こんにちは(*^^*)
福岡県の福岡市中央区天神にあります『天神歯科・矯正歯科』でございます(^_-)-☆
いつもブログをご覧いただきありがとうございます!
金属アレルギーについてよく質問をいただきますが、
金属アレルギーの方でも素材を厳選すれば、歯科矯正は可能です◎
アレルギーをお持ちの方は何を行うにしても不安がつきものですよね、、(-_-;)
今回は、金属アレルギー対応の矯正についてお話していきます。
「矯正をしたいけど、金属アレルギーがあって不安」という方は、ぜひ参考にしてください!
準備をして、歯列矯正に備えましょう!!
目次
金属アレルギーとは
まずは自分がどんな金属アレルギーのタイプなのか確認してみましょう!
金属アレルギーには大きく分けて2種類あり
『接触皮膚炎』と『全身性金属皮膚炎』が存在します。
接触皮膚炎
接触皮膚炎とは特定の物質に直接触れることで、
皮膚に炎症が起きる症状のことをいいます。
特定の物質が直接触れた肌に発疹が現れ、かゆみや痛みを伴います( ;∀;)
ネックレスやピアスなど、皮膚に触れている箇所が赤くなってしまったりすることが例としてあげられます。
全身性金属皮膚炎
全身性金属皮膚炎とは歯の詰め物や、食品に含まれる金属が体内に取り込まれて、全身に症状が出てしまう症状のことをいいます。
歯科の歯の詰め物には、金、水銀、パラジウムなどが多く含まれており、
さらにニッケル、クロム、コバルトなどを含んでいるものもあります。
食品に含まれている金属でいうと
ニッケル、クロム、コバルトなどはチョコレートやココア、豆類、貝類、香辛料などがあります(´・∀・`)ヘー
これらの金属は皮膚や粘膜、腸管、気道の粘膜から吸収されますが、汗や涙などで排出されます。
しかし、アレルギーである金属が体内に吸収されることになりますので、
その際に全身性金属皮膚炎として、全身のいたるところに湿疹や水膨れなどの症状が発生してしまいます( ;∀;)
金属アレルギーの調べ方
金属アレルギーの検査方法は大きく分けて2種類あります。
①パッチテスト
皆さんもよく聞くのはパッチテストだと思います。
パッチテストとは、金属試薬を含ませたシール状のパッチを直接腕や背中などに貼り、症状が出るか確かめる方法です。
パッチはおよそ1日~2日程貼り続けて頂きます。
アレルギー症状が遅めに出る遅延型のアレルギー反応を調べるため、
24時間~48時間必要とされてるためです!
このパッチテストでは歯科治療やアクセサリーに使用される金属16種類ほどを調べることが可能です。
しかし、直接皮膚に金属試薬を含ませたパッチを貼るため、
症状が強く出てしまうととても危険です(;゚Д゚)
パッチテストで金属アレルギーを調べる際はクリニックにしっかりとご相談をお願いいたしますm(__)m
②血液検査
文字の通り、血液を採取して金属アレルギーの検査を行います。
採取した血液から白血球を培養し、アレルギーと疑われる金属イオンを加え、その反応を見る方法です。
パッチテストとは違い、肌に直接金属成分を貼ることはないため、安全に調べることができます!
しかし、検査結果が出るまでに1週間程時間がかかり、全ての金属を調べることができないというデメリットもあります(-_-;)
そのため、血液検査を行ってからパッチテストを行う流れをとるクリニックもあるようです。
金属アレルギーでも矯正可能!選べる種類は?
最近は、金属アレルギーに対応した素材が多く取り扱われています。
マウスピース矯正
マウスピース矯正は透明のマウスピースをはめて歯を動かすため、金属アレルギーの方でも安心して矯正できます(*^^*)
ただし、マウスピース矯正でも、一時的にワイヤーを使用するケースもあります。
アレルギーのリスクを避けるためにも、金属でアレルギーが出ることを、矯正前に必ず主治医に伝えましょう( ´∀`)bグッ!
しかし、歯並びが重度の場合は、マウスピース矯正で適応できないケースがあります。
矯正方法については、お口の症状を見てご相談させていただきます。
金属アレルギーに適用できるワイヤー矯正
ワイヤー矯正は、銀色のブラケットやワイヤーのイメージが強いですが、
最近では、金属アレルギーに対応した矯正器具が増えています。
「セラミック」や「プラスチック」のブラケット
金属を使用しない、セラミックやプラスチック素材のブラケットがあります。
歯に近い色なので、矯正器具が目立たないといったメリットもあります。
チタン合金ブラケット
チタンは親和性が高く、アレルギーが出にくい素材といわれています。
ただし、チタンに対しても、アレルギーがでる方もいらっしゃいます(;´・ω・)
金属アレルギーがある方は、どの素材に反応するのか詳しく調べるとよいでしょう。
ニッケルフリーのワイヤー
ワイヤー矯正は、歯につけたブラケットにワイヤーを通して、ワイヤーの力を利用して歯を動かします。
通常、ワイヤーにはニッケルが使用されることが多いのですが、
金属アレルギーの方には、ニッケルフリーのワイヤーを使用します。
金属フリーの保定装置(リテーナー)
矯正終了後は後戻りを防ぐため、保定装置を使用します。
ワイヤーを使用するケースも多いのですが、金属アレルギーに対しては、金属を使用しない素材で対応します!
まとめ
金属アレルギーといっても、どの金属に反応するかは個人で異なります。
軽度の金属アレルギーであれば、歯列矯正で使用する装置は金属アレルギーの症状が出にくい素材とされており、
さらに口腔内も反応が出にくいとされているため、歯列矯正可能とされるケースもあります。
また、「ニッケルはじんましんが出るけど、チタンなら大丈夫」という症状の方もいます。
歯科で使用する主な金属は以下になります。
・コバルト
・パラジウム
・ニッケル
・チタン
・クロム など
パッチテストや血液検査を希望する方は、皮膚科を受診しましょう!
また、歯科医院では、歯科医師やスタッフがラテックス素材のグローブを使用しているケースがあります。
ラテックスアレルギーについても合わせて調べることをおすすめします。
歯列矯正を進める場合は、まず、どの金属に対してアレルギー反応があるのか知っておくことが重要です!!
チタン素材やセラミックブラケットは高価であるため、変更した場合、追加で費用がかかる場合がありますΣ(゚д゚lll)
できるだけ費用を抑えるためには、アレルギーが出ない素材をうまく組み合わせて矯正する必要があります。
金属アレルギーの疑いがある方は、歯列矯正のカウンセリングの前にアレルギー検査を受け、
結果を持って相談に行かれるとスムーズかもしれません(‘ω’)
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