皆さんこんにちは!
天神歯科・矯正歯科です。
最近はお天気が悪い日も多く気圧の変化だったり、寒暖差が激しく体調を崩される方も多いと思いますので、お気を付けください。
本日は歯並びについてのお話をさせていただきます。
歯並びは人それぞれで、ガタつきに悩んでる方もいらっしゃるかと思います。
歯並びは一体どのようにして決まっていくのでしょうか?
歯並びは遺伝する?
歯並びは親から遺伝するのか。親だったり兄弟で似たような歯並びの方もいらっしゃるかもしれません。
ですが結論から言うと『歯並び』自体は遺伝ではなく、他の『顎の大きさ』『歯の大きさ』『歯の本数』が遺伝として引き継がれて
結果的に同じような歯並びになってしまうのです。
人間の歯の生える順番は基本的に同じなので、他の条件が似たようなものであれば、自然と歯並びも同じようなものになってきます。
顎の大きさ
顎の大きさとはいわゆる骨格のことで、これは骨のサイズなので似たようなお顔の形だったり、身長だったりとして遺伝されます。
そしてお口の中で言うと、歯の並べるスペースの大きさになります。
顎が小さくスペースが狭い場合は歯の並ぶ場所が足りず、ガタつきが起きやすいです。
逆に顎が多きすぎる場合は歯と歯の間に隙間が出来て、すきっぱと呼ばれる状態になります。
歯の大きさ
歯のサイズ感にも個人個人で大きい小さいがあり、それによっても並びは影響されます。
また歯には『矮小歯』『癒合歯』などそれぞれに通常とは異なる形態の特徴があるものが生える可能性もあります。
それらが生える理由としては様々ありますが、遺伝の可能性もあるとされています。
歯の本数
歯の本数とは元々生えてくる歯が先天的に欠如している場合があり、人より本数が少ない場合があります。
逆に過剰歯と呼ばれる、本来なら生えないはずの歯が出てくることもあります。
上記の三点は歯並びの先天的な要因とされています。
歯並びを決めるものは後天的な要因もあります。どういったものがあるのでしょうか。
歯並びの後天的な要因
後天的なものとしては日常で行われる習慣、癖によるものが大きくなります。
口腔習癖、身体の姿勢、虫歯などがあります。
口腔習癖
口腔習癖とは、お口周りの癖になります。
基本的に意識せずにしていることが多く、これが原因で歯並びを悪くしていることもあります。
舌の置く位置、舌でどこか触る癖、飲み込む時の動かし方など、様々な項目があります。
自分ではどれが悪い癖なのかいまいち意識しずらいものばかりなので、もし気になる場合は
歯医者さんで確認してもらっても良いかもしれません。
身体の姿勢
身体の姿勢も歯並びに影響を及ぼすことがあります。
頬杖をつく癖があったり、同じ方向へ顔を向ける時間が長かったり、寝るとき横やうつ伏せで顔を圧迫していたり
お口周りに力がかかるような状態が日常的に続いていると、どうしても歯並びに影響が出やすくなってきます。
虫歯
これは虫歯によって歯を失くしてしまった場合、隣の歯が倒れこんできたり
噛み合わせが左右均等に維持されず、片方だけに力がかかり続けて
並びが動いてきたりすることがあります。
まとめ
いかがだったでしょうか?
人の歯並びは先天的な要因と後天的な要因の2種類があります。
先天的なものは自分ではどうすることもできませんが、顎の大きさ、歯の大きさ、歯の本数が決まったうえで
後天的な要因が合わさって歯並びは決まってきます。
日常の習慣や癖は、なかなか意識するだけでは治すことは難しいですが、もし改善すれば
歯並びもまた変わってくるかもしれません。出来るだけ気を付けましょう。
もしなにか気になる事がございましたら、当院は『無料カウンセリング』も行っております。
是非お気軽にお問合せください!お待ちしております。