こんにちは(^^♪
『天神歯科・矯正歯科』です(^o^)/
「受け口」とは、下の歯が上の歯よりも前に出ている状態で、「反対咬合」ともいわれます。
正常なかみ合わせでは、上の前歯が下の前歯よりもわずかに前に位置しますが、受け口の場合はこの位置関係が反対になっているのです;つД`)
受け口の程度にもよりますが、下顎がしゃくれて、横からみると三日月のようにみえることもあり、受け口でお悩みの方は多くいらっしゃいます。
また、受け口は見た目の問題だけではありません。
上下の歯のかみ合わせが逆になっているため、食べ方を始め、さまざまなトラブルを引き起こす原因にもなります(>_<)
今回は、受け口が「食べ方」に影響を与えることがあるのかを説明します!
目次
受け口は食べものをしっかり噛み砕くことが難しい
受け口は、下の前歯が前に出ている状態であるため、適切に顎が動きにくく、食べ方に影響を与えることがあります。
食べものを噛み切ったり、すりつぶしたりする力がうまく伝わらないケースがあるのです(-_-;)
また、食事の際に歯に異常な力がかかることで咀嚼(そしゃく)音が強調され、「クチャクチャ」という音が出てしまったり、特定の歯に負担がかかったりすることもあります。
受け口とは
厚生労働省が平成23年(2011年)に行った調査によると、12歳〜20歳の前歯の不正咬合のうち、受け口の方は2.4%という結果が出ています。
前歯のみで起こる場合が多く、不正咬合の中では少ない方といえるでしょう。
とはいえ、成長期の子どもで奥歯まで反対咬合がある場合、放っておくと顔が曲がるなどの原因になるケースもあるので注意が必要です。
参照:厚生労働省e-ヘルスネット「不正咬合の種類と実態」
受け口には、
- 上下の前歯の傾斜に原因がある
- 骨格の異常に原因がある
といった2つの種類があります。
軽度から中程度にかけての場合は矯正治療によって改善できることが多いですが、
骨格に問題があるような重度の受け口では、矯正と外科的手術を組み合わせた治療が必要になることもあります。
受け口の原因
受け口になる原因はさまざまなものがあり、以下のような要因によって引き起こされることがあります。
遺伝的要因
受け口は、保護者の方のどちらかが受け口である場合は、お子さんにも遺伝するケースがあります。
特に、
- 下顎が過度に発達している
- 上顎の成長が不十分
など、顎の形状や大きさに問題がある場合に発生することが多いとされています。
お口のクセ
舌を前に押し出すクセや、指しゃぶり、頬杖などのお口の習癖が、かみ合わせに影響を与え、受け口を引き起こす原因になります。
外傷や病気
ケガや病気が原因で骨の成長が妨げられたり変形したりした場合にも、受け口になることがあります。
受け口が与えるさまざまな影響
受け口は見た目以外にもさまざまな影響を与える恐れがあります。
1.かみ合わせのバランスが悪くなる
受け口では、上下の前歯の位置が逆になるため、前歯で食べものを噛み切ることが難しくなります。
また、奥歯のかみ合わせのバランスも悪いと、食べものをうまくすりつぶせないことがあります。
しっかり咀嚼(そしゃく)せずに食べものを飲み込むため、消化器官に負担をかける可能性があるのです。
上手に噛めないために、食事に時間がかかってしまう原因にもなります(;´・ω・)
2.発音やお口の動きに影響を与える
受け口のかみ合わせの問題は、発音にも影響を与えることがあります。
歯と舌先が触れる「サ行」や「タ行」の発音が難しくなり、発音にコンプレックスを持たれる方も少なくありません。
また、食事中に食べものがうまく口内で移動せず、お口からこぼれやすくなったり、咀嚼(そしゃく)音がしたりするなど、お口の動きにも悪い影響があるのです(;゚Д゚)
3.顎関節に負担がかかる
かみ合わせが適切でない場合、食べものを噛む際に顎に余分な力がかかり、顎関節に負担がかかることがありますΣ( ̄ロ ̄lll)
