皆様、こんにちは(*^^*)
福岡市にある【天神歯科・矯正歯科】です(^o^)/
自分の口元を見て「将来、受け口が子どもに遺伝したらどうしよう……」と悩まれている方もいるかもしれません(._.)
じつは、歯並びは両親からお子様へ遺伝することもあります。
今回は、受け口の特徴や原因、受け口は絶対に遺伝するのか、受け口の治療方法を解説します!
目次
受け口とは?
受け口とは、下の歯が上の歯よりも唇側に位置する歯並びのことです。
上下の噛み合わせが反対になっていることから反対咬合(はんたいこうごう)と呼ばれることもあります。
専門的には、下顎前突(かがくぜんとつ)と呼ばれる悪い歯並びのうちのひとつです。
下の歯が唇側に傾斜しているもしくは、下の顎が大きく成長しすぎると受け口になります。
他にもさまざまな原因により受け口になることがあります。
受け口の方は、見た目のコンプレックスを抱えたり、食事や会話への支障が現れたりしますので、気になる方はお気軽に矯正歯科にご相談にお越しください<m(__)m>
受け口の原因
受け口の原因はさまざまですので、以下に該当しないかチェックしてみましょう!
遺伝
受け口の原因のひとつとして挙げられるのが遺伝です。
両親どちらかが受け口の場合はお子様も受け口になるリスクが高まるということです(-_-;)
受け口が遺伝するというよりは、両親の歯や顎の形や大きさが遺伝することで受け口も似てしまうということが考えられます。
以下のような状態が遺伝することでお子様が受け口になるリスクがあります。
- 下の顎が大きい
- 上の顎が小さい
- 下の歯が大きい
- 下の歯の本数が多い
両親の骨格が遺伝することで声や顔の形がお子様もそっくりになるとの同じで、歯並びや噛み合わせも骨格の遺伝により似ることがあるのです。
顎の成長
次に、顎の成長が歯並びに関係するケースについてお話しします。
上下の顎の成長の時期は異なり、上の顎は12歳くらいまで頭の骨と、下の顎は18歳くらいまで身体の成長と共に続けます。
この顎が成長する時期に顎の成長を妨げてしまうトラブルがあると、健全に顎が成長せずに受け口になるリスクが高まります( ;∀;)
顎の成長にはよい刺激が大切で、「噛む」ことと密接に関係しています。
しっかり噛んで食べることは飲み込みやすさだけではなく、顎の成長や歯並びにもよい影響を与えるのです。
噛む刺激が歯や顎の骨に伝わり健全に顎が成長するのをサポートします!
どんな食材でお1口に30回を目安に噛むことが大切で、顎を動かす咀嚼筋の発達や、骨密度の向上が期待できるのです(`・ω・´)
しかし、やわらかいものばかり好んで食べたり、丸呑みしたりする方は顎への刺激が不足して上下のバランスが乱れてしまうことがあります。
また、良い姿勢で食事を摂ることや楽しく食事をすることもお子様のうちから習慣化すると食事に対しての意識がよくなります。
歯の問題
顎が健全に成長しても、歯自体に問題があれば受け口になるリスクは高まります。
たとえば、以下の状態は受け口になるリスクを高めます。
- 下の歯が捻転や傾斜している
- 下の歯が大きすぎる
- 下の歯の本数が多い
- 上の歯の本数が少ない
- 上の歯が小さすぎる
などが挙げられます。
下の歯の大きさや形は歯並びに影響を与えることがあります。
平均的な顎のサイズであっても、歯が大きすぎたり、歯の本数が多かったりするとすべての歯が並びきることが難しくなります。
歯の横幅が大きい場合や、過剰歯といって生まれつき歯の本数が多い場合は受け口になるリスクがあります。
また、上の歯が先天的に欠如していると上下の噛み合わせが反対になることも(;´・ω・)
舌の位置
舌の位置は通常、上の前歯の少し後ろにある膨らみ「スポットポジション」と呼ばれる場所にあります。
リラックスしているときに意識的に舌の位置をチェックしてみましょう!
