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受け口治療におけるゴムかけの重要性と役割とは?


受け口 ゴムかけ

こんにちは!
天神歯科・矯正歯科でございます(‘ω’)ノ

本日は受け口治療におけるゴムかけの重要性とその役割についてお話させて頂きます!
受け口の矯正治療を考えた時にゴムかけが必須と聞いたことがある人も少なくはないと思います。
「ゴムをかけていて日常生活に支障はないのか?」
「必ずゴムかけをしないといけないのか」と気になる人も多いのではないでしょうか(。´・ω・)?
受け口の治療は受けたいけれども「毎日のゴムかけが不安」「本当にゴムかけって必要なの?」と思う方はぜひこの記事を参考にしてください!!

受け口の特徴

受け口 歯列矯正 特徴
そもそも受け口の特徴として他の歯並びとどのような違いがあるのでしょうか?
受け口は遺伝が主な原因の骨格から受け口になる骨格性下顎前突と歯が傾くことにより受け口になる歯槽性下顎前突の2種類に分類されます。
正常な咬合は上の歯が下の歯に覆っている噛み合わせであり、
受け口は下の歯が上の歯より前で噛んでいる状態のことで、
歯だけが反対になっているケースと下あごが成長しすぎて下あご全体が前に出ているケースがあります。
下あごが出ているケースだと横から見るとEラインが崩れているため見た目にコンプレックスを感じる方も多いのではないでしょうか。
また、受け口の噛み合わせは食事や発音など日常生活にも支障がでることがあり、さらに顎関節症や身体への不調へ繋がる方もいます。
少しでも受け口が気になる方は歯列矯正相談をされることをおすすめします(`・ω・´)

ゴムかけが必要とされる歯並び

エラスティックゴム 種類 
歯列矯正でゴムかけが必要とされる歯並びは以下のとおりです。

受け口(下顎前突)
出っ歯(上顎前突)
上下の歯がちくはぐに噛み合っている(交叉咬合)
ポカン口(開咬)

ゴムかけはワイヤー矯正、マウスピース矯正両方において選択されます。
また、症例や噛み合わせの程度によってゴムのかける位置や期間が異なるため必ず歯科医師の指示を守りましょう。

受け口治療でゴムかけを行う重要性

受け口治療においてゴムかけの役割はかなり重要です。
歯列矯正中にゴムかけをすることで歯が移動したり適切な噛み合わせに調整したりすることが可能になります。
また矯正期間を短縮することも可能となるでしょう。
受け口 ゴムかけ
基本的には1日20時間以上、食事やブラッシング時以外はゴムをかけます。
ゴムはご自身で取り外しが可能なため自己管理が大変重要になります。

サボってしまったり指示通り装着するのを忘れてしまったりすると治療の計画がうまくすすまないことにもなりかねません(;゚Д゚)
ゴムかけは慣れるまでは大変ですが受け口治療には大変重要な役割を果たしますので、怠らず続けるようにしましょう!!

受け口治療におけるゴムかけの3つの役割

ここでは受け口治療に行うゴムかけの役割を解説していきます。

受け口治療中に行うゴムかけのゴムは直径約4~10cmと種類があり「エラスティックゴム」または「顎間ゴム」といいます。
ゴムかけは治療の中盤から後半にかけて取り入れることが多く、受け口治療では必須といっても過言ではありません。
受け口のケースは基本的に上の歯の6番目の奥歯と下の歯の犬歯の装置のフックにゴムをかけます。
ゴムかけの受け口治療における役割をそれぞれみていきましょう。

噛み合わせを整える

ゴムかけ 噛み合わせ 改善
上の奥歯と下の犬歯にゴムをかけることで噛み合わせを整えていきます。
ゴムをかけることで噛み合わせの位置や開咬の範囲が制限され正常な噛み合わせへと誘導されるためです。
受け口の場合、下あごが前に噛み合っていることが多いのでゴムにより徐々に噛み合わせが後ろの方に整えられていきます。

歯の移動を促す

ゴムをかけることで歯の移動が促されます。
ゴムにより歯に圧力をかけ細かく調整しながら歯が動いていきます。
さらに受け口治療のケースであればゴムかけを行うことで下の歯を後方にもっていく力が働くことが多いのです(^o^)丿

