こんにちは!
天神歯科・矯正歯科です
本日は「マウスピースの通院頻度」についてお話します!
マウスピース矯正はワイヤー矯正に比べて
通院頻度が少ないと聞いたことはありませんか?
ワイヤー矯正は毎月通う必要がありますが
マウスピース矯正は基本的に数カ月に1回の通院で問題ありません。
仕事や学校に通いながら毎月通うのは難しいなどの理由から
マウスピース矯正がいいと考える方もいるのではないでしょうか。
今回は当院でのマウスピース矯正の治療の流れをお話しながら
通院頻度について詳しくご説明させて頂きます♩
当院のマウスピース矯正の治療の流れ
当院のマウスピース矯正の治療の大まかな流れは以下の通りです🙋♀️
①カウンセリング
②精密検査
③診断
④契約
⑤虫歯チェック
⑥マウスピース到着
⑦マウスピースお渡し、アタッチメントセット等
⑧基本的に2.3か月に1回の定期的な来院
(歯並びによって治療期間は個人差があります。)
⑨治療終了
①~⑤まではワイヤー矯正と共通する流れとなっております。
精密検査を行いマウスピース矯正が行える場合は契約をして頂きます。
※歯並びによってはマウスピース矯正が難しい場合もあります!!
当院では矯正治療の前に必ず虫歯がないかを確認しに一般歯科を受診して頂いております。
むし歯があった場合は治療していただき、治療終了後に矯正治療を開始する流れです。
それでは⑦以降を詳しくご説明します。
⑦マウスピースお渡し、アタッチメントセット
まず初めに治療計画をご説明させて頂きます。
治療計画はどのように歯を動かしていくかのシミュレーションです。
簡単に言うと完成予想図みたいなものです。
その際に以下の内容についても説明します。
・アタッチメント(歯の表面に装着するプラスチックの突起)の位置や数
・マウスピースの枚数
・ゴムかけやIPR(歯と歯の間のやすりがけ)の有無
基本的にはこの内容で説明し、治療計画によっては追加で説明する内容もあります。
ご説明した後でアタッチメントを装着し、
マウスピースの取り扱いの注意点と着脱方法、チューイについてご説明します。
チューイとはマウスピースと歯の密着性をよくするために噛んで使用する棒状のゴムの事です。
※下の写真の白い棒みたいなものがチューイです🐹
⑧定期的な来院
最初は⑦の後1カ月後に次の来院をお願いしております。
理由は、マウスピース矯正を始めてから
いきなり来院間隔を2.3カ月開けてしまうと不都合が起こりやすいからです。
なので最初は1カ月後に来ていただき、以下の内容を再度確認します。
・マウスピースの使用方法は間違っていないか
・一日20時間以上着用できているか
・アタッチメントは外れていないか
・チューイはしっかり咬めているか
・マウスピースと歯のフィッティングは問題ないか 等
※患者様によってはそのほかにも確認事項がある場合があります。
特に問題がなければ次回からは2.3カ月間隔で来院して頂き
治療終了まで治療を進めていきます😀
しかし、以下のような問題点がある場合は
来院間隔を2.3カ月開けると治療計画通りに歯が動かない可能性があるため
1.2カ月での来院をお願いする場合もあります😥
・注意事項や使用時間を守れていない場合
・マウスピースと歯のフィッティングが悪くなっている場合 等
逆に言えば注意事項と装着時間をしっかり守れていれば
問題なく来院間隔を2.3カ月開けることが出来ます!
注意事項を守れない場合は来院間隔が短くなるだけでなく、
治療期間も長期化する可能性があります。
また、治療計画にIPRが入っている場合、
タイミングによってはしっかり注意事項を守って頂いている方であっても
来院間隔を短めでご案内する場合もあります。
まとめ
いかがでしたか?
マウスピース矯正は来院間隔が長いことをメリットととらえる方もいると思いますが、
自己管理型の装置ですので、
生活スタイルによってはデメリットが多くなる場合もあります。
私もマウスピース矯正をしていたのですが、
一日20時間以上マウスピースをつけるのは習慣化するまでとても大変でした😞
だらだらお菓子を食べながらテレビを見ることはできなくなりましたし、
友達とご飯に行ってその後カフェでおしゃべりなんてしていると
あっという間に一日の使用時間である20時間を下回ってしまいます、、、☕
しかし、習慣化できるようになると間食が減ったりいいこともありました!
私はワイヤー矯正をしていた期間もあるのですが、
好きな時に飲食ができる点で考えると
個人的にはワイヤー矯正の方がストレスが少なかったように思います。
装置の相性は人それぞれなので、
どの装置が合うかはカウンセリングの際にご相談いただければと思います🌻