こんにちは(^o^)/
『天神歯科・矯正歯科』でございます(*´ω`*)
受け口とは、下の歯が上の歯よりも前に出ている歯並びで、「反対咬合(はんたいこうごう)」や「下顎前突(かがくぜんとつ)」ともいわれます。
2011年(平成23年)に行われた歯科調査によると、12歳~20歳の前歯の不正咬合のうち、2.4%がこの受け口となっています(◎_◎;)
割合的には少ないかもしれませんが、見た目の問題や、「噛む」「話す」といったお口本来の機能に支障を与える恐れもあるので注意が必要です(;´・ω・)
受け口になる原因はさまざまなものがありますが、そのひとつに「扁桃腺(へんとうせん)」があると聞いたことがある方がいらっしゃるかもしれませんね。
今回は、「受け口」と「扁桃腺」にどのような関係があるのかを説明します。
目次
扁桃腺が受け口の原因になるケースがある
「扁桃腺と受け口に、どんなつながりがあるの?」と思う方もいらっしゃるでしょう(。´・ω・)?
じつは、扁桃腺の腫れや慢性的な炎症が、受け口になる原因となることがあります。
まずは、扁桃腺の役割をみてみましょう。
扁桃腺の役割
扁桃腺は、細菌やウイルスなどから身体を守る防御機能を持つリンパ組織で、舌のつけ根に左右一対ずつあります。
- お口や鼻から入ってきた病原菌を感知する
- 病原体を捉え、感染を防ぐための抗体をつくる
- 病原体を排除し、感染の広がりを抑える
などの重要な役割を持っています。
扁桃腺の問題はお口の発育に影響を与える
扁桃腺は、病原体から身体を守る役割がありますが、「扁桃炎」や「扁桃腺肥大」などの問題を引き起こすことがあります(>_<)
扁桃炎とは、扁桃腺が細菌やウイルスに感染して炎症を起こすことで、喉の痛みや腫れ、発熱を伴う病気です。
それに対して、扁桃腺肥大とは、扁桃腺が通常よりも大きく腫れている状態をいいます。
子どもに多く見られる症状ですが、大人でも起こることがあります。
子どもの場合は、扁桃腺が3歳ごろから大きくなり、7歳ごろにピークとなるものの、10歳ごろには小さくなることがほとんどです。
大人の場合も、無症状の場合は治療の必要がないケースもあります。
けれども、扁桃腺が肥大することで呼吸や食事、睡眠に影響を与えることがあります。
また、扁桃炎を繰り返したり、扁桃腺肥大で扁桃腺が腫れたりすることで、口呼吸が習慣化し、お口の発育に影響を与え、受け口の原因になることがあるのです。
口呼吸が習慣化すると受け口になりやすい
扁桃腺の問題が受け口を引き起こす原因は、「口呼吸」にあります。
口呼吸が続くと、次のような影響を招きやすくなり、鼻呼吸が難しくなって、口で呼吸をするのが習慣になってしまうことがあるのです;つД`)
1.舌の位置の低下
舌は、上顎に軽く接しているのが適切な位置です。
けれども、口呼吸をしていると、お口が開いた状態で呼吸をするため、舌の位置が下に落ち込みやすくなります。
舌が下にあることで、下顎が前方に押し出され、受け口の原因になることがあります。
2.成長期の顎の発育への影響
特に子どもの成長期において、扁桃腺の腫れが慢性的に続くと、お顔や顎の発育に影響を及ぼすことがあります。
口呼吸が習慣化すると、上顎の発育が抑制され、相対的に下顎が前に出やすくなります。
これにより、受け口が進行しやすくなるのです。
3.お口周りの筋肉の発育不良
口呼吸の習慣によって、お口周りの筋肉が弱くなることも、受け口の原因となります。
お口や頬の筋肉のバランスが悪くなることで、顎や歯並びに悪影響を及ぼす原因になると考えられるのです。
お口周りの筋肉は、舌や唇、頬の動きと密接に関わり、歯や顎の適切な位置をサポートする役割を持っています。
筋肉の発育が不十分だと、筋肉がしっかり働かず、歯並びやかみ合わせに影響を及ぼすことがあります。
扁桃腺の治療と受け口の予防
扁桃腺の腫れや扁桃炎を繰り返すようであれば、早めに耳鼻咽喉科や小児科での診察を受け、適切な治療を行うことをおすすめします。
食事がしにくい、寝ている時に息が止まる「睡眠時無呼吸症候群」などを引き起こしている、といった場合は扁桃線を摘出する手術を検討することもあります。
また、受け口が進行している場合には、歯科での歯列矯正を行うことも検討しましょう!