歯列矯正の効率を上げる

治療期間短縮 効率
ゴムかけをすることで歯列矯正の効率をあげることが可能になります。
受け口は噛み合わせから改善しないといけないケースが多く、
ワイヤー矯正やマウスピース矯正のみでは上下の歯並びは改善できても前後左右の噛み合わせを変えることは難しいのです。
歯並びがある程度改善されたあと、ゴムかけを行うことで噛み合わせが整い、より受け口の治療効率を上げることができるでしょう。

受け口治療のゴムかけの期間は?

スケジュール 期間 
ゴムかけはどれくらいの期間する必要があるのでしょうか?(。´・ω・)?
ゴムかけは受け口治療の中盤~後半にかけてゴムをかけ、受け口の程度によって期間は変わりますが、
数ヶ月から長い人であれば1年以上する必要があるでしょう。
前後の噛み合わせだけでなく左右にもズレているケースはさらにゴムをかける期間が長くなる傾向にあります。

ゴムかけの期間を短くする3つのポイント

ゴムかけの役割と重要性を理解していただいたところでゴムをかける期間を短くするポイントについて説明していきたいと思います。
歯列矯正は長期的な治療であり、人によっては早く終わらせたいと思う方も少なくはないでしょう。
ゴムかけも早く終われるのであれば早く終わるに越したことはありませんよね。
以下にゴムかけの期間を短くする3つのポイントをそれぞれ解説していきたいと思います!

1日の装着時間を守る

時間 きまり 守る
ゴムかけは指示された1日の装着時間を守りましょう(*’ω’*)
ゴムかけは基本食事とブラッシング時以外、1日20時間以上の装着をお願いしています。
さらに受け口の程度によって装着時間が変わりますが1日中装着が必要な方もいれば、夜だけ使用する噛み合わせの方もいます。
必ず指示された時間を守りゴムをかけるようにしましょう!!

また、ブラッシング後、急いで外出してしまい忘れてしまった。という話をよく聞きます。
ゴムは多めにお渡しできますので、予備をカバンの中に入れておくようにしてくださいね(^_-)-☆

1日1回はゴムを交換する

ゴムは1日1回必ず交換するようにしましょう。
ゴムは使った分だけ伸びて緩くなってしまい効果が薄れてしまいます(-_-;)
きちんとゴムかけをしていてもゴムの引っ張る力が弱まり効果が発揮されずゴムかけの期間が長くなるだけです。
最低でも1日1回はゴムを交換するようにし効果を持続させるよう心がけましょう!

指示された位置にゴムをかける

天神 矯正 ゴム掛け
ゴムは必ず指示された位置にかけるようにしてください。
ゴムをかける位置を間違ってしまうと本来動かしたい歯や調整したい噛み合わせにならず、
逆に噛み合わせがおかしくなってしまったり歯が違う方向に動いてしまったりと治療が延長しかねません(;´・ω・)
受け口治療の場合、基本的には「上の歯の奥歯と下の歯の犬歯」にゴムをかけますが噛み合わせの状態によっては位置が変わる人もいるので注意が必要です。
必ずゴムかけの位置を守るようにして、忘れてしまった場合は歯科医師に確認するようにしましょう。

まとめ

今回は受け口治療におけるゴムかけの重要性と役割について説明しました。
ゴムをかけると話しづらくなったり痛みが出てしまうことがありますが、
受け口治療において歯の位置を調節し噛み合わせを安定させるには必要不可欠な治療になります。
痛みや話しづらさもしばらくすると慣れてくるので安心してください(*^^*)

また、ワイヤー矯正、マウスピース矯正だけでは行えない噛み合わせなどの微調整も可能になり、矯正期間が短縮されるメリットもあります。
ゴムかけは少し億劫かもしれませんが、理想の歯並びに早く近づけるようサボらず装着するよう心がけでくださいね。
ゴムかけや歯列矯正に関して少しでも不安や心配なことがある方は遠慮なく当院スタッフにご相談ください!

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