皆さんこんにちは(*^^*)
天神歯科・矯正歯科です(^o^)/
矯正治療で人気の高いマウスピース型矯正。
ワイヤー矯正にくらべて〈装置が見えないスタイルの治療法〉として支持を集めています。
マウスピース型矯正は、その名の通りマウスピースを装着して治療を進めていきますが、日中装着することに抵抗のある方も少なくないでしょう。
もし、夜寝ているときだけ装着して構わないならそうしたいところですよね(*’ω’*)
そこで今回は、歯が動く仕組みを学びながら、それに伴うマウスピースの適切な装着時間について紹介していきたいと思います!
正しい時間数や使い方を知ることで、理想とする歯並びが最短で手に入りますよ。
マウスピース型矯正について正しい知識をつけるためにも、本記事がお役に立てるでしょう!
目次
マウスピース型矯正はどんな治療?
マウスピース型矯正は、透明のマウスピース(アライナー)が装置となり、歯に装着して圧力を加えながら歯を動かしていく治療です。
ワイヤー矯正と違い、装置を歯面に固定しないことから、周囲に矯正していることがバレにくいことでも知られています。
さらに、取り外しができるため大事な日や人前で話す場面にあたっても、そのときだけ装着を避けることもできます。
非常に利便性の高いマウスピース型矯正をさらに知るために、メリットやデメリットも併せて紹介しますね(‘ω’)ノ
メリット
- 装置を装着していても周囲に気づかれにくい
- 食事中や歯磨き時に装置を外せる
- ワイヤー矯正にくらべてスポーツがしやすい(ケガを減らせる)
- 通院回数が少なめ
- 金属アレルギーの方でも安心
通常、ワイヤー矯正の場合は1ヶ月に1回の通院が必要ですが、マウスピース型矯正の場合は個人差にもよりますが1~3ヶ月に1回程度になります。
忙しくて、なかなか通院ができない方にもおすすめできる治療です。
また、装置に金属を使用しないことから金属アレルギーに悩む方にも安心して使用していただけます。
デメリット
- 長時間装着しなければならない
- 自己管理が必要
- 難症例に対応していないことが多い(症例に限りがある)
- 知識や経験のある歯科医師を選択する必要がある
マウスピース型矯正は、すべての症例に適応しているわけではありません。
「絶対マウスピース型矯正をしたい!」と思っても、適応症例ではない場合もあるため、検査のうえで歯科医師の判断が必要です(>_<)
また、マウスピース型矯正は誰でもできる治療ではありますが、計画が途中で狂ったり、思うように進まないなどエラーが起こる可能性があります。
そのため、知識や経験のある歯科医師を選ぶ必要があるでしょう。
マウスピース装着は寝る時間だけでも効果があるのか?
マウスピース型矯正では、長時間のマウスピース装着が求められます。
日中の装着も必要ですが、できれば寝る時間だけに装着したいという方も多いでしょう。
ですが結論から言うと、寝る時間だけの装着だけでは効果は現れません。
その理由は、マウスピースを装着する時間数が圧倒的に不足しているからです。
日本人の就寝時間は平均7時間半ほど。
一方で、推奨されているマウスピースの装着時間は20時間以上といわれています。
こう比較すると、就寝時間だけで補えないというのがよくわかりますよね。
しかも20時間という数字は最低ラインを示しており、適正時間は22時間であることが多いです(◎_◎;)
歯はゆっくりと時間をかけて動いていくものなので、短時間の装着では思うように歯が並ばなかったり、場合によっては後戻りしてしまったりするなど、効果が現れないでしょう。
したがって、最低でも20時間以上の装着をしていかねばなりません。
歯が動く仕組みとは?
そもそも、なぜ矯正治療で歯が動くのか不思議ですよね?(。´・ω・)?
しかもマウスピースを装着しながら、どのように歯を動かしていくのか疑問に思うかもしれません。
歯を動かすためには、歯根(歯の根っこ)の周囲にある歯根膜という薄い膜の働きが必要です。
歯根膜は歯や骨のあいだにあるクッション的な役割を担っていますが、力を加えることで圧迫された側の歯根膜が収縮し、骨が吸収されます。
そして反対側にできた隙間に新しい骨がつくられるようになるのです。
こうした動きを繰り返すことにより、徐々に歯が動いていきます。
長い時間をかけながら歯を動かすことになるため、マウスピースも長時間の装着が必要なのです!
