こんにちは(^^♪
『天神歯科・矯正歯科』でございます(^o^)/
「年々、出っ歯が酷くなっている…」と感じる方もいるのではないでしょうか?(。´・ω・)?
また、歯が前に突き出ている出っ歯の外見をコンプレックスに感じ
「これ以上進めたくないけど、どうしたらいいのかわからない…」と悩んでいる方も少なくありません(;´・ω・)
そこで今回は、出っ歯を進めない防止方法について詳しく解説します!
出っ歯について悩んでいる方は、是非この記事を参考にしてください。
当院の歯列矯正については、下記のページで紹介しています。
矯正の流れやサポートなどについて知りたい方はあわせてチェックしましょう!!
【当院の歯列矯正について】
目次
出っ歯の種類
出っ歯を進めない方法の前に、出っ歯の状態について理解しておきましょう。出っ歯には大きく分けて、次の2種類があります。
- 歯性の出っ歯
- 骨格性の出っ歯
それぞれについて詳しく解説します!
歯性の出っ歯
歯性の出っ歯とは、出っ歯になっている原因が歯にあること。
たとえば、指しゃぶりや爪を噛むなどが癖の場合は、歯が前に押されて出っ歯になりやすいです(-_-;)
そういった癖が原因で永久歯が唇側に向かって生えてしまうと、出っ歯になります。
骨格性の出っ歯
骨格の大きさや位置によって、出っ歯になることがあります。
下顎より上顎が大きい、上顎が下顎より前に大きくズレている位置にある、といったケースは出っ歯になる可能性が高いです。
出っ歯の原因は大きく分けて上記の2つがありますが、歯と骨格の両方が原因で出っ歯になることもあります。
歯科医院で検査をすることで、出っ歯の根本的な原因がわかります。
出っ歯を進める原因
出っ歯を進める主な原因は、次の6つが考えられます。
- 偏った食事
- 前歯を圧迫する癖
- 口呼吸
- 歯ぎしりや食いしばり
- 虫歯や歯周病
- 親知らず
それぞれについて詳しく解説します。
偏った食事
現代は、柔らかくて飲み込みやすい食事が多くなっています( ゚Д゚)
たとえば、麺類やカレーライスなどは奥歯でほとんどすりつぶさずに、数回の咀嚼で飲み込むことができます。
奥歯で噛む回数が少なく前歯で噛む癖がつくと、舌が通常より前に位置して食べ物を飲み込む時に前歯を押すようになるため、出っ歯が進みやすいです。
前歯を圧迫する癖
指しゃぶりや爪を噛む癖などは、出っ歯になりやすい傾向です。
また、舌は上顎の凹んでいる部分におさまっている状態が通常ですが、
舌の癖があると前歯に当たる位置に舌があるため、歯を押して出っ歯が進む可能性が高いです(;´・ω・)
口呼吸
鼻呼吸ではなく、口呼吸をしていると出っ歯が進みやすい傾向です。
口呼吸の時は低舌位(ていぜつい)といって本来の舌の位置より低いところにあるケースが多いためです。
さらに、口呼吸は常に口が開いている状態になり、口周りの筋肉が弱くなります。
歯には唇や頬の外側からの力と内側の舌圧がかかっています。
内側と外側の力がバランスよく歯にかかれば、歯並びが悪くなることはありません。
しかし、どちらか一方の力が強かったり弱かったりすると、歯にかかるバランスが崩れて歯並びが悪くなり、出っ歯になることがあります( ;∀;)
歯ぎしりや食いしばり
歯ぎしりや食いしばりは、体重の倍以上の重さが歯にかかっていると言われています(◎_◎;)
継続的に歯に過度な負荷がかかると、歯が少しずつ移動して歯並びが悪くなりやすいです。
特に、前後に歯ぎしりをする癖がある場合には、出っ歯になる傾向です。
虫歯や歯周病
乳歯は永久歯へ生え変わる時に重要な役割があります。
乳歯は、永久歯が正しい位置に生えるように誘導するのです。
しかし、乳歯が虫歯になり早い時期に抜歯になると、永久歯が正しい位置でなく唇側に生えてしまい出っ歯になる可能性があります。
また、歯周病は歯を支えている顎の骨や組織などを破壊する病気です。
歯周病が進行すると骨の支えがなくなりグラグラし、奥歯で噛んだ時の力に押されて歯が前歯に向かって倒れるようになります。
歯周病を放置している期間が長いほど歯がどんどん倒れていき、最悪の場合には唇が閉じられない状態の出っ歯になりやすいです。
親知らず
親知らずは、生え方によって出っ歯を引き起こす可能性があります。
親知らずが他の歯と同じように真っ直ぐに生える場合には問題ありません。
しかし、親知らずが斜めに生えたり顎の骨の中で真横に生えたりすると、手前の歯を押して歯並びが悪くなります。
場合によっては出っ歯になる可能性も否定できません(-_-;)
出っ歯を進めず防止する方法
出っ歯を進めないようにするには、次のような方法があります。
- MFTトレーニング
- 歯科治療
- 歯磨き指導
- 歯列矯正
それぞれの方法について詳しく解説します。
MFTトレーニング
MFTとはOral Myofunctional Therapyの略で、口腔筋機能訓練のこと。
「噛む」「飲み込む」「舌の動き」など、本来の機能をトレーニングで取り戻していきます。
症状や癖に適したトレーニングをすることで、少しずつ癖が改善します。
たとえば、歯を圧迫する癖があるケースでは、ポッピングというトレーニングを行うことがあります。
ポッピングは、舌を上顎の凹んだ部分に置いた状態で舌全体を吸い上げて「ポンッ!」と音がなるように舌を動かすエクササイズです!
