ケア・歯磨き

マウスピースにも歯石が付く?


歯垢 歯石

こんにちは!
天神キュア矯正⻭科です(^^♪

インビザラインなどの透明なマウスピースを用いた矯正治療は、目立ちにくく取り外しが可能な点から多くの方に支持されています(`・ω・´)
マウスピースの着脱をする際には、マウスピース自体とお口の中の両方のケアが必要です。
今回は、歯石がマウスピースにつくのはなぜか、その原因と清潔に保つための予防法をわかりやすく解説します!

歯だけじゃない?マウスピースも要注意の「歯石」

歯垢 歯石
白く固まって歯にこびりついた汚れのことを『歯石』と呼びます。
これは、歯垢(プラーク)に唾液中の成分が結びつき、時間が経つにつれて石のように硬くなってできるものです。
この硬い歯石は、実は、歯と同じようにマウスピースにも発生してしまうことがあります。
お口に入れるマウスピースは、細菌が付くリスクがあるため、清潔に保つためには日常的なお手入れが欠かせません。
歯石が付いたままにしておくと、細菌が増殖しやすくなり、不衛生になってしまいます。
清潔な状態を保つためにも、日頃の正しいケアが重要です!

マウスピースに歯石がつく原因

①装着したままの飲食

歯科 矯正歯科 食事
マウスピースを装着したまま食事をしてしまうと、食べかすが装置内に入り込み、細菌が繁殖しやすくなります(>_<)
また、噛むことでマウスピースに細かい傷がつき、そこに汚れや歯垢が付着しやすくなるため、歯石の沈着を引き起こす原因にもなります。
さらに、温度や圧力の影響でマウスピースが変形・破損する恐れもあります。
基本的に、食事の際はマウスピースを外し、お飲み物も水以外は控えるようにしましょう。

②歯磨きをせずに装着

マウスピース インビザ 見た目
食後に歯磨きをせずにマウスピースを装着すると、食べかすやプラークが口腔内に密閉され、細菌が繁殖しやすくなります(-_-;)
その結果、残った汚れが歯石になってしまったり、虫歯や歯周病のリスクも高くなったりします。​​
歯石や汚れがマウスピースの内面に残っていると、歯との密着性が弱まり、矯正の歯の動きが妨げられるリスクがあります。
治療を順調に進めるためには、毎食後の丁寧な歯磨きを習慣にし、清潔な状態での装着を心がけましょう。

③洗浄不足

歯科 矯正歯科 マウスピース
マウスピースは、毎日口腔内で使用するため、唾液や食べかす、口内の細菌が付着しやすくなります。
使用後に水で流すだけでは不十分で、専用の洗浄剤や中性洗剤を使ってブラシで洗浄しないと、細菌が繁殖しやすい状態になります。
そのまま放置すれば、やがて歯垢が石灰化して歯石へと変化し、臭いや衛生面にも悪影響を及ぼします;つД`)

マウスピースに歯石が付くとどのような影響があるのか?

①口臭が強くなる

天神 矯正 口臭
マウスピースは、本来プラスチック素材で、口の中につけていても、滑らかなつけ心地です。
しかし、歯石が付いてしまうと表面がザラつくため、歯垢(細菌)が残りやすくなります。
この細菌が唾液中のたんぱく質などを分解する過程で、悪臭を発生させるため、口臭が強くなってしまいます。
長時間口の中に装着するため、清潔に保てていないと、臭いの原因となりやすいです。

②舌や粘膜への違和感

歯石の硬いザラつきや不均一な表面は、舌や口腔内粘膜に刺激を与え、違和感の原因となることがあります。

③虫歯や歯周病のリスク増加

歯周病 進行 リスク
歯石がついたマウスピースを使い続けると、そこに住み着いた細菌が歯や歯茎に悪影響を及ぼします。
歯茎が腫れたり、炎症を起こしやすくなったりするほか、歯にプラークが残りやすくなるため、虫歯発生のリスクも高まります。
衛生管理を怠ることで、口腔内全体の健康が損なわれてしまいます。

④矯正効果の低下

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歯石が沈着するとマウスピースの形が微妙に変わり、歯への圧力が均等にかからなくなる可能性があります。
これにより、予定通りに歯が動かず、治療計画の修正が必要になるケースも出てきます。
マウスピース型矯正では、精密なフィット感が治療効果を大きく左右するため、常に清潔な状態を保つことが重要です。

