皆さんこんにちは!
天神西通りにある天神歯科・矯正歯科です。
最近は暑い日も多く、段々と夏に近づきつつあることを実感します!
さて本日は、出っ歯ですきっ歯のケースのお話をさせていただきます。
目次
出っ歯とは
『出っ歯』という言葉はよく聞かれたことがあるかと思います。
正式には上顎前突と呼ばれ、上の前歯が正常な位置よりも前にでてしまっている状態を指します。
歯の並びや角度のせいだったり、歯のサイズが大きすぎたり、歯列のアーチが歪んでいたり、舌で前歯を押してしまっていたりと
様々な要因や理由が考えられます。
基本的には勝手に治ったり、自分で治すことは厳しいので、矯正治療で治すことが多いです。
出っ歯ですきっ歯が目立つときとは?
歯のサイズが小さい
歯の大きさは個人差があり、人それぞれです。
通常とは形態の異なる小さな歯牙であることもあります。
もし出っ歯で前歯が押し出されている状態だと、あまり歯列にガタつきが無ければ隙間の空いた並びになります。
そして歯のサイズが平均的なものよりも小さければ、隙間はもっと目立つかもしれません。
舌で押してしまっている
いわゆる舌癖というもので、正常時や喋る時、食べる時に舌の癖で前歯を押していることがあります。
舌の癖自体は小さな力でも常日頃力がかかり続けていたら大きなものになり、歯並びを動かす要因になります。
特に前歯を押してしまう癖というのはよくあるもので、前歯が咬まない状態になったり、押し出し過ぎてすきっ歯になることはあります。
歯の本数が少ない
先天的欠如と言い、歯の生え代わりの最初から大人の歯の本数が少ないことがあります。
これは遺伝によるものが大きく、前歯だと2番目の歯が欠如していることがよくあります。
上の歯は本数が少ないのに、下の歯の本数は全部揃っている。またその逆のパターンも存在します。
そういった場合は上下でそもそもある歯の本数が異なるので、どちらかがすきっ歯になっていしまいます。
稀にスペースがないこともありますが、基本的には上下の奥歯がしっかり噛んでいる場合、奥歯が前のスペースまでくることはないので
隙間があいてしまう場合がよくあります。
出っ歯ですきっ歯の治療法は?
前歯が出ている状態だと、歯並びが気になるとは思うので基本的には矯正治療をされることが多いと思います。
ただ矯正治療は時間とお金がかかるので、すぐには出来ないこともあります。
そういった点を踏まえて、矯正治療をしない場合、する場合の治療法をご紹介します。
矯正治療をしない場合
矯正治療をしない場合、歯列を動かさない場合ですと、基本的には歯の治療になるかと思います。
隙間が空いている場合、そのスペースを埋めるために前歯のサイズを大きくしてあげて隙間を失くす治療法があります。
歯の被せ物だったり、歯にCRと言われるレジンを盛って形態を整えて歯列を変えずに見た目を変更するやり方です。
多少が前歯の角度を変更することは可能かもしれませんが、出っ歯である状態を大きく改善するのは難しいかもしれません。
矯正治療をする場合
矯正治療をする場合ですと、歯列全体を動かすことが可能なので、患者様とどれくらい口元を下げたいのか相談した上で進めていきます。
前歯の角度を変えて下げて、下の歯との噛み合わせも考えながら治療をします。
大きく口元を下げたいと希望があっても下げ過ぎてしまうとなんらかの不具合が出たり、歯を動かすことの出来る範囲は
歯を支えてくれている骨の中だけになるので、レントゲン撮影をした資料と照らし合わせながらゴールを決めます。
矯正治療開始前にシミュレーションを見ていただくと分かりやすいと思います。
まとめ
いかがだってでしょうか?
本日は出っ歯ですきっ歯のケースのお話をさせていただきました。
どういった原因があるのか、治療法があるのか。
お口の中の問題には個人差があるので、どれが自分に当てはまるのかよく分からない場合もあるか思います。
当院では無料カウンセリングも行っておりますので、是非ご来院ください!