こんにちは(*^^*)
福岡県にあります『天神キュア矯正歯科』でございます(^o^)/
本日は「親知らずが歯並びの乱れの原因になる?」についてお話させて頂きます!
一番奥にある親知らずが、実は歯並びに影響していることをご存じでしょうか?(。´・ω・)?
矯正にも親知らず影響してくることがありますので、一緒に解説させて頂きますので是非ご覧ください!
目次
親知らずとは
子どもの歯(乳歯)が抜けた後、大人の歯(永久歯)が生えてきます。
個人差もありますが、おおよそ12~16歳頃までにすべての歯が永久歯へと生え変わります。
親知らずは一番奥に生えてくる歯のことで、歯茎に埋まっており、歯茎から出てくるのは20歳前後からとされています。
そのまま綺麗に親知らずが出てくる方、埋まったままの方、先天的に生えていない方、斜めに生えており途中までしか出てきていない方、
など状況は様々です。
【親知らず】と特別な名前がついていますが、
・お口の中に悪影響を及ぼさない
・歯としての機能をきちんと果たす
こちらの2点の条件を満たしていれば、永久歯と違いはありません。
トラブルが起きやすい
昔と比べて現代人は顎が小さく、親知らずまでキレイに生え揃うことが少なくなりました(´・∀・`)
7番目の隣の歯を押してしまうような、斜めに生えてくる原因ともされています。
斜めに生えることで、歯磨きがしづらくなったり、隣の歯を押してしまい、歯並びがガタつきだしてしまう原因にもなり、
他の歯に比べるとトラブルが多いです(;´・ω・)
親知らずが存在しない人もいる
大人になると生えてくる親知らずですが、
ずっと埋まったまま生えてこない人や、そもそも存在しない人もいます( ゚Д゚)
親知らずがそもそもない方は歯列矯正を行う際に影響はありませんが、
埋まり方によっては影響が出る可能性があるので、
しっかりレントゲンやCTを撮影する必要があるでしょう(`・ω・´)
キレイに生えている場合はそのままでも大丈夫
親知らずは”抜歯しなければならない”と考えられている方も多いと思います。
しかし、7番目の歯の隣にキレイにまっすぐ生えてくるようであれば、
特に口腔内にも大きな問題は発生しないかと思いますので、抜歯は行わなくて大丈夫なことが多いです(*‘∀‘)
一番奥の歯になりますので、歯磨きのしづらさがあり、虫歯になってしまう可能性はありますが、
他の歯と同様に虫歯治療を行い、残す方法を取って頂いて大丈夫です!!
親知らずが及ぼす影響
親知らずがキレイに生えてこない場合に起こる、お口の中に与える影響は歯並びだけではありません。
親知らずの影響 ①噛み合わせ
親知らずは上下左右に1本ずつの合計4本存在します。
しかし、この4本全てがキレイに生える方もいらっしゃれば、
全て埋まったままの方、1本だけ生えてくる方、歯の頭の部分だけ生えてくる方、など様々です。
キレイに4本全て生えてくる以外は、噛み合わせに影響を及ぼします(;゚Д゚)
1本だけ、一部分だけ生えてくることで、噛み合わせが悪くなり、食べ物が噛みづらくなってしまいます。
親知らずの影響 ②虫歯・歯周病
親知らずは一番奥に位置することから、歯磨きがしづらく、
ブラッシングが不十分になりやすいです(-_-;)
虫歯や歯周病の主な原因は歯磨きによる磨き残しとされています。
親知らずが傾いて生えてきてしまったり、
一部分のみ生えてきてしまうと余計に磨きづらさが発生し、
虫歯や歯周病のリスクが高くなってしまいます。
親知らずの影響 ③痛み
親知らずはどのような向き、角度で生えてくるかはひとりひとり異なります。
そのため、斜めに生えてきてしまう方や横向きに埋まっている方は
隣の歯や骨、歯茎を圧迫してしまう可能性があり、痛みが生じる場合があります(>_<)
親知らずを抜く理由のひとつとして、痛みが出てきたからという方も少なくないかと思います。
親知らずの影響 ④口内炎
親知らずが上下どちらかにしか生えていない場合、片側は歯、片側は歯茎となり、口内炎ができやすくなってしまいます(._.)
上の親知らずは生えているが、下の親知らずが生えていない場合、
上の親知らずで下の歯茎を噛んでしまうことが多くなってしまうのです(;´・ω・)
親知らずの影響 ⑤口臭
口臭の原因のひとつとして親知らずがあげられます。
親知らずが主な原因とは言えませんが、
奥歯の歯磨きが難しいことから、挟まった食べ物を取り除くことが出来ず、口臭の原因になってしまうことがあります。
また、親知らずの頭の部分だけ出てきている場合は、
歯肉と歯の間に食べ物が詰まりやすく、取り除きにくいことから口臭の原因になってしまうとされています( ;∀;)
親知らずと歯並びの関係性
親知らずの生え方、向きによって歯並びに悪影響を及ぼします(-_-;)
日本人は顎が小さい傾向があり、歯が生えるスペースが狭くなってきます。
その為、親知らずが生えるスペースの確保も難しくなってくる為、親知らずがまっすぐ出てくることが出来ず、
斜めに生えてきてしまいます。
その結果、親知らずが隣の歯を押してしまい、歯並びが乱れる原因となります。
歯列矯正と親知らず
親知らずはきちんと生えて、悪影響を及ぼさない限りは、抜く、抜かないはどちらでも大丈夫です。
しかし、矯正後の後戻りのリスクを考えると、
親知らずの抜歯をオススメするケースが多いです。
一度矯正をして綺麗な歯並びを手に入れたのに、
親知らずが横向きに生えてきてしまい、他の歯を押してしまって歯並びが乱れてしまった…
なんてこともあります(+o+)
矯正をして綺麗になった歯並びが再び乱れてしまうことはとても勿体ないです( ;∀;)
そうならない為にもきちんと精密検査を受けて頂き、
親知らずの存在、影響を把握することが大事になってきます。
歯列矯正で親知らずを抜歯する場合
歯並びに影響を及ぼしている
歯並び・噛み合わせの乱れの原因に親知らずの影響がある場合は、矯正用の抜歯とは別に
親知らずも抜歯して頂く必要があります。
親知らずの影響で乱れていた場合、抜歯しないまま歯列矯正を行って整えたとしても、
原因の親知らずが残っていることで、また歯並び・噛み合わせが乱れてくる可能性が高いです;つД`)
まとめ
親知らずは一番奥に生えてくる為、矯正とそこまで関係があるとご存じの方は少ないかと思います。
きちんとまっすぐ生えていて永久歯として歯の役目を果たすことが出来るようであれば、そこまで問題視する必要はありません。
しかし、親知らずによって隣の歯が押されてしまうと、そこから歯並びが乱れてきてしまいます(-_-;)
歯並びが乱れてしまう原因に親知らずがある場合は、抜歯をお願いされる可能性が高いです。
基本的に矯正装置は親知らずの隣の歯の7番目までしか装着しないため、
抜歯しないままでも歯列矯正を行うことは出来ることが多いですが、
その場合、後戻りのリスクが高いと言えます( ;∀;)
せっかく2年程かけて歯並びをキレイにしたのに、また乱れてくる原因にもなってしまい、
再矯正を検討頂くことになってしまいます(-_-;)
歯列矯正をするにあたって、親知らずの抜歯について、タイミングや抜かなければならないのか、など不安な点もあるかと思います。
検査後の診断時に親知らずをどうしたらいいのか、きちんとご説明させて頂きますので、
まずはご相談にお越しください(‘ω’)
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