歯石を防ぐ!マウスピースのケア習慣

①毎日の洗浄

マウスピース 手入れ 洗浄
外したマウスピースは、まず流水で軽くすすいで汚れを落とし、専用の洗浄剤や中性洗剤を使って丁寧に洗浄するようにしましょう。
手入れを怠ると歯垢が付着し、それが石灰化して歯石になります。
熱湯は素材を傷める恐れがあるため、ぬるま湯程度が適しています。
毎日のケアが清潔な状態を保つ基本です!

②マウスピース専用の洗浄剤を使用する

市販のマウスピース専用洗浄剤を使うことで、細菌の増殖を防ぎ、清潔な状態を保つことができます。
専用に開発された洗浄剤は効果も高く、安心して使用できます。
当院では「リテーナークリーンViVa」を受付にて取り扱っておりますので、興味のある方はスタッフまでお気軽にお声がけください(^^)/
毎日のケアを習慣づけることで、快適なマウスピース生活をサポートします!

③口の中を清潔にケアする

天神 矯正 歯磨き
マウスピースは飲食前に必ず取り外しましょう。
装着したまま飲食すると、内部に食べかすが入り込み、細菌の繁殖につながります。
食後は必ず歯磨きをして、口腔内を清潔にしてから再度装着することで、歯垢や歯石の沈着を予防できます。
外出時でもこの習慣を守ることが大切です。

④定期的な歯科検診

マウスピースを清潔に使っていても、完全に歯石を防ぐのは難しいため、定期的に歯科医院でチェックを受けることが重要です。
司会院での専門的なクリーニングでは、目に見えない汚れや初期の歯石を取り除くことができ、トラブルの早期発見にもつながります。
月1回から3カ月に1回の受診が理想的です(*^^*)

マウスピースのお手入れの注意点

①硬い歯ブラシや研磨剤入りの歯磨き粉は使わない

歯磨き粉
お手入れに歯磨き粉や硬めの歯ブラシを使用すると、細かい傷をつけてしまう原因になります。
特に歯磨き粉に含まれる研磨剤は、目に見えない小さな傷を作り、そこに汚れや細菌がたまりやすくなってしまいます。
また、硬い歯ブラシも素材を傷つける恐れがあるため、避けたほうが安心です。

②熱湯で洗わないようにする・直射日光を避ける

煮沸消毒禁止 ダメ 危険
プラスチック素材なため、熱に弱く、熱湯で洗うと変形してしまうことがあります。
変形してしまうと、歯に合わなくなり、治療の効果が落ちる原因になります。
洗うときは水かぬるま湯を使いましょう(`・ω・´)
除菌が気になるときは、専用の洗浄剤を活用すると安心です。
また、夏場の直射日光も避けた方が良いため、涼しい場所で保管してください。

③水気はしっかりふき取る

手入れ 乾燥
洗ったあとのマウスピースを、濡れたまましまうと、湿気でバイ菌やカビが増えやすくなります。
ティッシュなどで水分をよくふき取ってから、ケースに入れるようにしましょう。
ケースの中もこまめに洗って清潔にしておくと、より安心です。

④専用ケースに入れて保管する

マウスピース 保定装置 ケース
外したまま置いておくと、ホコリやバイ菌が付いてしまいます。
必ず専用のケースに入れて保管しましょう。
密閉された容器に長く入れておくのも良くありません。
ケースも定期的に洗って清潔に保ちましょう。

最後に

マウスピース型矯正は、見た目に配慮しやすく取り外しができるため人気の高い治療法ですが、日々の丁寧な管理が欠かせません。
歯と同じように汚れがつきやすく、そのままにすると歯石となって細菌が増殖しやすくなります。
口腔内の健康を保つためにも、毎日の洗浄や食後の歯磨きを習慣にしましょう。
さらに、歯科医院での定期的なチェックも治療を順調に進めるために欠かせません。
正しい使い方とケアを続けることで、より良い結果が期待できます。
矯正を始めたい方は、まずはお気軽に当院のカウンセリングへご相談ください(^o^)/

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