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歯ぎしり癖があると受け口になりやすいの?


受け口 歯並び 原因

皆様、こんにちは(*^^*)
福岡市にある【天神歯科・矯正歯科】です!

歯をギリギリと擦り合わせてしまう「歯ぎしり」
「歯ぎしりが続くと受け口になるって聞いたけれど、本当?」と気になっている方へ。

じつは、歯ぎしりが原因で受け口になったり、反対に受け口により歯ぎしりがひどくなったりすることがあります。
今回は、歯ぎしりの特徴や原因、歯ぎしりの種類、受け口の特徴や原因、歯ぎしりと受け口の関係などを解説します!

歯ぎしりとは?

受け口 歯並び 原因
歯ぎしりとは、上下の歯と歯をギリギリと擦り合わせる癖のことをいいます。
無意識のうちに歯をこすり合わせてしまうことを歯ぎしりと呼び、習慣化している方もいらっしゃると思います(;´・ω・)
ただし、歯ぎしりは無意識のうちにおこなっていることが多いため自分では気付きにくく、家族や友人に確認してはじめて気付くこともあるでしょう。

通常、リラックスしているときは上下の歯と歯は接触していません(´・∀・`)ヘー
安静空隙と呼び、上下の歯と歯の間には数mm隙間が空いているのですが、歯ぎしりがある方はリラックスした状態でも歯と歯が接触している傾向があります。
歯ぎしりを放置しておくと、歯だけではなく歯を支えている顎の骨や歯ぐきにも悪影響を及ぼすことがありますので、早めに改善することが大切です!

歯ぎしりの原因

歯ぎしりの原因は、いまだにはっきりとはわかっていません。
しかし、以下の原因が歯ぎしりを引き起こすリスクが高まりますのでチェックしてみましょう(‘ω’)ノ

ストレス

ストレス ストレス発散
歯ぎしりを強くするのは、ストレスと考えられています(-_-;)
身体的にも精神的にもストレスを感じると歯ぎしりが強くなる傾向があります。
たとえば、長時間同じ体制でいると身体にストレスがかかります。
デスクワークや立ち仕事など疲れが知らず知らずにたまっていくと歯ぎしりが引き起こされることがるのです。
他にも、大勢の前でプレゼンをしたり、他人から注意を受けたりすることで心身的にストレスがかかり歯ぎしりをしてしまう方も少なくありません( ;∀;)
疲れや悲しみ、苦しみなどを自分の中で消化しようとしてグッと歯に力が入ってしまうのかもしれませんね。

噛み合わせの乱れ

歯並び デコボコ ガタガタ
噛み合わせの乱れが原因で歯ぎしりが引き起こされることがあります。
歯ぎしりの原因とはいわれていませんが、歯ぎしりを改善することに大切なのは噛み合わせと言われています(`・ω・´)
噛み合わせが整うことで歯ぎしりが改善することがわかっているため、噛み合わせが悪い方は歯ぎしりをするリスクが高まるといえるでしょう。
上下の噛み合わせが乱れていると一部の歯と歯が他の歯よりも強く当たったり、噛み合わせるタイミングが早かったりすることで歯ぎしりにつながることがあります。

顎関節症

歯ぎしりが強くなる原因として顎関節症が挙げられます。
顎関節症は「顎が痛い」「顎から音がする」「大きくお口を開けられない」などの症状が現れる病気です。
顎の関節や筋肉に問題があると顎関節症になるリスクが高まるのですが、歯ぎしりにより顎関節症になるリスクを促進することも(;´・ω・)
顎関節症を放置しておくとさらに歯ぎしりが強くなり、歯並びにも悪影響を与えます。

歯ぎしりの3つの種類

ここからは、歯ぎしりの3つの種類を紹介します。
歯ぎしり 種類

グライディング

グライディングは、上下の歯を左右にこすり合わせるタイプで就寝中にギリギリと音が鳴る方や、無意識に顎を大きく動かしてしまう方が多い傾向があります。

タッピング

タッピングは、上下の歯を強くカチカチと当てて音がなるような歯ぎしりの種類です。
歯と歯が強く当たるため、自分でも音が鳴ることに気付くこともあります。
食事中や会話中も無意識のうちにタッピングする癖がある方もいらっしゃいます。
細かい動きで、寒いときなどに身体が震えると歯をガタガタとしてしまう動きにも似ています。

クレンチング

クレンチングは、上下の歯を強く噛みしめる状態です。
歯ぎしりと聞くと歯をこすり合わせるイメージがあるかもしれませんが、クレンチングと呼び歯や顎にグッと長時間力が入る状態も歯ぎしりの仲間です。
グッと歯を強く噛みしめることは歯だけではなく顎にも大きな負担がかかります(-_-;)
自分の体重と同じくらいの圧力がかかっているといっても過言ではありません。

受け口とは?

