皆様、こんにちは(*^^*)
福岡市にある【天神歯科・矯正歯科】です!
「歯並びが気になり矯正治療を行いたいけれど、やり直しが必要になるケースもあるの?」と気になっている方へ。
じつは歯科矯正を終えてもやり直しが必要になることがあります(◎_◎;)
今回は、歯科矯正をやり直すケース、再治療の方法、再治療のポイント、やり直しを防ぐために気を付けたいポイントなどを解説します!
目次
歯科矯正をやり直すケース
歯科矯正をやり直すケースは、以下が挙げられます。
矯正治療中から矯正後まで原因はさまざまです。
矯正治療後に歯並びが後戻りしたケース
矯正治療後に歯並びが元の悪い状態に戻ることを後戻りと呼びます。
このように後戻りが起こった場合は、歯科矯正をやり直す方がよいでしょう(;´・ω・)
歯並びが後戻りした理由にもよりますが、せっかく矯正治療を行ったのにすぐに歯並びが乱れる場合は早めに矯正治療をしていた歯科医院に相談しましょう。
矯正治療後に歯並びが乱れる原因は、以下が挙げられます。
- 親知らずが生えた
- 口呼吸
- 舌が低位にある
などが考えられます。
お子様のうちに歯並びを改善された場合は、親知らずが生える15歳くらいになって歯並びが乱れてくるリスクがあります。
親知らずは一番奥から生える永久歯で、最大で4本生える方もいれば1本も生えてこない方もいらっしゃいます。
親知らずは生えるスペースが不足していることが多く、手前の歯を押してしまい全体的に歯並びが乱れることがあるのです(-_-;)
また、唇がしっかり閉じられずに口呼吸になっている方は、前歯を押さえる力が不足するため前方に出てしまい歯並びが崩れることがあります。
特に、出っ歯や受け口だった方は口呼吸の癖がある可能性がありますので治療中に意識的に改善していくことが大切です。
他にも、舌が適切な位置に安定していないと舌の癖により歯並びが悪くなることがあります。
舌先は上の前歯の少し後ろにあるスポットポジションと呼ばれる膨らみに位置しますが、
舌の筋力が低下していると舌は下方に落ちてしまい、前歯を押したり、舌を噛んだりする癖が現れることがあるのです( ;∀;)
矯正治療の途中で後戻りしたケース
矯正治療の途中でもせっかく整えた歯並びが後戻りすることがあります。
これは、矯正装置をしっかり装着していないことがほとんどの原因です。
ワイヤー矯正治療であれば、歯並びを整えている最中にワイヤーやブラケットが外れてしまうトラブルにより思いもよらない方向に歯が動いたり、
歯並びが元の悪い状態に戻ったりすることがあります(-_-;)
マウスピース型矯正であれば、マウスピース型のトレーを装着し忘れたり、装着時間が短すぎたりすると歯並びが後戻りするリスクが高まります。
装置が破損した場合も歯並びが後戻りする恐れがあるため、少しでも装置にトラブルがあれば早めに矯正歯科に相談しましょう。
予定通りに歯が動かないケース
矯正治療を行う場合は、精密検査などをもとに最終的な歯並びの状態や治療期間などをあらかじめある程度予測します。
しかし、歯や歯ぐき、顎の骨の状態によっては予定通りに歯が動かないケースがあります。
たとえば、予定ではワイヤー矯正のみで歯並びを治そうとしていたのに、思ったよりも前歯が後方に動いてくれない……といったトラブルが引き起ることがあります。
このようなケースでは一度治療計画を立て直して、歯科矯正をやり直すことがあるのです。
ワイヤー矯正に加えて他の矯正装置を組み合わせて治療を進める方法に移行します。
矯正再治療の方法
矯正治療を再度やり直す場合は、以下の方法で進めます。
ワイヤー矯正
ワイヤー矯正は、表側矯正と裏側矯正(舌側矯正)2種類に大きく分かれています。
矯正歯科によって取り扱っているワイヤー矯正の種類は異なるので、カウンセリング時に確認しておきましょう。
再治療を行う場合は、基本的に同じ装置で行うことが多いです。
表側矯正は、歯の表面にブラケットとワイヤーを貼り付けて歯並びを整える方法です。
裏側矯正(舌側矯正)は、歯の裏側にブラケットとワイヤーを貼り付けて歯並びを整える方法です。
また、当院では表側矯正と裏側矯正(舌側矯正)を組み合わせたハーフリンガル矯正を選択いただくことも可能です。
上の歯には裏側矯正(舌側矯正)、下の歯には表側矯正を用いることでできるだけ費用を抑えた目立ちにくい矯正治療を受けられます。
マウスピース型矯正
マウスピース型矯正とは、歯型に合わせて製作された透明のトレー型の装置を装着することで歯並びを整える方法です。
マウスピース型のトレーはプラスチックの樹脂で製作されているため、歯ぎしりや食いしばりがひどい方は破損するリスクがありますので注意しましょう。
また、しっかり矯正装置を管理できなければ矯正治療は計画通りに進みません。
ワイヤー矯正に比べて目立ちにくく矯正治療していることを他人から気付かれにくいのが特徴です!
