こんにちは!
『天神歯科・矯正歯科』です(^o^)/
いつも当医院のブログをご覧いただき、ありがとうございます。
皆様は「二重歯列(にじゅうしれつ)」という言葉を聞いたことはありますか?(。´・ω・)?
出っ歯や受け口などに比べて、あまり耳にしない言葉かもしれませんね。
二重歯列は、文字通り歯が二重に重なっている状態のことです。
大人の方だけではなく「乳歯がまだ抜けていないのに後ろから永久歯が生えてきた」など、生えかわり時期のお子様にも見られる傾向があります。
今回は、二重歯列の原因や4つの悪影響・治療法について解説していきます!
心当たりのある方は、ぜひご覧になってみてください(*^^*)
なぜ二重歯列になるの?その原因は?
歯並びが二重になってしまう原因は、主に次の4つです。
- 顎が小さい
- 顎に対して歯が大きい
- 乳歯と永久歯が重なっている
- 指しゃぶりや爪を噛む癖などがある
1つずつ解説していきますね(‘ω’)ノ
1.顎が小さい
食生活の欧米化により柔らかい食事が増え、固いものを噛む機会が少なくなっている現代では、顎が小さい人が増えています。
顎が小さいと、歯がキレイに並ぶために必要なスペースが確保できません(>_<)
そのため、歯が並びきれずに重なって生えてきてしまうことがあるのです。
2.顎に対して歯が大きい
顎と歯の大きさのバランスが悪い場合も、二重歯列の原因となることがあります。
一人ひとり肌の色が違うように、歯の大きさにも個人差があることをご存じでしょうか(。´・ω・)?
顎の大きさは通常だったとしても、歯のサイズが大きいと、歯が並ぶためのスペースが不足してしまいます。
このようなケースでは、歯並びが乱れがちです。
3.乳歯残存・早期喪失
乳歯がなかなか抜けなかったり、反対に早く抜け過ぎてしまった場合も注意が必要です。
乳歯があるために永久歯が出てこられる場所がなく、乳歯の内側や外側に生えてきてしまうこともあるからです。
「永久歯が見えてきているのに、乳歯がなかなか抜けない」という場合は、一度歯科医院で診てもらうと安心です!
また虫歯や怪我などが原因で、早期に乳歯を失ってしまったケースでも二重歯列になることがあります。
歯を失ったスペースに隣り合う歯が動いてしまうなどして、永久歯が生えるためのスペース確保が十分にできなくなるためです。
4.悪習癖がある
指しゃぶりや爪噛みなど、お口周りに悪影響を及ぼす癖のことを「悪習癖(あくしゅうへき)」といいます。
これらを長期間に渡り行うことで、歯に継続的に力が加わります。その結果、歯並びが悪くなる原因となってしまうのです;つД`)
赤ちゃんが行う指しゃぶりは正常なことなので問題ありませんが、3歳を過ぎても続けている場合は要注意です。
二重歯列がもたらす4つの悪影響
歯並びが二重になっていても、見た目が気にならないのであればそのままにしておいても良いのでしょうか。
実は、二重歯列を放置しておくと、次の4つのトラブルを引き起こしてしまう可能性があります。
①コンプレックスを感じてしまう
二重歯列はお口を閉じた状態では気づかれにくいものの、笑ったり話したりしてお口を開いた時には意外と目立つものです。
口元にコンプレックスを感じてしまう方も少なくありません(;´・ω・)
②虫歯や歯周病になりやすくなる
歯が二列に重なっているため、食べかすや歯垢が溜まりやすくなります。
また、どうしても歯ブラシが届きにくくなるため、磨き残しやすい環境です。
そのため、虫歯や歯周病のリスクが高くなってしまいます。
③顎関節症を引き起こすことがある
二重歯列により、顎の動きが制限されてしまうことがあります。
結果として、周りの筋肉や顎関節に負担をかけることになってしまいます。
その状態が続くと、やがて顎関節症を発症してしまうこともあるのです(;゚Д゚)
④永久歯の歯並びを悪くする
乳歯と永久歯が重なっている場合にそのままにしておくと、歯並びが悪くなる原因となってしまいます。
もし永久歯が重なって生えてきたことに気がついたら、放置しないことが大切です!