受け口 下顎前突 歯並び
受け口とは、下の歯が唇側に傾斜したり、下の顎が大きすぎたりして上下の噛み合わせが反対になっている状態です。
専門的には反対咬合や下顎前突という悪い歯並びに分類します。

受け口の原因

受け口の原因は、さまざまで複雑に入り混じっていることもあります。

骨格的な問題

受け口 歯並び 骨格
骨格的な問題が受け口の原因になることがあります。
上の顎は頭蓋骨と一緒に12歳くらいまで、下の顎は身体と一緒に18歳くらいまで成長を続けるとわかっています。
健全に顎が成長する時期に顎によい刺激が伝わっていないと、顎が小さすぎたり、左右のバランスが崩れたりするリスクが高まります。
中でも「よく噛む」ことは顎の成長に大切で、歯ごたえのあるものを食事に取り入れることで噛む回数を増やすことができます。
他にも、食材の大きさも年齢に合わせて大きくするなど工夫することが必要です。
遺伝により骨格が両親に似ることも2割程度ですがあるといわれています。
両親どちらかが受け口の場合は、お子様も受け口になるリスクが高まります。

歯の問題

骨格性 歯並び 受け口
歯の大きさや本数が問題で受け口になることもあります。
たとえば、以下のような状態の方は受け口のリスクが高まります。

  • 下の歯が大きすぎる
  • 下の歯が傾斜して生えてきた
  • 下の親知らずが生えてきた
  • 下に過剰歯がある

歯が平均よりも大きすぎたり、歯が斜めに生えてきたりして受け口になることがあります。
他にも、15歳以降で生える一番奥の永久歯「親知らず」が生えてきた方は大人になってから受け口になることも(;゚Д゚)

歯ぎしりと受け口の関係

ここからは、歯ぎしりと受け口の関係をみていきましょう。

歯ぎしりで受け口になる

歯ぎしりが原因で受け口になることはありえます(>_<)
歯ぎしりをすることで歯がすり減り噛み合わせが乱れることで、噛み合う位置がずれて受け口になる方もいらっしゃいます。
他にも、歯をギリギリ擦り合わせるときに下顎を前方に出す癖が習慣化して、顎の成長に悪影響を与えることも。

受け口で歯ぎしりが引き起こされる

受け口 原因
受け口を放置することで歯ぎしりが引き起こされるケースもあります。
骨格的や歯の問題により受け口になった方は、上下の噛み合わせが崩れている傾向があります。
上下の噛み合わせが安定しないと、顎を動かして無意識のうちにぴったり合う噛み合わせの位置を探してしまうときに下顎が前方に出ることがあります。
乳歯が生え揃っていないお子様にもよくみられる症状ですが、上下の噛み合わせが安定していないと下顎を出してしまう癖がつく傾向があるのです。

歯ぎしりの治療や対策

歯ぎしりを改善するために歯科医院では以下のような治療を受けることが可能です。

ナイトガード

一般歯科では、歯ぎしりの治療でナイトガードを使用します。
透明のマウスピース型のトレーを就寝中に着用することで、歯や顎への負担を軽減するのが目的です。

スプリント

歯ぎしりや食いしばりがひどく顎関節症を引き起こす方も少なくありません。
このような場合は上下の噛み合わせの位置関係を適切にするためにスプリントと呼ばれる装置を装着していただきます。
上下一体型になっているマウスピース型のトレーを使用することが多く、装置を付けると上下の歯の位置を適切な位置で維持してくれます。

矯正治療

仕上がり 治療精度
歯並びや噛み合わせが原因で歯ぎしりが引き起こされている場合は、矯正治療を行うのが望ましいです。
当院では、表側矯正や裏側矯正(舌側矯正)、マウスピース型矯正などをご用意しております。
ただし、マウスピース型矯正は重度の歯ぎしりの方には向いていない傾向がありますのでご相談ください!

噛み合わせに問題があれば矯正治療で改善しよう!

噛み合わせや歯並びの乱れを放置しておくと歯ぎしりや食いしばりが引き起こされることがあります。
歯並びや噛み合わせが悪い場合は、歯列矯正を行うことで見た目はもちろん歯ぎしりを防止することにもつながります。
当院では、カウンセリングを行い患者様のお口の健康状態や歯並びを把握してから適切な治療をご提案させていただきますのでお気軽にご相談ください(^o^)/

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