歯列矯正を行い、歯並びやかみ合わせのバランスを整えることで、かみ合わせの問題を改善できる可能性があります。
当院の受け口の歯列矯正では、
- マウスピース型矯正装置
- ワイヤー矯正
などをご用意しています(`・ω・´)
渋谷矯正歯科の受け口の歯列矯正
当院は、矯正治療を専門に行うクリニックとして、複数の治療法をご用意しています。
周りの人に歯列矯正をしていることを知られたくない方には、目立ちにくい装置もご提案いたしますので、まずはご相談ください(^_^)
また、歯列矯正では改善が難しい場合は、矯正外科治療をご案内することもあります。
マウスピース型矯正装置
透明なマウスピースを使って歯並びを整える装置です。
お一人おひとりの治療計画に基づいてオーダーメイドで複数のマウスピースを製作し、数週間ごとに新しいマウスピースに交換しながら少しずつ歯を動かしていきます。
透明なプラスチック素材で作られているため、目立ちにくく、装置を装着していても気づかれにくいといった特徴があります。
また、食事や歯磨きの際に取り外せるため、衛生管理がしやすく、食事の際の制限が少ないこともメリットのひとつです。
マウスピース型矯正装置が適応できる症例には限りがあり、重度の不正咬合や複雑な症例には対応できないことがあります。
歯列矯正の治療法を選ぶ際には、歯科医師とのカウンセリングの際にしっかりと相談し、適切な治療法を選択することが大切です。
ワイヤー矯正
ワイヤー矯正とは、歯の表面に装着したブラケットにワイヤーを通し、力をかけることで歯を動かし、歯並びや噛み合わせを矯正する方法です。
歴史ある治療法で、幅広い症例に対応できます。
ワイヤーが常に歯に安定した力をかけるので、計画通りに歯を動かしやすいといったメリットがあります。
歯磨きがしにくくなるため、むし歯や歯周病のリスクが高まる恐れがあるため、おうちや歯科医院での丁寧なケアが必要です。
当院では、歯の表側に装置を取り付ける「表側矯正」のほかに、歯の裏側にブラケットを装着する「舌側矯正(裏側矯正)」もご用意しています。
治療中の見た目を気にすることなく治療を受けることができるため、人前に出るお仕事をされている方に人気があります。
「舌側矯正(裏側矯正)」は、動きにくい奥歯を固定源として前歯を動かすため、前歯を引き込みやすく、受け口の治療に効果がある治療法です。
受け口など不正咬合のお悩みは「天神歯科・矯正歯科」までご相談ください
扁桃腺の腫れや慢性的な炎症が原因で口呼吸が続くと、舌の位置や顎の発育に影響を与え、受け口を引き起こすことがあるため、早めに適切な治療を行うことが大切です!
また、受け口が進行している場合は、歯列矯正でお口をキレイに整えることをおすすめします。
天神駅から約徒歩10分の「天神歯科・矯正歯科」では、受け口になった原因を根本から突き止め、患者さんのご希望やお口に合った治療法をご提案いたします(`・ω・´)
駅から近く、お仕事帰りやお買い物のついででも通院しやすい歯医者ですので、歯並びやかみ合わせにお悩みの方は当院までご相談ください(^o^)/
※マウスピース型カスタムメイド歯科矯正装置は、日本では完成薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となることがあります。
※矯正歯科治療は公的医療保険適用外の自費(自由)診療となります。
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