また、子どもの頃に口周りの筋肉を正しく使えると、次のようなメリットがあります。
しっかりと咀嚼・嚥下(飲み込む)でき、全身の健康維持になる
- 歯並びの改善
- 発音の改善
MFTを行うことで口周りや唇、頬の筋肉が正常に発達するようになり、出っ歯が悪化するのを防ぐ効果が期待できます。
ただ、MFTは歯並びや顎の位置を改善できないため、出っ歯そのものを治すことはできません。
出っ歯の歯並びを治したい場合は、歯列矯正が必要です!
MFTは自費診療になりますが、口腔機能発達不全症という疾患の場合は保険適用になります。
下記の項目は、口腔機能発達不全症の診断基準になります。
年齢が15歳未満
咀嚼機能や嚥下機能、食行動、構音機能、栄養(体格)その他の中で2項目以上に異常が見られる
MFTの費用相場は3,000〜10,000円です。
歯科医院によってはMFT治療と歯列矯正を同時に行うケースもあり、矯正費用の中にMFTの費用が含まれていることがあります。
歯並びや口呼吸などが気になる場合には、お気軽にご相談ください(*^^*)
歯科治療
奥歯の虫歯が大きい場合や重度の歯周病になっていると、噛み合わせの崩壊が起きます。
奥歯の噛む面がほとんどない状態になったり、歯がグラグラして噛む力に耐えられなかったりと、噛み合わせの高さが低くなるためです。
奥歯の噛み合わせが低くなると上下の前歯が当たるようになり、下の前歯が上の前歯を突き上げて出っ歯が進行します。
虫歯や歯周病を放置せず、治療を受けることで奥歯の噛み合わせが正しい位置になり、出っ歯の進行を防止できます(`・ω・´)
歯磨き指導
磨き残しが多いと、虫歯や歯周病になりやすいです(-_-;)
歯科治療をしても歯垢が多く残っていれば、虫歯や歯周病を繰り返してしまいます。
その結果、出っ歯が悪化することもあるため、歯科医院で歯磨き指導を受けることをオススメいたします!
歯科医師や歯科衛生士が、口内にあった道具や磨き方を教えてくれます(*^^*)
しっかりと歯磨きできるようになれば虫歯や歯周病予防になり、出っ歯の進行を防ぐことに繋がります。
歯列矯正
歯列矯正は専門的な装置を使用して、歯並びを整える方法です。歯列矯正は大きく分けて次の2種類があります。
- ブラケットやワイヤーなどを歯に固定するタイプの表側矯正や裏側矯正(舌側矯正)
- 取り外しができるタイプのマウスピース型矯正
歯列矯正は、出っ歯を改善する治療法です!
出っ歯の状態や生活スタイルなどを考慮して、自分にあった矯正方法を選びます。
治療期間は出っ歯の状態にもよりますが、1年〜3年の期間が一般的。
また、出っ歯の原因が骨格の場合は、外科矯正が必要なケースも少なくありません。
外科矯正とは顎の一部を切り取って顎の位置を正常な位置に戻すため、横顔や唇を閉じた時の外見がスッキリするでしょう(*’ω’*)
出っ歯は自力で治すことはできる?
歯列矯正は自費診療で、治療費が高額になりやすいです(;´・ω・)
そのため、費用をかけずに自力で治そうとする方もいますが、出っ歯は自力では治りません××
たとえば、指や道具などを使って歯を押すと歯並びが動くことはあります。
しかし、歯が変な位置に動いてしまい歯並びが悪化することがあります。
また、歯や歯茎などがダメージを受けて、寿命が短くなる可能性も否定できません。
まとめ
出っ歯をこれ以上進めないように、対策することはできます!
今回、紹介した防止策は出っ歯の現状維持が目的です。
そのため「出っ歯の見た目を改善したい」「出っ歯を無くしたい」場合には歯列矯正が必要です。
当院の矯正治療に興味のある方は、下記のページもご覧ください(‘ω’)ノ
出っ歯のコンプレックスから解放されましょう!
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