目次
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セラミック矯正とは？
歯を削り、セラミックを被せる治療
「セラミック矯正」は「矯正」という言葉を使っているものの、通常の矯正治療とは全くアプローチが異なります。傾きや大きさなど問題となっている歯を削り、上からセラミックの人工歯を被せることで見た目を改善させる方法です。
高い即効性、しかしリスクも高い
歯を削り、セラミックの歯を被せるので、基本的な処置が数日で完了することも。通常の矯正治療は歯の傾きや位置を根本的に動かすため長い治療期間になります。セラミック矯正はすぐにでも歯並びをきれいにしたいというニーズに対応した方法ですが、ワイヤー矯正・マウスピース矯正とは違い、噛み合わせに問題がでることもあります。
芸能人の影響で若い人にも人気
白い揃った歯の芸能人のイメージから、「セラミック矯正」を行いたいと考える人も増えてきています。ただ、実際にどのような治療でどんなリスクを伴うか分からないまま、歯を削った後に後悔するケースも。
セラミック矯正のリスク
健康な歯を大きく削る
セラミック矯正ではセラミックを被せる元の健康な歯を削ることが必要となります。歯の状態によっては神経を抜いたり抜歯をする場合も。
トラブルが起きやすい
セラミックのかぶせ物は通常の歯とちがい歯の根の方向とかぶせ物の方向が異なる場合も。 見た目重視のかみ合わせへの配慮がない治療法は噛めないなどの深刻なトラブルにつながります。
長い目でみるとおすすめできない治療法
メンテナンスの頻度などでもちろん個人差はありますが、一般的にはセラミックの寿命は10年程度と言われています。セラミックが欠けたりするリスクもあります。また歯のトラブルでセラミックを付け替えるケースもあります。そのような場合、さらに自身の歯を削ることになります。最悪の場合抜歯になるケースも。長期的には費用がかさむこともあります。いろいろな側面から歯並びの治療にセラミックはあまりおすすめできません。
本来の矯正治療とは
天神歯科・矯正歯科グループでは裏側矯正治療とマウスピース矯正治療を行っています。この治療方法はワイヤーやマウスピースといった矯正装置を使用し、歯に少しずつ圧力をかけていくことで、歯の移動を促す治療方法です。矯正治療の歴史は100年以上にもなり、欧米諸国を筆頭に世界で行われています。 天神歯科・矯正歯科では矯正用のワイヤーが歯の裏側につく「裏側矯正」と透明なアライナー(マウスピース)を使用する「マウスピース矯正」を主に扱っています。どちらも、治療中に目立たない特徴があり、歯槽骨（歯を支える骨の部分）に変化を促し、歯を動かす治療です。 ワイヤーやマウスピース矯正治療では治療範囲は限定されません。前歯の部分的な歯並び補正から、口元を大きく改善する矯正治療まで、患者さまの症状と希望に柔軟に対応できます。
天神歯科・矯正歯科 総医院長のこれだけはお伝えしたいこと
長く美しい歯並びには「かみ合わせ」が重要
矯正治療は見た目はもちろんのこと歯の機能面なども非常に重要になります。 最適なかみ合わせではない場合、再び歯並びが悪くなる・顎へ負担がかかる・顔がゆがむなど様々な不調を引き起こす恐れがあります。 歯並びが気になる方は、矯正治療を考えていなくても、矯正専門医院へ一度相談に行き、ご自身の歯並び・かみ合わせについてドクターに相談することをお勧めします。
ご自身の歯を大切にしてください
天神歯科・矯正歯科では「健康」と「美しさ」には深い関係があると考えています。 歯は一度失ってしまうと取り戻すことはできません。近年ワイヤーやマウスピースの矯正治療はどんどん改善され、患者さまの負担が減り、期間についても短縮が可能となりました。セラミック矯正でなくとも長期間の治療ではなく美しい歯を手に入れることができます。