こんにちは😆
天神歯科・矯正歯科です🦷✨
本日は「歯並びと睡眠の関係」についてお話させて頂きます!
睡眠障害のひとつである不眠症
実は歯並びが関係しているかもしれません😨
不眠症の原因にはストレスや生活習慣、全身疾患など様々な原因がありますが、
歯並びや噛み合わせもそのひとつです。
また、近年増加してきている睡眠時無呼吸症候群においても
歯並びや噛み合わせが関係していることが分かってきています💡
目次
歯並びが及ぼす睡眠への影響
歯並びや噛み合わせが悪いとストレスや肩こり、頭痛など健康状態に悪影響をもたらします😓
体の不調が原因となり、不眠症などの睡眠障害が引き起こされる原因につながります
不眠症
寝つきが悪く、眠りも浅いため何度も目が覚めてしまうといった睡眠問題があり、
日中に倦怠感や意欲、集中力、食欲の低下などの不調が起こる状態です。
睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群とは睡眠中に何度も呼吸が止まってしまう病気です。
10秒以上呼吸が止まる状態を無呼吸といい、
一晩(7時間睡眠中)で30回以上もしくは1時間で5回以上の無呼吸があれば、
睡眠時無呼吸症候群と判断されます。
無呼吸状態ということは、脳に十分な酸素が行き届かず、酸欠状態になり、
眠りの質が落ち、不眠の状態になります。
なぜ歯並びが睡眠へ影響を及ぼすのか?
歯並びや噛み合わせが悪いと舌が正常な位置を保つことが出来ず、行き場を失います😣
正常な位置でない場所に舌があると、その舌が気道を塞いでしまい、
酸素を上手く取り入れることが出来なくなってしまうため、睡眠に影響が出てしまうのです。
これらは顎が小さい方や後ろに下がっている方も同じことが言えます。
しかし、顎が小さい方や後ろに下がっている方のほとんどは歯並びが悪い傾向にあります。
睡眠時の姿勢が及ぼす歯並びへの影響
歯並びによる睡眠時の影響についてお話させて頂きましたが、
実はその反対の睡眠時の姿勢によって歯並びに影響が出てしまうこともあります。
人それぞれ、寝る時の楽な姿勢というものはバラバラだと思います。
しかし、寝る姿勢によっては悪い影響を与えてしまうので注意が必要です。
横向きは歯並びが悪化する
横向きの姿勢で寝るのが楽だという方は多くいらっしゃると思いますが、
横向きに寝ると、下にした方の頬の筋肉が発達し、
さらに左右の歯が内側に押し込まれてしまう為、歯並びが悪化してしまいます。
また、ずっと同じ頬を下にすると、その片方の頬だけが発達し、顔や歯並びが歪んでしまいます。
うつ伏せは最も歯並びへの影響が大きい
うつ伏せ寝は一見、胸が圧迫され息苦しそうな印象がありますが、
実は呼吸が楽になる寝方の為、好まれる方は結構いらっしゃいます。
しかし、うつ伏せは歯並びへの影響が大きくオススメは出来ません😓
うつ伏せの状態だと頬骨や下顎に大きな圧が加えられ、顎や歯が歪んでしまいます。
また、日常的に頻繁にうつ伏せになったり、長時間続けると
顔が曲がってしまう危険があります😵
可能な限り、うつ伏せは避けてください…
仰向けがベスト
仰向けで寝ることによって、顎や歯に余計な圧が加わることが無く、
自然な状態を保つことが出来ます。
しかし、これまで横向きやうつ伏せで寝ていた方が急に仰向けで寝るように癖を治すのはとても難しいです😣
寝やすい仰向けの姿勢を探して枕の高さを低くしすぎたり、
高くしすぎたりしても、顎や首に負荷がかかるので注意が必要です。
まとめ
このように、歯並びと睡眠には大きな繋がりがあります。
歯並びや噛み合わせに問題があると、睡眠に影響が出てしまったり、
睡眠中の姿勢によって歯並びが悪化してしまうといった悪影響があります。
歯並びや噛み合わせを悪化させないように、寝るときの姿勢から気を付けていきましょう!
そして、歯並びや噛み合わせを整えて、不眠症や睡眠時無呼吸症候群を改善していくことをオススメします😊