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受け口で唾液が不足すると問題がある?


歯並び 唾液 唾液量

こんにちは(*^^*)
『天神歯科・矯正歯科』でございます(`・ω・´)
ブログを見て頂きありがとうございます!!

受け口は外見上のほかに機能的な問題も併せ持つ、口元の代表的な悩みの1つです。
受け口を放置することで、口の健康状態に影響を及ぼす可能性があるといわれています(´・∀・`)
なかでも受け口と唾液の関係性をご存じでしょうか。
一見、関係がないようにも思えますが、実は受け口と唾液は密接な関係で成り立っています。

今回は、受け口と唾液の関係性のほかに唾液が不足した場合の問題点について詳しく紹介していきます!
「最近口が乾くようになってきた」という方は、もしかしたら受け口が原因かもしれません( ゚Д゚)

受け口の特徴

受け口 下顎前突 歯並び
受け口というと「下あごが前へ出ている」状態を思い浮かべるかもしれません。
俗にいわれる「しゃくれ」がそれにあたり、歯科用語では「反対咬合」「下顎前突」と呼んでいます。

受け口は、上あごに比べて下あごが前に出ていたり、噛んだときに噛み合わせが通常とは逆になったりする場合がほとんどです。
周囲に面長な印象を与えるだけではなく、三日月のような形の横顔も受け口特有の顔の特徴として挙げられます。

受け口を引き起こす原因

受け口の原因は、大きく分けると2つあります!
1つは先天的遺伝からくるケース、もう1つが後天的に起こるケースです(._.)
先天的なケースの場合、骨格的な問題があることから上下のあごのバランスに支障が生じます。
対して後天的なケースでは、骨格的な問題よりも日常生活の悪習癖によって受け口を引き起こしてしまいやすく、主に歯並びの悪さに影響するといわれています(-_-;)

唾液の役割とは

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唾液は、私たちの健康に欠かせない働きを担っています。
口のなかだけではなく、全身の健康の維持のために唾液は欠かせません( `ー´)ノ
唾液は「唾液腺」という唾液をつくる組織からつくられ、口のなかに放出されます。
1日に1~1.5リットルもの量が出ると健康であることから、唾液の量が健康を示すバロメーターとなっているのです。

では、実際に唾液にはどのような役割があるのでしょうか。
詳しくみていきましょう( ´∀`)bグッ!

保護作用

口のなかには2つの組織が存在します。
1つは頬や舌、唇などの軟らかい軟組織であり、もう1つが歯のような硬い硬組織です。
みなさんも聞いたことがあるかもしれませんが、歯は人間の身体のなかで最も硬い組織だといわれてます。
たまに「間違って歯で唇を噛んでしまった…」「頬を噛んでしまった…」という経験はありませんか?(。´・ω・)?
実は唾液には保護作用が働いており、傷を防ぐ力をもっています!
わかりやすくいえば、潤滑剤のような作用で軟組織の動きを滑らかにしているのです。
この保護作用の働きによって、口内炎の発生や重症化を防いでくれます(`・ω・´)

自浄(洗浄)作用

自浄作用は、口のなかの細菌を洗浄して清潔に保つ働きのことをいいます!
唾液には細菌の繁殖を抑えたり汚れを洗い流したりする役割があり、唾液量が多いことで自浄作用を促すことができるのです( *´艸`)

殺菌・抗菌作用

唾液 殺菌作用 抗菌作用
自浄作用とも似ていますが、唾液には殺菌や抗菌作用をもつ成分が含まれています。
そのため、むし歯や歯周病の細菌感染の抑制にも効果的です!

免疫力向上

唾液には洗浄や殺菌作用だけではなく、免疫作用も持ちあわせています(/・ω・)/
というのも、唾液には免疫効果の高い物質が含まれており、病原体が侵入しても防衛機能が働くようになっているからです。
細菌だけではなくウイルス性の病原体にも効果が期待できるため、風邪やインフルエンザの予防にも長けています!

消化作用

消化ときくと胃腸の働きをイメージしがちですが、唾液にも消化作用が備わっています。
唾液にはβアミラーゼという酵素が含まれており、このβアミラーゼによって、でんぷんが分解されていきます。
いわば唾液は消化液としての役割をもち、胃腸の負担を和らげてくれる作用をもつことになるのです。
ただ、唾液は炭水化物には効果的ですが、タンパク質分解酵素が含まれていないためタンパク質分解はできません( ;∀;)

再石灰化作用

再石灰化とは、歯の脱灰によって溶けたカルシウム成分を再び歯の表面に取り戻す働きのことをいいます。
唾液にはカルシウムやリン酸が含まれているため、再石灰化の促進が可能です。
そのため、初期むし歯の自然治癒が期待できるでしょう!

