こんにちは(^o^)/
天神歯科・矯正歯科でございます!
歯並びやかみ合わせが悪い状態のことを「不正咬合」といいます。
歯科矯正は、不正咬合の改善をめざして、美しい歯並びと適切なかみ合わせを実現する治療法です。
当院の歯科矯正では、「ワイヤー矯正」と「マウスピース型矯正装置」を使った歯科矯正を行っています(; ・`д・´)
また、顎変形症が原因の歯並びと顔立ちを根本から治療する「外科矯正」にも対応しています!
複数の治療法をご用意していますが、その中でも「ワイヤー矯正」は、歯にブラケットといわれる装置を装着してワイヤーを通し、歯を移動させたい位置に動かす治療方法です。
日本人の不正咬合の中で一番多いとされる歯が凸凹している歯並びである「叢生」など、比較的、複雑な歯並びの改善にも対応可能です。
ワイヤー矯正の治療の初期段階に行われるものに、「レベリング」という治療があります。
最初のステップで行われる治療で、その後の歯科矯正がスムーズに進むかどうかを左右する大切な治療です(`・ω・´)
「レベリング」とはどういった治療で、どれくらいの治療期間が必要なのでしょうか?(。´・ω・)?
目次
レベリングとは?歯科矯正のレベリングにかかる期間
レベリングとは、ワイヤー矯正で歯を適切な位置に移動させるための基礎的な治療のことです。
「レベリング」には、「水平化」「平らにならす」などの意味があり、
歯列矯正では、歯の重なりやねじれなどの歯の向きを整える治療のことを指します。
レベリングにかかる期間は、患者さんの歯並びの状態によって異なりますが、一般的には、半年から1年といわれています。
レベリングの目的
レベリングの目的は、歯の向きをそろえることです。
- 重なった歯を整える
- 低い歯を引き出し歯の高さをそろえる
- とび出している歯を押し込む
- 傾いている歯の角度を改善する
など、歯の上下のずれや傾斜、ねじれなどを改善し、不揃いの歯をまずは歯列に沿って調整し、歯科矯正の土台を作ります。
この段階では、
- 抜歯してできたスペースを閉じる
- 噛み合わせの調整
などの改善はまだ行っていません。
けれども、ご自身の歯が少しずつ整ってくるのがわかる方がほとんどです。
ワイヤーの太さを交換しながら歯の向きを丁寧に整えるため時間がかかりますが、
レべリングをしっかり行うことで、この後の治療がスムーズに進む可能性があります。
レベリングには痛みがある?
歯列矯正を行う際、多くの方が気になる点が、「治療中の痛み」ではないでしょうか( ;∀;)
レベリングは、治療の段階の中で一番歯が大きく動く時期ですので、痛みを感じやすい傾向にあります。
- 歯の移動による圧力
- 調整時の痛み
など、装着直後や調整後に痛みや違和感がある方が多いようです(-_-;)
通常、数日から1週間程度で治まることがほとんどですが、
- 医師に相談の上、痛み止めを服用する
- 柔らかい食べものを摂取する
- 口内保護ワックスを使用する
- 一時的に冷やす
などで、痛みを和らげられる可能性がありますので、医師までご相談ください!
また、歯並びが整ってくると痛みは軽減されるでしょう( ´∀`)bグッ!
歯列矯正の進め方
歯列矯正は、段階を踏んで治療が進みます。
まずは、レベリングで歯の向きをそろえ、そのあと、犬歯や前歯の移動などに進みます。
ここでは、歯列矯正の進め方をみてみましょう!
1.レベリング
最初の段階では、ガタガタの歯をキレイに並べていきます。
上下の歯が噛む面を平行にし、歯の位置のずれを改善してかみ合わせの調整が最終的にうまく行われるように整えます。
目立ちやすい八重歯のような歯もこの段階でキレイになるため、効果を感じやすいでしょう。
個人差がありますが、レベリングには半年から1年ほどかかります。
2.犬歯・前歯の移動
次に、犬歯と前歯の移動を行います。
「歯と顎の大きさのバランスが合っていない」「顎が小さく、歯がキレイに並ばない」などから、
歯列矯正を行う前に抜歯を行うことがあります。
この場合、前歯中央から4本目の「第一小臼歯」か、5本目の「第二小臼歯」が抜歯の対象となることが多く、
犬歯をうしろに移動する治療を行うのです。
かみ合わせの位置を保ち、顎の動きを的確に行うという大切な役割もあるため、犬歯の位置は慎重に決定されます。
犬歯の位置が決まれば前歯の位置も定まるため、犬歯を移動させながら、前歯と犬歯の間にすき間を埋める治療を行います。
目立つ前歯がキレイに整うため、「歯並びがきれいになってきた」と感じる方が多くなるでしょう!
3.最終微調整(ディテーリング)
犬歯や前歯の移動が終わったら、ディテーリングといわれる最終の微調整を行います。
半年から1年の期間をかけて丁寧に行われ、上下のかみ合わせがしっかり整うように調整されます。
見た目には大きな変化はないかもしれませんが、審美的な仕上がりにも大きな影響を与える大事な段階です。
引き続き歯科への通院を続けてください(; ・`д・´)
4.保定期間
ディテーリングが終わったら保定期間に入ります。
保定期間とは、治療後の歯並びを定着させるために行われます。
保定期間はリテーナーといわれる保定装置を装着しますが、一般的にこれまで矯正治療を行ってきた期間と同じくらいの治療期間が必要です。
「まだそんなに治療が必要なの?」と思われるかもしれませんが、整った歯並びが元の位置に戻らないようにすることが目的の大切な治療です。
治療を継続できるようにしっかりサポートいたしますので、最後まで治療をやり遂げるように一緒に頑張りましょう(^o^)/
保定装置には「取り外しができるもの」や「取り外しができないもの」など、お口の状態に合わせてさまざまな装置があります。
取り外しができる装置の場合でも装着時間を守って、キレイな歯並びをキープできるように心がけましょう!!
天神歯科・矯正歯科のワイヤー矯正
天神歯科・矯正歯科では、ワイヤー矯正治療に裏側矯正をおすすめしています!
歯の裏側に矯正装置を装着する治療法で、ほかの人から気づかれにくく、
職業柄人前に出ることが多い方でも、気にすることなく矯正治療を行うことができます。
さまざまな歯並びに対応できますが、裏側矯正は前歯を引き込むことを得意とする治療法のため、特に出っ歯などの歯並びの改善に効果的です。
裏側矯正の通院の頻度は、およそ1ヶ月半〜2ヶ月に1回程度となります。
歯並びのお悩み・ご質問は天神歯科・矯正歯科までお気軽にどうぞ
歯科矯正の平均的な治療期間は、全体矯正では1年半から3年ほどかかります。
レベリングには、通常半年から1年程度の期間が必要です。
レベリングにかかる期間は、歯の位置や傾斜、重なり具合など、お一人お人の歯並びの状態によって異なります。
また、治療には歯科医師による定期的なチェックや調整が必要です。
通院が不規則になると、治療が遅れる恐れがあるので注意しましょう。
天神駅から徒歩5分程の天神歯科・矯正歯科では、患者さんのお口に合わせた適切な治療をご提案しています( *´艸`)
定期的な通院と適切なケアを行うことで、スムーズに治療を進めることができますので、一緒に治療に取り組みましょう!!
※マウスピース型カスタムメイド歯科矯正装置は、日本では完成薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となることがあります。
※矯正歯科治療は公的医療保険適用外の自費(自由)診療となります。