マウスピース型矯正で効果的に歯を動かす方法
毎日、最低20時間以上の装着が必要なマウスピース型矯正ですが、補助的装置を併用することで、さらに効率的に歯を動かすことが可能です。
本来、使用するマウスピースは、矯正前の歯並びとは少しズラした状態のものを作成します。
ズラしたマウスピースを装着することで歯に圧力が加わって、歯が動いていくようになるのです。
そのため、常にズレたマウスピースを装着する必要があることから、1~2週間ごとにマウスピースを交換していく必要があります。
そんなマウスピースと併用すると効果的な補助的装置がどんなものか、以下にまとめてみました。
アタッチメント
アタッチメントは、歯面に固定するプラスチック製の部品のことです。
マウスピースを装着する際に引っかかりをつくることで外れにくくなり、より効果的に歯を動かすことができます!
アタッチメントの形はさまざまあり、どのように動かしていくか流れを把握しながら設定しなければなりません。
そのため、症例によって使用する種類が異なります。
効果的に歯を動かす装置として非常に有効ですが、注意点もあります。
アタッチメントを固定すると、突起物が気になってしまい必要以上に舌で触って粘膜を傷つけてしまうことも…。
ただ、徐々に慣れていきますので大きな心配はいりませんよ(*^^*)
顎間ゴム
顎間ゴムとは、上下の噛み合わせを治療するために使用する医療用ゴムのことです。
使用法としては、歯がキレイに並んでから最終調整をする際に顎間ゴムを使用することで仕上げをしていくイメージです。
歯列矯正は、見た目の美しさもゴールですが、噛み合わせなど機能面の改善も視野に入れながら治療を進めていきます。
そのため、顎間ゴムを使用することで、さらに美しい理想的な歯並びに仕上げることができるのです。
顎間ゴムもアタッチメントと同じく、用途によって種類はさまざま存在します。
担当医と相談しながら活用するか決めてみるといいでしょう(^^)/
マウスピースを短時間しか装着しなかったらどうなる?
「補助的装置があるならマウスピースの装着時間が短くても大丈夫かも!」
そう思われる方もいるかもしれませんが、その考えはアウトです!
いくら補助的装置を併用したとしても適切な時間を守らなければ、悪影響が出てしまうのは必至。
以下のようなデメリットに陥ってしまうかもしれません!
治療期間が延長してしまう
適切な装着時間を守らないことで、予定していた治療期間から大幅にズレてしまう恐れがあります。
歯が思うように動かないせいで、新しいアライナーが合わずに治療の流れが滞ってしまっては予定通りの期間に治療を終えることができません。
時間だけが経過していくのはもったいないですし、歯が理想通りに動かないことはストレスの原因にもつながります。
後戻りの可能性
治療期間が延長されるだけではなく、せっかく動いた歯が後戻りしてしまうケースもあります。
歯が動くと骨の状態が不安定になることから、マウスピースを装着しないと後戻りが発生しやすいのです。
これも時間のムダになりかねないので、マウスピースは日ごろからつけておく習慣を身につけておきたいですね。
歯根露出になりかねない
普段から短時間での装着が続くと、次に予定しているアライナーがうまくはまらず、必要以上に圧迫される危険性が予想されます(+o+)
そうすると、圧迫された歯が強い力に耐えきれず、根元の歯ぐきが下がってしまう可能性が高いのです。
歯ぐきが下がれば見た目の悪さだけではなく、むし歯のリスクにもつながり、大変危険です。
マウスピース型矯正でお悩みであれば当院のカウンセリングへお越しください
今回は、マウスピース型矯正について装着時間の大切さをお伝えしました。
マウスピースの装着時間は最も重要であり、いわば理想の歯並びを実現できるかどうかのカギを握っています。
適切な装着時間を守りながら、効果的に歯を動かしていきましょう!
当院では、マウスピース型矯正の知識や経験のある歯科医師が在籍しています。
気になることや疑問、不安なことなどがありましたら、いつでもご相談ください!
まずは、お話だけでも聞いてみたい!という方には、カウンセリングの場を設けていますので、ぜひ活用していただけるとうれしいです(*^^*)
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