受け口と唾液の関係とは?

よく噛む 分泌量 唾液ここまで受け口と唾液について触れてきましたが、そもそも両者の関係性とはなんでしょうか(。´・ω・)?
先述のとおり、唾液は唾液腺によってつくられます。
そして、唾液の分泌量を促すためには「よく噛む」ことが条件として挙げられるのです。

そもそも受け口の症状は噛み合わせが正常とは逆の状態であることから、うまく噛むことが難しいといわれています。
あごの位置も正常とは異なるため、唾液腺の機能にも少なからず影響を与えがちです。

結果的に、正しい位置で噛めないことや唾液腺の機能に影響することが重なれば、唾液量の不足につながることは明白でしょう。
そのため、受け口になると唾液量が不足してしまうといわれているのです。

唾液が不足することで起こりうる問題点

受け口が唾液の不足を招いてしまう可能性について紹介しましたが、そもそも唾液が不足するとどんな問題があるのでしょうか?
起こりうる問題点についてみていきましょう(`・ω・´)

むし歯や歯周病のリスクが高まる

唾液量が不足すると、懸念されるのが口の乾燥です(;´・ω・)
唾液には洗浄作用や抗菌作用があり細菌の繁殖を防いでいますが、唾液が不足すればそれらの作用が働かなくなってしまいます。
そのため口が乾燥した状態が持続すると、むし歯菌や歯周病菌が繁殖してしまい疾病のリスクが高くなるでしょう(-_-;)

口内炎が発生しやすい

普段から口内炎にかかりやすい方はいませんか?
もし「よく口内炎ができる」または「治ってもすぐに再発する」場合は、唾液量が不足している可能性が高いでしょうΣ(・ω・ノ)ノ!
唾液には粘膜を保護する作用が働いています。
その働きが少ないと傷口ができやすいばかりか、口内炎を発生させる確率が高くなってしまうため注意が必要です。

カビが発生する可能性が高い

カビと聞いて驚かれる方も多いでしょう。
実は、口のなかにもカビが発生しますΣ(・□・;)
もともと口のなかには、さまざまな細菌が常在しており、細菌をゼロにすることは不可能です。
しかし唾液量が不足してしまうと殺菌作用が低下するため、カビの発生率が高くなってしまいます。
このカビの正体は「カンジダ」と呼ばれ、普段は抵抗力が低い高齢者や乳幼児、なんらかの病気に罹患しているときに発生しがちです。
ですが、唾液量の不足でもカンジダを引き起こす可能性が高いといわれています。

味覚障害のリスクがある

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唾液量の不足が原因で味覚障害を引き起こす可能性もあります。
味覚は、舌にある「味蕾」(みらい)という器官に、食べ物の味を構成する物質と唾液が混ざることで味を感じています。
ところが唾液が少ないと、その働きが作用しなくなり、食べ物の味がわからなくなってしまうのです。
さらに舌が傷ついて炎症を引き起こせば、最悪の場合、味蕾を失ってしまう可能性もあります。

受け口の改善が唾液分泌の近道になる

受け口が思わぬ形で、唾液量の不足に関わっていることが理解できたかと思います。
やはり根本的な解決をするためにも矯正治療で受け口を治すことが最善策でしょう。
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矯正治療では、あごの位置や歯並びを正常に戻す治療をおこなっています。
受け口の改善によって正常に噛めるようになったり、唾液腺の機能が正常に働くようになったりすれば唾液の不足を止めることが可能です。

もちろん唾液量を促す対策として医療的なアプローチでも介入できますので、まずは専門医を訪ねてみることをおすすめします!

受け口や唾液不足にお悩みの方は、ぜひ当院までご相談ください

天神 矯正 相談
唾液不足の放置は、あらゆる問題を引き起こしかねません(-_-;)
受け口と唾液は思わぬ関係があることからみても、早急に受け口を改善すべきでしょう。
しかし、受け口だからといって必ずしも唾液量が不足するわけではありません。
自己判断で間違った判断をしないためにも、まずは当院までご相談ください。

最初はカウンセリングからおこない、患者さまの口のなかの状況を検査して原因を特定していきます。
その後、患者さまに合った最適な治療法をご案内いたしますので、最後まで安心して治療を受けることが可能です☆

スタッフ一同、みなさまのご来院を心よりお待ちしております(*^^*)

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