こんにちは(^o^)/
『天神歯科・矯正歯科』でございます!
歯並びの悩みは多くの人が抱えていますが、目立つ矯正装置に抵抗を感じる方も少なくありません(>_<)
そんな方々にとって、裏側矯正は魅力的な選択肢となっています!
しかし、「どんな歯並びが裏側矯正で治せるの?」「自分の症状は適応するの?」といった疑問を持つ方も多いでしょう(。´・ω・)?
この記事では、裏側矯正で治せる歯並びの種類や特徴、そしてその効果や限界について詳しく解説します!
裏側矯正の適応症例や治療の流れ、メリット・デメリットなども含めて、総合的に裏側矯正について理解を深めていきましょう(^o^)/
目次
裏側矯正とは
裏側矯正(舌側矯正)は、歯の裏側(舌側)に矯正装置を装着して行う治療法です。
通常の矯正装置が歯の表側に付けられるのに対し、裏側矯正では装置が外から見えないため、審美性に優れた方法として注目されています。
主な特徴
- 外見上、矯正装置がほとんど見えない
- 従来の矯正と同等の治療効果が期待できる
- 装置の装着や調整に高度な技術が必要
裏側矯正で治せる歯並びの種類
裏側矯正は、多くの歯並びの問題に対応することができます。
以下に主な症例を紹介します。
1.叢生(そうせい)
歯が密集して重なり合っている状態を叢生と呼びます。
軽度から中等度の叢生であれば、裏側矯正で効果的に治療することが可能です◎
2.空隙歯列(くうげきしれつ)
歯と歯の間に隙間がある状態です。
裏側矯正によって歯を寄せ、適切な間隔に整えることができます◎
3.上顎前突(じょうがくぜんとつ)
いわゆる「出っ歯」の状態です。
上の前歯が前に突き出ている症状で、裏側矯正により後方に引き込むことができます◎
4.下顎前突(かがくぜんとつ)
下の顎が前に出ている状態で、「受け口」とも呼ばれます。
裏側矯正と他の治療法を組み合わせることで改善が可能です◎
5.開咬(かいこう)
上下の前歯が噛み合わない状態を開咬と呼びます。
裏側矯正によって歯を適切な位置に移動させ、噛み合わせを改善できます◎
6.交叉咬合(こうさこうごう)
上下の歯の噛み合わせが逆になっている状態です。
裏側矯正で歯の位置を調整し、正常な噛み合わせに近づけることができます◎
7.過蓋咬合(かがいこうごう)
上の前歯が下の前歯を深く覆い被さっている状態です。
裏側矯正により、適切な咬み合わせに調整することが可能です◎
これらの症例の多くは、裏側矯正単独で治療可能ですが、症状の程度や顎の状態によっては、他の治療法と併用することもあります。
裏側矯正の適応と限界
裏側矯正は多くの症例に対応できますが、すべての歯並びの問題に適しているわけではありません(;゚Д゚)
適応と限界について理解しておくことが重要です。
適応症例
- 軽度から中等度の不正咬合
- 審美性を重視する方
- 職業上、表側の矯正装置が難しい方
限界や注意が必要な症例
- 極度の重度不正咬合
- 顎変形症を伴う場合
- 重度の歯周病がある場合
- 多数の欠損歯がある場合
また、以下のような方は裏側矯正が難しい場合があります。
- 歯が極端に小さい方
- 舌が極端に大きい方
- 過敏症の強い方
これらの場合、歯科医師と相談の上、他の矯正方法や治療法を検討する必要があります。
裏側矯正の治療の流れ
治療は、通常以下のような流れで進みます。
1. カウンセリング・検査
治療開始前にカウンセリングを行い、お悩みなどのご相談をさせて頂きます!
その後検査へ進み、裏側矯正が適しているかを判断します。
レントゲン撮影やCT撮影、口腔内写真の撮影などを行います(´・∀・`)
2.診断・治療計画の立案
検査結果を基に、詳細な治療計画を立てます。
治療期間や費用、予想される結果などについて説明を受けましょう( ´∀`)b
3.装置の作製
ご契約手続き後に歯型の採取を行い、オーダーメイドの裏側矯正装置を作製します。
オーダーメイドのため作製に2ヵ月程度お時間を頂きますので、この期間に抜歯が必要な方は抜歯を行い矯正治療の準備を進めて行きましょう!
