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裏側矯正に必要不可欠なセットアップモデルとは?


こんにちは、福岡の天神にある天神歯科・矯正歯科です。最近は徐々に暖かくなってきて少し春が近づいているような気がします。
新しい環境になる前に矯正を始めようかな、、、と考えている方も多いのではないでしょうか?矯正を始める前にはお口の検査で型取りやデータとりをしますが、
そのデータはお口の中の分析やセットアップモデル作成のために使用されます。そのセットアップとはなんなのか?どのように矯正に用いられるのか?患者さんにメリットがあるのかなど、裏側矯正と一緒に詳しくお話していきます。

セットアップモデル 模型 矯正

セットアップモデルとは

矯正歯科は矯正後の歯並びをどのように予測しているのでしょうか?
セットアップモデルとは、矯正治療を行う際に必要な歯列や顎の関係などを再現した模型(モデル)のことです。矯正治療を行う術者はこのセットアップモデルを地図や設計図のように駆使してゴールである美しい歯並びを目指していきます。
従来の矯正では、患者さんの歯型取り→石膏で模型を作製→模型の歯を並べ替える
という手順でこのセットアップモデルを作製しており、時間も手間もかかっていました。
しかし、最近では小型のカメラで口腔内を撮影しPC上でセットアップモデルを作れるようになりました。

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裏側矯正とセットアップモデルの関係

裏側矯正とは、従来の表側矯正治療とは異なり、裏側(舌側)に矯正装置を配置する治療法です。
歯の裏側は表側のツルツルした部分と異なり、凸凹があったり表側よりも歯の面積が狭いため装置の的確な位置づけがとても重要視されます。そのため、より正確なセットアップモデルが必要になるのです。
患者さんの歯並びや咬合の状態を正確に把握するためには、患者さんの口腔内を正確にデータへと写し取る必要があります。最近では口腔内スキャナーを使用し小型のカメラで口腔内をスキャンすることでより正確なセットアップモデルの作成が可能になりました。従来の印象採得(型取り)に比べてこの口腔内スキャナーによるスキャンは患者さんにとってもストレスが少なく、より正確な情報を採取することがでます。
裏側矯正

患者さんのメリット

 

不安の軽減

 

矯正中の患者さんの一番の不安に矯正がうまくいっているのか?という疑問があると思います。
セットアップモデルを用いることで、治療開始から終了までの過程をシミュレーションし矯正中の歯が計画通りに動いているのか進捗状況を把握し、患者さんの来院時に伝えることでその不安を軽減することができます。

矯正期間の短縮

さらに、計画通りに無駄のない治療を行う事は矯正治療期間の短縮にも繋がります。
裏側矯正は他人からは装置が見えないとはいえ、食事の制限や発音や歯磨きのしずらさ、虫歯のリスクを考えると装置を付けている期間が短くなるのは大きなメリットと言えます。
このように、セットアップモデルを用いることで患者さんと術者との間に円滑なコミュニケーションを育むことができます。
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まとめ

最近では、見た目の美しさを保ちながら歯の矯正ができる裏側矯正を希望される方はとても多くなりました。裏側矯正では装置の装着にさらに正確さが求められるため適正なセットアップモデルの作成が必要不可とされています。さらにセットアップモデル作成のメリットは大きく、的確な治療の予測や計画を立てトラブルを回避しながら最適なルートで矯正治療を行う事が出来ます。
このように画期的な技術を使用して、患者さんと術者が協力することで健康的で美しい口元を作っていくことができます。

今回の記事裏側矯正で迷われている方の不安の解消にお役に立てましたでしょうか?まだまだ不安なことがある方や気になる事がある方はぜひカウンセリングでご相談ください。皆様からのご連絡お待ちしております。
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