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歯ブラシの正しいお手入れとNG使用方法!


天神 矯正歯科 裏側矯正

こんにちは!
福岡市中央区天神西通りにある、天神歯科・矯正歯科でございます。

今日は、歯ブラシのNG使用方法と正しいお手入れ方法についてお話します(*^-^*)
普段何気なく使っている歯ブラシですが、みなさんは歯ブラシを正しく使えていますか?
また正しいお手入れの方法を知っていますか?

歯ブラシを正しく使用し清潔に保つようにしましょう(‘ω’)ノ

歯ブラシのNG使用方法

天神 矯正 注意

交換時期を守っていない/ボサボサになっても使う

歯ブラシ 交換時期 使用方法
歯ブラシは最低でも1ヶ月に1回の交換を推奨しています。
歯ブラシは消耗品なので日々使うことで劣化していきます。
劣化した歯ブラシは衛生的にも機能的にもよくないので交換頻度は守りましょう。

また1ヶ月もたたないうちに歯ブラシの毛先が広がってしまう場合、ブラッシング圧が強い証拠です!
歯ブラシを後ろから見て毛先が見える場合は1ヶ月経っていなくても交換するようにしましょう。

毛先が広がった歯ブラシではプラーク(歯垢)の除去率が落ちてしまいます。
また強い力でのブラッシングは歯肉退縮(歯肉がさがってしまう)や歯が磨耗し傷つく原因にもなります。
歯ブラシの広がりが気になる方は、力を緩め優しく磨くように心がけましょう。

ハイターや熱湯で消毒する

『殺菌の意味でハイターや熱湯で消毒している』という方がたまにいらっしゃいますが、ハイターや熱湯での消毒は歯ブラシの劣化の原因になってしまいます。
また、ハイターにつけた歯ブラシをお口の中に入れるのはとても危険ですので絶対にやめてください(+_+)
先述したように歯ブラシは【消耗品】ですので、危険なことはせずに時期がきたら捨てましょう。

他人とシェアする

天神 矯正歯科 裏側矯正

お口の中に存在する常在菌は個人によって異なります。
歯ブラシをシェアすることで虫歯菌や歯周病菌が移ってしまいますので、感染を防ぐためにも歯ブラシのシェアは家族や恋人であってもしないようにしましょう。
また歯ブラシが触れるだけでも菌は移るので乾燥させる時なども歯ブラシ同士が触れないように気をつけましょう。

よく乾燥させていない

歯ブラシ ホームケア 歯ブラシのお手入れ

濡れた歯ブラシは菌の温床です。
雑菌まみれの歯ブラシでは口腔内を清潔に保つことはできません。
保管場所や保管環境によってはカビが生えてしまうこともありますので、使用後は風通しの良い場所で保管ししっかりと乾燥させてから使うようにしましょう。

歯ブラシの正しい洗浄方法

①流水で流しながら指の腹でしっかりとこすり洗いをする
②水気をよく切る
(清潔なティッシュやタオル・ガーゼで水分を吸いとると尚良いです(`・ω・´)b)
③風通しの良い場所においてよく乾燥させる

歯ブラシを洗う際、水でシャーっと流すだけにしていませんか?
それでは歯磨き粉や食べかすが歯ブラシに付着した状態になってしまうことも・・・
しっかりと指の腹でこすり洗いをし、流水で流しましょう(*^▽^*)

歯ブラシの洗浄方法は当院のTikTokにも掲載しておりますのでよろしければそちらもご覧ください(*^-^*)!!
☞https://www.tiktok.com/@tenjinshikakyosei/video/7366177713729670418

歯ブラシ以外の補助用具の使用方法、交換時期は?

定期健診 メンテナンス 清掃

歯間ブラシ

天神 歯ブラシ

歯間ブラシとは、針金にナイロンの毛をつけたブラシ状の補助用具で、歯と歯の間の汚れを除去することができます。
しかし強い力で磨くことで歯肉退縮の原因になります。
使用時は力加減に気を付けるようにしましょう!

