- 顎矯正手術費:約100万〜200万円
- 入院費:約10万〜20万円(1週間程度の入院の場合)
合計すると、全体の治療費は約260〜520万円になると考えられます(◎_◎;)
また、年間の医療費が10万円を超える場合、確定申告時に医療費控除を申請することで、
所得税の一部が還付され、実質的な治療費をさらに軽減できる可能性があります。
健康保険の適用条件や高額療養費制度の利用についても、詳細を医療機関に相談するとよいでしょう(*^^*)
外科的矯正治療のメリット
外科的矯正治療のメリットは以下の通りです。
手術跡が残らない
口の中から手術を行うため、顔の皮膚に傷跡が残ることはありません。
そのため、外科的矯正治療を受けたことを自分から言わなければ、周りの人に気づかれることはほとんどありません。
噛み合わせや発音機能が改善する
顎の骨の位置を修正することで、噛み合わせが改善され、食べ物をしっかりと噛み砕けるようになります。
また、発音しやすくなることも期待できます!
歯並びの改善
顎の骨格が整うことで、歯並びも美しくなります。
歯並びが良くなると、口元全体の印象が大きく変わり、笑顔にも自信が持てるようになります。
見た目の改善
顔の歪みが解消され、バランスの取れた美しい顔立ちになることが期待できます。
顎のラインがすっきりすることで、横顔も美しくなり、より魅力的な印象を与えることができます。
外科的矯正のデメリット
外科的矯正治療は手術を伴うため、身体への負担やリスクも考慮する必要があります。
ここでは、外科的矯正のデメリットを紹介します。
治療期間が長い
外科手術の前後に歯科矯正を併用する必要があるため、治療期間は数年かかることがあります。
そのため、治療期間の長さがネックになる方もいるでしょう(-_-;)
費用がかかる
全身麻酔、入院費用、手術費用、歯科矯正費用など、高額な費用がかかります。
健康保険が適用される場合でも、高額療養費制度を利用するには自己申請が必要となります。
身体への負担がかかる
手術に伴う痛みや腫れ、出血などのリスクがあります。
また、まれに神経麻痺などの合併症が起こる可能性もあります。
まとめ
顎変形症は、あごの骨の大きさや位置のバランスが崩れることで顔の形が歪んだり、噛み合わせが悪くなったりする状態です。
放置してもすぐに命に関わることはありませんが、噛み合わせや発音機能の低下、容姿へのコンプレックスなど、さまざまな問題を引き起こす可能性があります。
ここでは、健康保険適用になる一般的な症状を記しました。
しかし、ドクターや医療機関によっては判断が異なることがあるので、健康保険適用か否かは聞いてみてくださいね(*‘∀‘)
当院では、顎変形症の診断・治療に豊富な経験を持つ専門医が、患者様一人ひとりに合った治療プランをご提案いたします!
お気軽にご相談ください(^^♪
【当院のSNSご紹介】
当院はSNSで役立つ情報や、症例などをご紹介しております☆
WAXの使用方法や歯磨きの仕方など、矯正治療に気になる情報を多数紹介中です!
保存しておくと後から見返すこともできるので便利ですよ(*^^*)
毎週更新しておりますので、是非フォローしてお待ちください(*^^*)
ブログも毎週更新しておりますので、
気になる記事がありましたら是非今後ともご覧頂ければと思います!
ブログを読んで頂きありがとうございました!
当院のカウンセリング予約は→こちらからです(^_-)-☆
是非お待ちしております!