長期的にこのような状態が続くことで、咀嚼(そしゃく)能力の低下や、顎関節症のリスクが高くなる可能性があります。
顎関節症とは、顎の関節やその周りの筋肉に異常が生じることで、痛みや不快感、違和感を引き起こす病気です。
原因はひとつではなく、複数の要因が複合的に関与しているとされており、受け口だけが原因とは限りません。
けれども、歯が適切にかみ合っていないと、顎の関節に余計な負担がかかり、痛みや違和感を引き起こす顎関節症の原因のひとつになることがあります。
天神歯科・矯正歯科の受け口の治療方法
受け口の治療方法は、かみ合わせの状態や年齢、症状の重さによって異なります。
受け口の治療を行うことで、かみ合わせが改善する可能性があり、しっかり噛めるお口をめざすことが可能です。
代表的な治療方法には、以下のものがあります。
ワイヤー矯正
歯にブラケットを装着し、ワイヤーを使って歯を徐々に適切な位置に歯を移動させる治療法です。
当院では、歯の表側にワイヤーを装着する「表側矯正」や
歯の裏側に装置をつける「裏側矯正(舌側矯正)」のほかに、
目立ちやすい上の歯は裏側に、通常では見えにくい下の歯は表側に装置をつける「ハーフリンガル矯正」も行っています!
特に、「裏側矯正(舌側矯正)」は、動きにくい奥歯を固定源として前歯を動かすため、受け口のような前歯を引き込む治療に効果的な治療法です(*^^*)
「表側矯正」でも、目立ちにくい装置をご用意しており、人前に出る仕事をされている方や、
周りに矯正治療をしていることを知られたくない方など、患者さんに合わせた治療法をご提案しています。
治療前のカウンセリングでは、ライフスタイルやご予算などもおうかがいしますので、どのようなことでもお話しください(^^♪
マウスピース矯正装置
マウスピースを使って歯を動かす方法です。
透明の目立ちにくいマウスピース型矯正装置を使用するので、ほとんど見た目が気になりません(´・∀・`)
食事やお口のケアをする際は取り外しが可能なので、清潔を保つことができます!
当院の「マウスピース型矯正システム」では、お口の中を3Dでスキャンし、お口のデータをパソコン上に再現し、患者さんに合わせた治療計画をご提案します。
また、どのように歯が動いていくのかのシミュレーションを確認することも可能です。
軽度から中等度の受け口に適しており、お口の状態によっては対応できないケースもあります。
外科矯正
骨格に問題があるような重度な受け口の場合は、外科矯正をご提案することもあります。
一般的な矯正治療での改善が難しいような症状でも、顎の骨を切ったり削ったりする顎への直接的なアプローチで症状の改善をめざしますので、
重度の受け口の方もあきらめずに当院までご相談ください!
当院の外科矯正では、外科手術を先に行い、その後に歯列矯正を行う「サージェリーファースト」を行っています。
検査や治療計画は当院が行い、外科手術は提携医療機関で行っています。
受け口でお困りの方は「渋谷矯正歯科」までご相談ください
受け口は、かみ合わせが悪くなることから食べ方にも影響を与えることがあります。
受け口の治療は、歯列矯正が一般的です。
適切なかみ合わせを回復させることで、食べ方や消化機能の改善が期待できます(`・ω・´)
天神駅から約徒歩10分の「天神歯科・矯正歯科」は、矯正専門の歯科クリニックです。
患者さんに合わせたさまざまな治療法をご用意しており、ご希望に合わせてお一人おひとりに合わせた治療法をご提案しています。
受け口でお困りの方は当院までお気軽にご相談ください(^o^)/
※マウスピース型カスタムメイド歯科矯正装置は、日本では完成薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となることがあります。
※矯正歯科治療は公的医療保険適用外の自費(自由)診療となります。
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