こんにちは🦷✨
天神歯科・矯正歯科でございます。
今日は【歯列矯正の痛み】についてお話します。
歯列矯正と聞くと『痛そう・・・』と思う方も多いのではないでしょうか🤔
実際にカウンセリングに来られた方で多く質問されるのは痛みについてです。
歯列矯正には2つの痛みがあります。
目次
歯列矯正の痛み
物理的な痛み
矯正装置が付くことで頬や舌、唇などに装置が当たることによって口内炎や傷ができることがあります。
また、ワイヤー矯正の場合歯が動くことで一番奥の歯のワイヤーが伸びてきます。
伸びたワイヤーは頬っぺたや舌に当たったり、刺さってしまうことがあるので、そういった痛みもあります。
歯が動くことによる痛み
ワイヤー矯正の場合、3週間~4週間に一度ワイヤーの交換や調整を行います。
個人差はありますが歯は1ヶ月に0.5〜1mm程度動きます。
歯が動くことで痛みが生じてしまいます。
歯が動く仕組み
歯は歯槽骨と呼ばれる骨によって支えられており、歯槽骨と歯根(歯の根っこ)の間には【歯根膜(しこんまく)】と呼ばれる組織があります。歯根膜はクッションのような役割があり歯にかかる衝撃をやわらげてくれます。
歯列矯正によって歯に力が加わることで歯が動く方向の歯根膜は縮み、反対側の歯根膜は引っ張られて伸びます。
縮んだ歯根膜は元の厚さに戻るために骨を溶かす細胞をつくり=(吸収)、伸びた歯根膜は骨を作る細胞をつくり骨を新しく再生します。=(再生)
この吸収と再生が繰り返されることで歯が少しずつ動いていきます。
痛みの対処法
ワックスを使用する
矯正用ワックスとは、装置が頬や舌に当たって痛い時に使用する保護材です。
装置が頬や舌にあたることで口内炎や傷ができてしまうことがあります。
口内炎や傷ができて痛いところの装置に貼ることで装置と口内炎が直接触れないので痛みを緩和することができます。
粘膜が装置に慣れてくると口内炎はできにくくなりますが、最初の方は口内炎ができたり、傷になってしまう方もいらっしゃいます。
ワックスを貼ることで傷の上に傷を作らないので治りも早くなります。
痛みがあるときは我慢せずにワックスを使用しましょう!
鎮痛剤を服用する
歯はワイヤーを変えて1週間くらいが一番動くので痛みを強く感じる方もいらっしゃいます。
痛みには個人差があるので、どうしても痛みが我慢できない時は、歯科医師の指示に従い薬を服用しましょう。
1週間を過ぎると痛みも徐々に落ちついてきます。矯正中のすべての期間が痛いわけではないので安心してください🤗👌
柔らかいものや細かく切ったものを食べる
痛みがあるときは軟らかいものや細かく切ったものを食べるようにしましょう。
歯列矯正中のおすすめの食べ物
・茶碗蒸し
・お豆腐
・カレー(具材をすりつぶしたり小さくするとオススメです👌)
・うどん
・おかゆや雑炊、お茶漬け
・スープ
・ゼリーやプリン
・リゾット
お痛みがある場合、お食事をとるのも億劫になるかと思いますが、食べられるものを食べて栄養をつけるようにしましょう😊!!
固い食べ物や具材が大きいと食べる際に痛みを感じやすいので食材を細かくするとういうこともポイントです🤗
余談ですが、私が矯正中に一番痛かった記憶がある食べ物は意外にもサンドイッチです!
サンドイッチを食べた際に口の中に痛みが響き渡りました🥲
柔らかいから痛くないだろうという先入観があったのですが、サンドイッチの中のレタスがとても痛かったです😥
葉の部分は薄いので痛みをダイレクトに感じました・・・。
食べる際はゆっくり食べるようにしましょう😂
矯正に痛みはつきものです・・・・。歯が動いてる以上痛みは出てしまいます。
個人差があるので全く痛みを感じない方も中にはいらっしゃいますが、先述したようにワックスの使用やお薬の服用をしたり、矯正中のすべての期間が痛いわけではないことを理解して、上手に付き合っていきましょう🦷✨💓
当院では無料カウンセリングを行っています❣
ワックスがどのようなものかを実際にお見せしたり触っていただくこともできるので、気になる方は是非無料カウンセリングにお越しください!