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放置して大丈夫 !? 矯正装置が外れた時にするべきこととは


福岡 天神 矯正

皆さんこんにちは!
福岡市天神西通りにある【天神歯科・矯正歯科】です。
最近はすっかり暑くなり、熱中症などで体調を崩しやすい気候になってます。
水分補給をしっかりと行って、適度に休憩をとりながら過ごしていきましょう!
さて本日は、矯正治療に起きてしまうトラブルについてのお話をさせていただきます。
矯正治療中にどうしても起こってしまう『装置の脱離』、治療中の方は経験したことありませんか?
しっかりと付けていても、なんらかの要因で外れてしまうこともあります。
今回はその原因や対処法等についてお伝え出来ればと思います。

福岡 天神 ブラケット

装置が外れた時にするべきこと

ご飯を食べている時や、気付いたらお口の中の装置が外れていた場合や、朝起きたら取れていた場合。
歯磨きの際、鏡でお口の中を見た時に気付いたり、舌で触った感じがいつもと違うので気付いた等様々なケースがあると思います。
矯正期間中に装置のブラケットが外れてしまった場合、どうすればいいのでしょうか?

福岡 天神 矯正

かかりつけの歯医者さんへ予約をいれる

装置が外れてしまった場合、早急にかかりつけの歯医者さんへ連絡をして急患の予約を入れましょう。
そして出来るだけ早く行けるようにスケジュールを調整しましょう。
何故早い方が良いかと言うと、矯正装置が外れてしまった歯というのは、矯正の力のコントロールから解放されて
元の歯並びに戻ろうと、少しずつ動いてしまうのです。
矯正で歯を動かすのは、痛みを伴いながら時間を掛けてゆっくりと移動させていくのに対し、歯の後戻りは痛みもなくかなり早いスピードで動いてしまいます。
そうするとまた歯を動かすのに時間がかかるので、トータルの治療期間がどうしても伸びてしまいます。
なので出来るだけ早く歯医者さんへと予約を入れて、装置を元に戻してもらいましょう。

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極力触らない

もしワイヤー矯正をしている場合だと、装置がとれた状態というのは非常に不快です。
歯の表面に接着している装置が脱離してしまい、ワイヤーに装置だけがぶら下がった状態になります。
どうしても粘膜や舌にあたってしまい、違和感が強いです。
そして歯の表面にセメント等が残っている場合、ざらざらと嫌な感触もあります。
また食事中などは食べ物が引っかかったりして、普段通りに食事が出来ず余計に気になります。
ただ、だからと言って触っていじってしまうと、隣接する他の装置が外れたり、ワイヤーに変な力がかかってワイヤーが変形し、痛みが出たりする可能性があります。
基本的には出来るだけ触らず、我慢をして乗り切りましょう。

装置が外れる原因とは?

食事中に外れる

矯正装置脱離で一番多いのはお食事中の脱離です。
ワイヤー矯正ですと表側裏側とありますが、裏側矯正の方が食べる際の影響を受けやすいです。
また裏側の方が装置自体のサイズも小さくなるので、接着面積の狭さからも外れやすいかもしれません。
矯正期間中というのは、基本的には粘着性のある食べ物は控えてもらいます。
ガムだったりというのは装置に絡まりやすく外れにくいので、変な力がかかって装置脱離の原因にもなります。
また他にも、硬い食べ物というのも非常に外れやすいです。
お肉系は大きいままだと装置に負荷を与えて、セメントからバキッと外れてしまいやすいです。
そういった場合は小さく細かくしてもらったりと装置に負荷がかからないよう工夫をして食べてもらえばと思います。
硬いものや大きいものを咬む瞬間は、注意が必要です。

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噛み合わせで外れる

矯正装置を付けた時というのは、噛み合わせを確認し、装置と歯が接触しておらず力がピンポイントでかかってしまっていないかを確認します。
ですので、装置を付けてすぐや調整をしてすぐ噛み合わせが原因で外れることは少ないかと思います。
ただ矯正治療中は全体の歯を一気に動かしていくので、日々噛み合わせが変化しています。
当たっていなかった箇所が当たってくるようになったりすることはよくある事なので、歯が動くことによって噛み合わせが変化し、装置が外れてしまうこともあります。
装置と歯が接触しまいよう、あらかじめ噛み合わせを上げる処置をすることもあります。
ただ日常生活を送れる程度に高さの変化は留めるので、1カ月後の調整までに変化して当たってしまう可能性もあります。
噛み合わせの変化といのは患者様が一番気付きやすいものになるので、もし装置と歯が接触しているような違和感があれば、
すぐに歯医者さんで確認をしてもらいましょう!
装置が取れる前に対処が出来るかもしれません。

装置が外れた時の対処法

矯正装置が外れてしまった後、どうしてもスケジュールが合わずすぐにかかりつけの歯医者さんにいけない時があるかと思います。
そう言った場合、どういう対処法があるのかをお伝えさせていただきます。

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保護剤を使用する

矯正を始めた時、必ず貰うであろう保護剤はこういった場面で活躍してくれます。
ワックスとも呼ばれるもので、柔らかい材料になってますので自分で使いたい量だけ千切って使用出来ます。
普段の矯正中ですと粘膜に当たって痛い箇所だったり、ワイヤーが伸びてる箇所などに使用をして違和感を少なくしてくれます。
ただ今回のような装置が外れてしまった場合でも使用OKです。
装置が脱離してしまうと、お口のなかで装置がワイヤーに引っかかったまま揺れる状態になります。
そうすると粘膜に当たったり、お食事がし辛かったり、不快感が強いです。
装置が外れてしまっている場所に、固定するような感じで保護剤をくっつけると、一時的ではありますが外れている装置が揺れたりなどの症状は無くなります。
保護剤は水分がある面だとくっつきが悪いので、テッシュなどで水分を拭ってから付けてあげると長持ちしやすいです。
上手に使用して乗り切りましょう!

口内炎用の薬を使う

こちらも矯正を始めた時の必需品になります。
口内炎を治すためのお薬は軟膏やシールタイプと色々あり、どのタイプでも構いません。
歯列矯正を始めたばかりの頃は、まだお口の粘膜が装置に慣れておらず、口内炎が出来やすいです。
ですので口内炎用のお薬というのは矯正初期にとても使うものになります。
ただ矯正を始めて数カ月も経過すると、粘膜が矯正器具になれてくれて口内炎も徐々に減ってきます。
なので段々と使用することが無くなっていく口内炎用のお薬ですが、装置が外れた時にまた必要になってきます。
装置が外れた場合、外れたブラケットやワイヤーが固定されておらず、粘膜に当たって傷になりやすいです。
傷が治っていない内にまた当たると、余計に傷が広がって治りも遅くなります。
ですので、すぐにかかりつけの歯医者さんに行けない場合はお薬を使って出来るだけ快適に過ごしましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?
本日は矯正器具が外れた時にするべきことのついてのお話をさせていただきました。
矯正期間というのは基本的には年単位で、すぐには終わらず長いものになります。
その長い期間の中で、装置が外れたり等のハプニングはほとんどの方が起きます。
そういった時にするべきことや対処法が頭の中にあれば、不安感が少なくて済むかなと思います。
長い矯正期間を出来るだけ快適に過ごすためにも、解決策を知っておきましょう!
当院ではカウンセリングもおこなっております。予約はこちらからお願いいたします。
なにかお悩みや、歯並びで気になる事がある方は、是非お気軽にご連絡ください!

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