どうやって治す?二重歯列の治療法
二重歯列を改善するためには、歯列矯正を行うことが一般的です。
歯列矯正は、用いる装置によって以下の3つに分けられます。
①ワイヤー矯正(表側矯正)
歯の表側に「ブラケット」と呼ばれる装置をつけ、そこにワイヤーを通して力をかけることで歯を動かす方法です。
装置を表側につけるため、見た目が気になってしまいがちですが、様々な歯並びに適応できるというメリットがあります!
以前は金属色のブラケット装置が主流でしたが、現在では見た目に配慮した透明や白い色のブラケット装置も使われています。
できるだけ装置を目立たせずにワイヤー矯正をしたい方は、治療を検討している医院に問い合わせしてみると良いでしょう!
②裏側矯正(舌側矯正)
当院では「ワイヤー矯正では見た目が気になる」という方のために「裏側矯正」という矯正方法をご提供しています。
装置を歯の内側につけるため、周りの方から見えにくいのが特徴です。
ただし、技術や経験が求められる難しい治療方法のため、どこの医院でも行っているわけではありません。
裏側矯正をご希望される場合は、通われる予定の医院で提供しているかどうか事前に確認しておきましょう。
③マウスピース型矯正
取り外しの可能な透明なマウスピースを用いて歯を動かす方法です。
歯を少しずつ動かした状態をシミュレーションし、たくさんのマウスピースを作製します。
それを順番に装着することで、歯並びを整えていくのです(`・ω・´)
装置が透明で目立ちにくいため、治療中の見た目を気にされる方に向いているでしょう!
マウスピースをご自分で取り外すことができるので、決められた通りに自分で装着する必要があります。
もし指示通りに装着できなかった場合は、歯が動かなかったり、治療の失敗に繋がってしまう可能性があるため注意しましょう(._.)
また、ワイヤー矯正と比べると適応できるケースが限られます。
このように矯正治療には様々な方法がありますが、実際に二重歯列を治せるかどうかや治療方針については、検査を行った上での診断・ご説明となります。
二重歯列を治すために抜歯をすることはあるの?
もし乳歯が抜けないことが原因であれば、矯正前に乳歯を抜歯する必要があります。
また永久歯が生え揃っている方でも、歯を並べるためのスペースがどうしても足りない場合には、やむを得ず抜歯が必要となることもあるでしょう(-_-;)
「できるだけ歯は抜きたくないけど、歯並びをキレイにしたい」「歯列矯正をしたいけど、抜歯が必要なのかどうか知りたい」という方は、ぜひ治療前のカウンセリングで相談してみてくださいね(^o^)/
実際に抜歯が必要かどうかは、検査結果次第にはなりますが、二重歯列の場合は抜歯を行うことが多いため、心の準備をしておくと安心かもしれません。
もちろん抜歯せずに治療を行うことが可能であればきちんとお伝えさせて頂きますので、まずはしっかり検査を受けていきましょう(/・ω・)/
二重歯列を治したい方は天神歯科・矯正歯科までご相談ください
今回は、二重歯列の原因や4つの悪影響・治療法についてお話しました。
二重歯列は適切な治療法を選ぶことで、治すことが可能な歯並びです!
また、歯並びを改善することで、将来起こり得る悪影響も軽減することができるでしょう。
当院は、矯正専門の歯科医院として、二重歯列を含む様々な歯並びに対応させていただいております。
「歯並びをキレイにしたい!」といったご要望から「この部分が気になるけど、歯列矯正で治せるの?」というお悩みまで、カウンセリングでお伺いすることが可能です。
それぞれの治療方法についても詳しくお話しておりますので、矯正治療にご興味のある方はどうぞ気軽にご相談ください(*^^*)
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