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妊娠しても矯正って続けられる?つわりがあっても大丈夫?


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こんにちは、天神歯科・矯正歯科です。
今回は矯正中に妊娠が分かった場合どうすればいいのかご説明していきます。
歯科矯正を希望する患者さんは20代~30代の女性の方が多いため、矯正治療中に妊娠される方も少なくありません。
妊娠中は、つわりを始め体調不良にもなりやすいので矯正を続けられるのか不安を感じる方もいらっしゃると思います。

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矯正中に妊娠が分かったら

まず、矯正中に妊娠したことが分かった場合は早めにお知らせください。
中には安定期に入ってから知らせたい、、、という方もいらっしゃると思います。
もちろんそのお気持ちも理解できますが、妊娠中や出産後のトラブルを避けるためには早めにお知らせいただく必要があります。
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妊娠中の矯正治療

妊娠中はどのように治療をすすめていくかをご説明いたします。

①麻酔を使う処置はできなくなる

妊娠中は念のため、麻酔を使う処置を控えさせていただきます。矯正治療で麻酔を使用する処置には、スクリューを歯茎に打ちむ処置、歯茎をカットする処置、また抜歯などがあります。これらの処置は出産後体調が落ち着いてから行っていきます。
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②妊娠中の体調の変化に応じた治療

妊娠中は心身ともに体調の変化がおとずれやすくなります。状況に応じて次の来院日を伸ばしたり、期間が空いてしまう場合歯が動き過ぎたり、後戻りしないように器具を取り付けたりする場合があります。

【妊娠初期】
妊娠初期は特につわりの影響で診療中に気分が悪くなることもあります。 事前にお知らせいただければその日の処置を簡素化したり、ご気分や体調を伺いながら診療ができます。
また、つわりにも様々な種類があり治療に関するものだと、においつわり、よだれつわり、吐きつわりなどがあります。苦手なにおいや、奥に器具が入ると気分が悪くなるようであればなるべく避けて処置をしたり、よだれが溜まると気分が悪くなるようであればこまめに唾液の吸引やうがいをしていただきます。

【妊娠後期】
後期であれば横になって診療を行うことは血管を圧迫して低血圧を引き起こしてしまう恐れがありますので、座った状態で処置をさせていただきます。
もしご気分が悪くなった時は無理せずにお申し付け下さいね。

【出産後】
出産後は体調がよくなってからご来院いただきます。1,2カ月程度たって体調が戻られてからご来院ください。

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妊娠中矯正をしていて気を付ける事

お口に矯正器具がついているからといって、妊娠や出産に影響が出ることはありません。
しかし、妊娠性歯周炎と言って妊娠中特有の歯周炎には注意が必要です。妊娠中はホルモンバランスの変化で歯茎が腫れやすく、つわりなどで歯磨きが難しいのも相まって歯周病になりやすいのです。

妊娠中の歯磨きが難しい場合は

・子供用の歯ブラシや小さめの歯ブラシを使う
・歯磨き粉が苦手な場合は、子供の用の歯磨き粉やお気に入りの歯磨き粉を探したり、何もつけずに磨いても水だけでも大丈夫です
・自分がリラックスできるならお風呂でゆっくりしながら歯磨きをしてみて下さい
・歯磨きできない場合は、洗口剤でよくうがいしてもらう

などの工夫をしてみて下さい。
また、間食される際はなるべく糖分の入っていないものや、飴を無糖のタブレットなどに置き換えることでも虫歯の抑制になります。
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まとめ

妊娠中の矯正は何かと不安なこともあると思いますが、矯正中に妊娠されて出産される患者さんは珍しくありません。もし男性の歯科医師に言いづらいということであれば、気軽に受付や女性スタッフにお伝えくださいね。お電話でも大丈夫です。

出産後も子供を預けて来院するのが難しいということであれば、矯正の最終調整をマウスピースに変更する事も可能です。こちらは歯並びの状況や時期によっては出来かねる場合もありますのでご希望の場合は担当者にご相談下さい。
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