いつもスポットポジションに舌先が安定していればいいのですが、意識していないときに舌先が下方に落ちている場合は舌の筋力が低下している可能性があります。
舌が下方に落ちる状態が続くと、歯で囲われた空間に舌を置いておくことが困難になり、前歯を舌で押したり、舌を噛んだりする癖が現れることも;つД`)
このような癖が現れると歯並びが崩れる原因となり、受け口や出っ歯など前歯に悪影響を及ぼします。
口呼吸
通常、呼吸するときは鼻から空気を吸い込み鼻から出すのですが、花粉症や鼻炎などの疾患により鼻呼吸が困難な方もいらっしゃるでしょう。
このように鼻に病気がある方は口呼吸になりやすく、歯並びが悪くなる原因として取り上げられます。
他にも唇をしっかり閉じる力が不足しており「ポカン」とお口を開けている状態が長い方は、受け口のリスクが高まりますよ。
受け口は絶対に遺伝するの?
ここまで受け口の原因をお話ししたように、受け口になるのは遺伝だけではありません。
さまざまな理由で受け口が引き起こされますので、お子様が受け口になった原因が両親に必ずしもあるわけではないのです。
そして、両親どちらかが受け口の場合であっても遺伝する確率は2割程度といわれています。
顎の形や大きさが似ることはありますが、その後の生活習慣や癖が歯並びに大きな影響を与えることから受け口になることを防ぐこともできます。
歯並びを左右する生活習慣や癖は、
- ・指しゃぶり
- ・舌の癖
- ・頬杖をつく
- ・しっかり噛まない
などが挙げられますので、早めに改善しましょう。
子どもの受け口は治せる?
お子様に受け口が遺伝した場合であっても、矯正歯科で改善することは可能です。
当院では永久歯がすべて生え揃い、成長が止まっているお子様から対象とした矯正治療(成人矯正)を行っています!
基本的には身長が止まっていれば問題ないとされていますが、
成人矯正の対象であるかは詳しく調べる必要があります。
また、未成年の方や学生の方は検査時、契約時にはそれぞれ保護者様の承諾が必要となりますのでご了承ください<m(__)m>
ここからは、当院で行える受け口の治療について解説します。
ワイヤー矯正
歯の並ぶ位置や角度など歯並びに問題がある場合は、ワイヤー矯正やマウスピース型矯正を選択いただきます。
当院のワイヤー矯正は、一般的な表側矯正の他に、目立ちにくい裏側矯正(舌側矯正)、ハーフリンガル矯正をご用意しています(‘ω’)ノ
・表側矯正:歯の表面にブラケットやワイヤーを固定して歯を1本1本整える方法です。
・裏側矯正(舌側矯正):歯の裏側にブラケットやワイヤーを固定して歯を1本1本整える方法で、表側矯正よりも目立ちにくいのが特徴です。
・ハーフリンガル矯正:上の歯は裏側矯正、下の歯は表側矯正を用いて歯並びを整える方法で、費用を抑えて目立ちにくい矯正治療を実現できます。
歯並びの状態によっては、部分矯正(裏側矯正)で改善できる場合もありますのでまずはご相談ください。
マウスピース型矯正
透明のマウスピース型のトレーを用いた矯正方法です。
取り外しができるのが特徴で、歯磨きや食事は普段通りでかまいません(*^^*)
基本的には、歯磨きと食事以外の時間はご自分で着用していただき、10日~2週間ごとに新しいトレーに交換していただきます。
見た目が透明ですので、装着していても目立ちにくいのが特徴です。
外科手術
重度の受け口の場合は、外科手術も視野に入れましょう。
当院が提携している医療機関で下顎を切除する外科手術を受けていただいたあとに、歯列矯正に移行することで重度の受け口でも改善が期待できます。
外科手術が必要になるかどうかは検査をもとに決定いたします。
受け口が気になる方は早めに矯正歯科へ
両親が受け口の場合、子どもに遺伝する可能性は捨てきれません。
「いつ歯並びが悪くなるのだろう……」「もしかして遺伝したのかな……」などと不安を抱えていれば、一度専門知識のある矯正歯科に相談にいきましょう!
当院では治療を開始する前にカウンセリングの時間を設けていますので、受け口について気になることがありましたらお気軽にお話しください(^o^)/
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