アンカースクリュー
アンカースクリューは、矯正治療用のインプラントのことです。
小さなネジ(アンカースクリュー)を上顎や頬側の歯ぐきや一番奥歯のさらに後ろなどに埋め込んで、歯を動かすための固定源にする装置です。
実際には歯ぐきの下にある歯を支えている骨(歯槽骨)まで埋め込むのですが、
何時間も要する手術ではなく部分的な麻酔のみでアンカースクリューを埋め込めますので負担が少ないのが特徴です。
歯ぐきから出ているネジの頭の部分と歯に装着したブラケットをゴムやワイヤーで引っ張ることで歯を効率的に動かすことができるのです(‘ω’)ノ
動かしたい歯だけを動かしたい方向に移動することが容易になるため、一部の歯の動きが悪いときに利用することがあります。
外科手術
歯列矯正だけでは歯並びや噛み合わせが改善されない場合は、顎の骨を削る外科手術をすることがあります。
基本的に当院では検査後に外科手術が必要かどうか判断することができます。
強制的ではありませんので、外科手術もするかどうかは患者様の判断にゆだねております。
しかし、歯列矯正だけで治療を行ってもやはり限界があり理想の歯並びに改善されない場合は、治療のやり直しを考えられる方もいらっしゃいます。
治療前に外科手術を行うメリットとデメリットを把握しておくことが大切です!
矯正治療のやり直しを防ぐためのポイント
矯正治療のやり直しはできるとわかっていても、実際やり直しになるのは嫌……という方がほとんどかと思います。
そのため、以下のポイントに気を付けて矯正治療を進めることが大切です。
装置は適切に装着する
矯正装置が取り外し式の場合は、歯科医師の指示通りの時間と使用方法で装着することが大前提です。
矯正装置をうっかり外したままにしてしまった……というトラブルを避けるためにも、
アラームをかけて装着のタイミングを忘れないようにしたり、専用のケースで持ち運んだりしましょう(`・ω・´)
通院日を守る
矯正治療は、ワイヤー矯正やマウスピース型矯正など装置の種類にもよりますが通院の間隔は決められています。
当院の裏側矯正(舌側矯正)であれば、3~6週間毎、マウスピース型矯正であれば1~3ヶ月毎で通院していただきます。
通院の間隔は歯並びの状態や歯の動き方によって個人差がありますので、歯科医師の指示に従いましょう。
長い間通院しないで放置しておくと、ワイヤーやブラケットが外れたり、
マウスピース型のトレーが破損したりするトラブルが引き起りやすくなり、歯並びが後戻りするリスクが高まります。
装置に違和感があれば早めに来院する
通院の間隔を守っていても、予期せぬトラブルが引き起ることもしばしばあります。
装置や歯にいつもとは異なる違和感があれば、早めに矯正歯科に相談しましょう。
リテーナーは必ず装着する
歯を動かす動的治療を終えたら、矯正装置を外します。
しかし、歯並びが安定するまではリテーナーと呼ばれる保定装置を装着する必要があります。
歯並びが整ったからといって保定装置の装着をさぼるとあっという間に歯並びが後戻りするケースもあるため注意しましょう。
保定装置には取り外し式ができるマウスピース型と固定式の装置がありますので、管理面も考えて相談してみるのもよいでしょう。
矯正治療後に歯並びが悪くなったらかかりつけの矯正歯科へ相談しよう!
矯正治療を行った後に歯並びが悪くなった、矯正治療中に歯並びが後戻りした場合は治療のやり直しの対象となることがあります。
まずは、かかりつけの矯正歯科に相談してみましょう。
当院でも治療後に後戻りをしてしまった場合に再治療をすることもあります。
通常の矯正治療の期間よりも短期間で終えられることがほとんどですが、基本的に費用が発生する場合がありますので注意しましょう(>_<)
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