こんにちは😆
天神歯科・矯正歯科です✨
いつも当医院のブログをご覧いただき、ありがとうございます😊
上下の前歯の噛み合わせが深すぎる状態を放置すると、歯がすり減って食べ物が噛みにくくなるなど日常生活に支障をきたすことがあります。
お口の健康を守るためにも早めに歯列矯正を受けるのが望ましいです。
そこで本記事では「歯並びで上下の前歯が深すぎるときの矯正は?」について解説します☝
上下の前歯が深すぎる歯並びとは?
噛んだときに上の前歯が下の前歯を覆ってしまう深い噛み合わせを「過蓋咬合(かがいこうごう)」と言います。
鏡を見て「イー」としたときに上の前歯が下の前歯を2/3以上覆っている場合は、過蓋咬合の可能性があります。
過蓋咬合は歯並びが整っている人でも起こり得るため、歯科検診で指摘を受けるまで気づかない方も多いです。
原因は、顎のバランスの乱れや奥歯の高さの問題などがあります。
放置すると奥歯に負担がかかり、歯の寿命を短くしてしまう可能性があります😓
また、出っ歯やガミースマイルにつながることも。
過蓋咬合は歯や顎関節にさまざまな悪影響を与えてしまう可能性があるため、早めの対策が必要です⚠
上下の前歯が深すぎるときの矯正は?
骨格に問題がない過蓋咬合は、ワイヤー矯正やマウスピース矯正が選択可能です。
ただ、過蓋咬合の場合は歯を左右に動かすのではなく、前歯を歯ぐきの方向に動かしたり、奥歯を引っ張り出したりといった方法で噛み合わせを調整します。
ワイヤー矯正の場合は、まず奥歯の噛む面に樹脂を貼り付け、正しい噛み合わせの高さを確保し、その状態で顎間ゴムを用いて歯を適切な位置に引き出す治療が行われます。
また、前歯を歯ぐきの方向に動かす際は、アンカースクリューと呼ばれる装置を用いることもあります。
アンカースクリューとは、歯ぐきにチタン製のネジを埋め込み、その部分を固定源として歯を動かす治療方法です。
この方法は、矯正の選択肢を広げるだけでなく、治療期間の短縮も期待できます!
マウスピース矯正でも、顎間ゴムやアンカースクリューを使用し、歯を上下に動かすことが可能です。
また、過蓋咬合の治療で使用するアタッチメント(バイトランプ)をマウスピースに付与することもあります。
これにより、奥歯を引っ張りだしたり、前歯を歯ぐきの方向に押し込むことが可能です🦷
骨格に問題がある場合は、歯列矯正だけでは十分に噛み合わせを改善することが難しいことがあります。
そのような状態は、顎の骨の形態を調整するための外科手術を行い、その後歯列矯正で歯並びを整える「外科矯正」が適応されます。
過蓋咬合を悪化させないためには?
過蓋咬合は、遺伝による骨格や歯の異常が原因で生じることがありますが、日常生活の習慣や癖も悪影響を及ぼすことがあります。
そのため、矯正治療後の噛み合わせを保つためにも、以下のような癖を改善することが大切です。
- 食いしばり
- 頬杖
- うつぶせ寝
- 唇を噛む
- 口呼吸
まとめ
上下の前歯が深すぎる噛み合わせ(過蓋咬合)は、お口の中の状態や原因によって一人ひとり適した治療方法が異なります。
当院では無料相談を行っています!
過蓋咬合に悩んでいる方、治療方法について詳しく知りたい方など、どんな些細なことでも構いません。
お気軽にご相談ください😊