また歯肉の状態や歯間の広さ、歯間ブラシのサイズによっては歯間ブラシが入らないことがありますので、その場合は無理に使用せずフロスを使うようにするといいです(*^-^*)

歯間ブラシの交換時期

歯間ブラシは1週間~10日間ほど使用できます。
使用後は歯ブラシと同様、流水でしっかりと洗い流し乾燥させましょう。
歯間ブラシの毛先が広がってきた場合や、針金部分が折れてしまった場合は交換の目安時期前であっても新しい物に変えましょう。
針金が曲がった状態で歯間ブラシを使用すると歯肉に刺さったり、けがをする恐れがあります。

フロス

矯正歯科 フロス 補助器具
フロスとは、歯と歯の間を清掃する際に使用する糸状の補助用具です。
実は歯ブラシだけではプラークの除去率は70~80%程度と言われており、歯と歯の間や奥歯には毛先が当たらないので全てのプラークを除去することはできません(+_+)

フロスの交換頻度

フロスは1回で20cm程使用します。(親指と人差し指でつかんで肘の方に引っ張った分の長さが適切な長さです(^o^)丿)
端っこの方を指に巻き付け場所を変えながら全ての歯間に通してください。
出したフロスは一回きりの使用で複数回使用することはできません。
使用後は廃棄し次回使用する際は新しい物を使用するようにしましょう。

タフトブラシ

タフトブラシ 矯正 歯磨き

タフトブラシとはヘッド部分が小さく、通常の歯ブラシより小回りがきく歯ブラシです。
歯ブラシでは届かない奥歯の部分や生えかけの親知らず、歯の重なりがある部分を磨くことで汚れを落とすことができます。

タフトブラシの交換時期

タフトブラシも歯ブラシと同様1カ月を目安に交換し1カ月たたないうちに毛先が広がった場合はそのタイミングで交換するようにしましょう(*^▽^*)

歯磨きの回数

余談ですが、みなさんは一日に何回歯を磨きますか?

1日3回~、基本は毎食後磨くことが理想的です。
しかし、朝やお昼は時間がなく丁寧に磨けないという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

寝ている間は唾液の分泌量が減ってしまうためお口の中が乾きやすく、虫歯になりやすくなります。
朝と昼は時間がなく丁寧に磨くことが難しい方も夜だけは丁寧に磨くようにしましょう。

磨いた後は、歯ブラシのお手入れを忘れないようにしてくださいね(*^▽^*)

ちなみに私は、起床後・朝食後・昼食後・就寝前の計4回歯磨きをしています。

朝とお昼は歯ブラシでお手入れをし、夜は歯ブラシに加えフロスとタフトブラシを使用しています。
どれだけ丁寧に磨いたつもりでも歯と歯の間から食べかすやプラークが出てくるので毎回びっくりします(;^ω^)

私の前歯は、裂溝と呼ばれる溝が深く、普通の歯ブラシでは毛先が当たいにくいのでタフトブラシも併用しています。
自分では磨けているつもりでも実は磨けていないということがあるので、不安な方は一度歯科医院で歯ブラシ指導を受けてみてはいかがでしょうか(*^▽^*)
新しい発見があるかもしれません(*^▽^*)

また、どこを磨いたか、どこを磨いていないのかが分からなくなるので歯ブラシをする際は歯を磨く順番を決めておくのもおすすめです(*’ω’*)

例えば、右下のほっぺた側からみがいて、前歯のベロ側、左下のほっぺた側に移動します。
頬っぺた側が磨き終わったら、左下から前歯、右下の奥に向かって噛み合わせの面を磨く。
噛み合わせの面が磨き終わったら、頬っぺた側と同じ流れで舌側も磨きます。
このように、流れを決めておくことで磨き残しを減らすことができます(^o^)
いつもの歯磨きに取り入れてみてはいかがでしょうか。

まとめ

交換時期や目安を守る
ハイターや熱湯での消毒はしない
家族や恋人であっても歯ブラシのシェアはしない
正しく洗浄ししっかりと乾燥させる

正しい歯ブラシの使用方法は分かりましたか?
歯ブラシを正しく使って、お口の健康を守っていきましょう(*^▽^*)

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