4.装置の装着
歯の裏側に装置を固定します。装着には約90分程度お時間がかかります。
5.定期的な調整
約3〜6週間ごとに通院し、装置の調整を行います。
この際、歯の移動状況を確認し、必要に応じてワイヤーの交換などを行います。
6.仕上げの調整
理想的な歯並びに近づいたら、細かな調整を行います。
噛み合わせの最終チェックなども行います(`・ω・´)
7.装置の除去と保定
治療終了後、矯正装置を外します。
装置を除去したあとは、歯の位置を維持するための保定装置を作成し、装着することになります。
8.メンテナンス
定期的に通院し、歯並びの状態を確認します。
必要に応じて保定装置の調整を行います。
後戻りを防ぐためにも是非通われてください!
全体の治療期間は個人差がありますが、通常約1年半〜2年程度かかります。
裏側矯正のメリット
装置を裏に装着することで、以下のようなメリットがあります。
審美性に優れている
装置が歯の裏側にあるため、外からはほとんど見えません。
社会人や人前に立つ機会の多い方に適しています。
従来の矯正と同等の効果
適切に行えば、表側矯正と同等の治療効果が期待できます◎
歯の表面への影響が少ない
装置が裏側にあるため、歯の表面の変色や初期虫歯になるリスクが低くなります。
舌側への刺激による発音改善
装置が舌に触れることで、舌の位置や動きが意識しやすくなり、発音の改善につながることがあります。
心理的な安心感
目立たない装置であるため、矯正中も自信を持ってコミュニケーションを取ることができます。
裏側矯正のデメリット
一方で、以下のようなデメリットもあります(;´・ω・)
装着初期の違和感
舌に装置が触れるため、初期段階では違和感や発音の困難さを感じることがあります(-_-;)
口腔ケアが難しい
装置が裏側にあるため、歯磨きやフロスの使用が難しくなります。
丁寧なケアが必要です。
治療可能な医院が限られる
高度な技術が必要なため、裏側矯正に対応している医院が限られます。
調整に時間がかかる
装置が見えにくい位置にあるため、調整に時間がかかることがあります。
重度の症例には不向き
極度の重度不正咬合や複雑な症例には適さない場合があります。
裏側矯正中の日常生活の注意点
裏側矯正中は、以下のような点に注意する必要があります。
① 口腔衛生管理
装置の周りは食べかすが溜まりやすいため、より丁寧な歯磨きが必要です。
専用の歯ブラシや歯間ブラシを使用するとよいでしょう(^_^)v
② 食事制限
硬い食べ物や粘着性の高い食べ物は避けましょう。
装置が外れる可能性があります( ;∀;)
③ 発音練習
矯正装置をつけ初めた頃は、発音に影響が出る可能性があるため、日常的に話す練習をしましょう!
④ 定期的な通院
予約された調整日は必ず守りましょう。
装置に問題が生じた場合は速やかに歯科医院に連絡しましょう!
⑤ スポーツ時の注意
コンタクトスポーツを行う際は、マウスガードの使用を検討しましょう。
まとめ
裏側矯正(舌側矯正)は、多くの歯並びの問題に対応できる審美性の高い治療法です。
軽度から中等度の不正咬合(歯並びがガタガタしている、歯の隙間が気になる、前歯が出ている、上下の歯が噛み合わない)などの症例に効果的です!
しかし、すべての症例に適しているわけではなく、極度の重度不正咬合や複雑な症例には他の治療法が推奨される場合があります(>_<)
また、口腔ケアの難しさなど、いくつかのデメリットもあります。
裏側矯正を検討する際は、経験豊富な矯正歯科医による診断を受け、自分の症例に適しているかどうかを確認することが重要です。
また、治療中の適切なケアと定期的な通院が、良好な結果を得るためには不可欠です。
美しい歯並びは、単に見た目の問題だけでなく、お口の健康や全身の健康にも影響を与えます。
裏側矯正が、あなたの健康で自信に満ちた生活への第一歩となることを願っています(*^^*)
【当院のSNSご紹介】
当院はSNSで役立つ情報や、症例などをご紹介しております☆
WAXの使用方法や歯磨きの仕方など、矯正治療に気になる情報を多数紹介中です!
保存しておくと後から見返すこともできるので便利ですよ(*^^*)
毎週更新しておりますので、是非フォローしてお待ちください(*^^*)
ブログも毎週更新しておりますので、
気になる記事がありましたら是非今後ともご覧頂ければと思います!
ブログを読んで頂きありがとうございました!
当院のカウンセリング予約は→こちらからです(^_-)-☆
是非お待ちしております!