こんにちは!
天神歯科・矯正歯科です🦷✨
本日は「ゴムかけをさぼるとどうなる?」についてお話させていただきます!
矯正治療中に上下の装置間に装着する顎間ゴム。
付け替えの面倒さや、見た目が気になるからという理由でさぼっていると矯正治療に大きな影響があります😨
今回は、ゴムかけの目的やさぼったときの影響について詳しく解説します。
これから矯正治療をする方、矯正治療中の方はぜひ参考にしてみてくださいね😊
目次
ゴムかけは何のために行うの?
ゴムかけでは、上下の歯列それぞれ離れた矯正装置をまたいで、
医療用の小さな輪ゴムをかけることで歯を移動させます。
そもそもゴムかけは何のために行うのでしょうか?
ここでは、ゴムかけの目的について解説します。
上下の噛み合わせの調整
ゴムかけの大きな目的は、上下の噛み合わせを調整することです!
ブラケットやマウスピースによる矯正装置は歯の前後左右の動きを調整できますが、
垂直方向に歯を動かすことには向いていません。
上下の歯の間に隙間があるような場合は、
噛み合わせを調整するためにゴムかけによって歯を引き出したり、
傾いた歯を起こしたりする必要があるでしょう🧐
歯の微調整
ゴムかけによって、ブラケット装置やマウスピースだけでは調整しにくい細かい歯の移動が可能です!
上下の装置にゴムをかけることで、ゴムをかけた歯を前後に移動させます。
ゴムは種類によって強度が異なり、歯の状態に合わせて歯科医師がゴムを選びます。
見た目だけでなく、良く噛めるなどの機能性の高い歯並びを目指すには、ゴムかけは必要不可欠なものです。
ゴムかけはいつ行うの?
ゴムかけを行う時期や期間は歯並びの状態によって異なります。
多いケースでは、歯がきれいに並んできた治療の中期~後期の期間に噛み合わせや微調整のために歯科医師から指示されます。
また、ゴムかけが必要な期間についても人によってそれぞれで1~2か月でいい方もいれば、1年以上必要な方もいます。
ゴムかけの装着時間は歯科医師の指示にもよりますが、
一般的には食事や歯磨きの時間を除いて一日20時間以上の装着が望ましいとされています。
ゴムかけをさぼったらどうなるの?
ゴムかけのゴムは毎日自分で取り換える必要があり、手間を感じることもあるでしょう。
また、痛みや見た目が気になってつい外してしまいたい気持ちになる方も少なくないと思います。
一見地味なため、「やらなくても変わらないのでは?」と思われるゴムかけですが、
さぼってしまうと治療に大きく影響してしまいます😓
治療が長引く
ゴムかけを指示通りに行わないと、治療期間が長引きます。
ゴムかけをしないと治療が計画通りに進まないため、いつまでたっても歯並びは変わりません。
治療が長引くと矯正装置の煩わしさから解放されません。
治療を予定どおり完了するためにもゴムかけは重要な治療になります!
痛みが長引く
ゴムかけの始める頃は痛みがありますが、およそ1~2週間で慣れてきます。
ゴムかけをしないほど痛みはいつまでも続くので、手間や痛みを乗り越えて習慣化していけるといいですね!
痛みがひどいときは歯科医師に相談してみましょう。
痛み止めの処方やゴムの種類を変えるなどの対応によって、痛みが楽になる可能性があります。
仕上がりのクオリティに影響する
ゴムかけは最終的な歯並びや噛み合わせのクオリティに影響します😯
矯正用のゴムを使用することで細やかな歯の移動が可能となります!
見た目のきれいさと正しい噛み合わせのためには、歯の微調整が重要です。
また、噛み合わせは歯の寿命や頭痛、肩こり、顎関節症などの体にさまざまなところに影響を与えます。
せっかく高額な費用で矯正をするなら、きれいな歯並びだけでなく、良く噛める噛み合わせを目指しましょう‼
まとめ
矯正治療におけるゴムかけは、治療期間の延長や仕上がりに大きく関わってきます⚠
ゴムは毎日自分で取り換える必要があり、大変だと感じる方も多いでしょう。
しかし、ゴムかけをしなければ治療計画通りに歯が動かず、
結果として時間と費用が余計にかかってしまう恐れがあります😓
理想的な歯並びになった自分を思い浮かべて、毎日のゴムかけを頑張っていきましょう!